1940年11月27日生まれで香港人のブルース・リー。(李小龍)
武術家から世界的なスターになりました。
でもその命は短く1973年7月20日32歳の若さで、突然の死を迎えてしまいました。
世間ではブルース・リーの死因について、色々な噂があります。
今回はブルース・リーの死因と、息子の死との関係など調査してみました!
ブルース・リーの死因の真相とは?
まずはブルース・リーの死因は病気なのか暗殺なのか、さまざまな憶測が飛び交ってます。
そこには香港の芸能界の事情も絡んでるという話もあり、さらにややこしいです。
息子の死も事故なのか暗殺なのか、その辺りも見ていきましょう。
ブルースリー 死因が知りたい
どんだけ調べても
説が多すぎて(‘A`)— 片桐えりりか (@eririka2012) December 24, 2014
ブルースリーの死因より謎なものってないよね。
馬鹿みたいに大麻食べて脳が腫れて死んだらしいけどかなり曖昧。そうなると世界で唯一大麻で死んだ人になるね
息子みたいにどうにか殺されたか死んでなかったんじゃないか。— きくじろう (@FukuiKikujiro) June 5, 2019
ブルース・リーの公式の死因は「脳浮腫」
ブルース・リーの公式な死因の発表は脳浮腫とされています。
脳浮腫とは、脳組織に含まれている水分量が、増加している状態の事です。
頭蓋内圧が亢進したことにより、脳幹が圧迫し死亡したと考えられています。
脳浮腫になった原因は、背中の古傷に長年使用していたとされる痛み止め薬と、その晩に服用したとされる頭痛薬の副作用だといわれています。
一部でブルース・リーの脳に腫瘍があったのではないかというものも現れ、薬が作用して破裂をし、脳浮腫になったとする説も出てきました。
そのため1973年9月香港政庁は死因究明の裁判を開きました。
正式な判決は死因不明とされ、脳浮腫が起きた原因の確定はされなかったようです。
ブルース・リーが亡くなった当時の様子
ブルース・リーは念願のハリウッド初主演「燃えよドラゴン」が製作されて、公開される前になくなりました。
当時ブルース・リーは香港で、プロデューサーのレイモンド・チョウと次の映画のミーティングをほぼ1日中しており、かなり多忙でした。
その上トレーニングもしたり、やる事も山積みだったようです。
体重も痩せていたようですし、疲労していたのではないかと思われます。
2ヶ月前から健康上の問題が発生していた
ブルース・リーは死の2ヶ月ぐらい前の1973年5月10日に、スタジオで意識不明の重体となりました。
病院に運ばれて2時間後に回復しましたが、そのまま入院しました。
13日には退院し、そのあと渡米し精密検査を受けましたが何も異常がなかったそうです。
ブルース・リーが死亡した日
死亡した当日の1973年7月20日ブルース・リーは、妻のリンダ・エメリーに連絡を入れて、女優のベティ・ティン・ペイの自宅にプロデューサーのレイモンド・チョウと行きました。
打ち合わせをした後にレイモンド・チョウは他の人と外食するため、ベティ・ティン・ペイの自宅を後にしました。
突然頭痛を訴えたブルース・リーは、ベティ・ティン・ペイにもらった鎮痛薬を飲んだあと、軽く眠ると言って横になりました。
数時間経っても夕飯に起きてこないブルース・リーの様子を見に行ったところ、意識を失っているのを発見したそうです。
ベティ・ティン・ペイは、レイモンド・チョウを呼び出し、蘇生を行いましたが失敗しました。
医者を呼び10分間ほど蘇生しましたが、意識を取り戻さず、救急車で病院に運ばれた時には、すでに亡くなっていました。
葬儀は香港とシアトルで行われ、香港の葬儀では、数万人のファンが参列したそうです。
ブルース・リーの死と関係?謎すぎる息子の死
ブルース・リーの息子のブランドン・リーは1993年に28歳の若さで亡くなりました。
撮影中に銃弾が入ってないはずの銃に実弾が入っていて、撃たれてしまったからです。
事故死とされていますが、ブルース・リーに恨みをもつ者による計画的な暗殺ではないかと噂されています。
また1993年アメリカで製作されたブルース・リーの伝記映画「ドラゴン/ブルースリー物語」で、息子のブランドン・リーの死を予言していたとされています。
その映画はブルース・リーは生まれた時から、悪魔の幻想に支配され、その悪魔にブルース・リー自身のお墓を見せられたりします。
その後ブルース・リーに飽きた悪魔は、息子のブランドン・リーを標的にするという内容です。
2人の死に関係ないとは思えない映画です。
今日 GETしたブルーレイ
「ドラゴン ブルースリー物語」です。 pic.twitter.com/t56SEelAvb— てっちゃん (@tetsuya0810_37) July 12, 2020
ブルース・リーは香港マフィアに暗殺された?
香港の芸能界は、裏社会との繋がりが強いようです。
売れっ子芸能人にもなると金銭目的でマフィアに狙われるそうです。
ブルース・リーもマフィアから何かを持ちかけられたかもしれません。
それを断り暗殺された可能性もあるんじゃないかと言われています。
アグネス・チャンの意味深な発言
ブルース・リーとの映画の共演を控えていたアグネス・チャンは、テレビの番組で司会者に、死因の真相について尋ねられました。
その時に「ブルース・リーの本当の死因の真相は、香港の芸能人なら誰でも知っているが、命がほしいから言わない」と答えました。
「命がほしいから言わない」という事は、話すと誰かに命を狙われるという事ですよね。
暗殺の可能性があるかもしれないという意味深い発言です。
ブルース・リーの死因にまつわる都市伝説7選
死因に関する科学的根拠が乏しいため、さまざまな都市伝説といわれるものが噂されています。
ブルース・リーは生前に「自分は早死にする」とインタビューに答えていました。
実際に早死にしたことから、陰謀に拍車がかかりました。
それでは7つの都市伝説を見ていきましょう。
都市伝説①香港で広まった不吉な噂
香港ではブルース・リーがなくなる数ヶ月前に不思議な事が起きていました。
ブルース・リーがまだ生きている時に、どこからか死んだという情報が流れたそうです。
大手の新聞社の人達も信じてしまって、実際にブルース・リーが目の前に現れるまで、死んだと思われていたようです。
どのような理由が出回っていたのかわかりませんが、信憑性のあるような内容だったのでしょうか。
都市伝説②三合会黒幕説
三合会は香港を拠点にしている犯罪組織です。
その当時三合会は映画スターに、みかじめ料を請求していました。
ブルース・リーは、このような要求に応じなかった事から暗殺された可能性があるという説です。
ブルース・リーがまだ生きている頃に、死んだと情報を流したのも三合会の可能性があると噂されています。
都市伝説③武芸界の達人黒幕説
ブルース・リーは、分け隔てなく外国人にも中国武術を教えていました。
中国でNO.1の有名な武芸界の達人は、中国秘伝のものを外国人に教える事をよく思っていませんでした。
意見が対立していた事から、達人はブルース・リーを懲らしめてやろうと闇試合で対決しました。
ブルース・リーが凄まじい速さで、すぐに達人を倒したそうです。
達人は肋が折れ武芸界の達人としての評価も下がり、ブルース・リーに恨みを持ちマフィアに暗殺を依頼したという説です。
都市伝説④ブルース・リー黒幕説
ブルース・リーを殺したのは、ブルース・リーといわれる説です。
死んだように見せかけて、実は生きてるというのです。
ブルース・リーが消えた理由は、三合会に命を狙われていたからというものと、重圧から逃げたかったからではと言われています。
有名人が死ぬと実は生きてる説みたいな話が出てきますよね。
都市伝説⑤古代中国の悪魔のしわざ
古代中国には息子を男の子の名前で呼ばなければ、男の子の魂を盗む霊から守られるという言い伝えがあり、ブルース・リーの両親は守っていたそうです。
ブルース・リーの前に男の子を失っていた両親は、ブルースリーの事を女の子の名前で呼んでいたようです。
両親はブルースリーに何かが取り憑いていると信じていて、ブルース・リーと息子のブランドン・リーの死もあり、「ブルース・リー家の呪い」と噂になります。
またブルース・リー自体もブランドン・リーを守るために魔術を使っていたという噂もあります。
ブルース・リーは「自分は早死にする」と生前話していたのは、自分の命と引き換えに息子を守ろうとしていたのかもしれません。
都市伝説⑥筋弛緩薬や覚醒剤
司法解剖をしたところ、微量の大麻も検出されました。
病理医によると、「この程度の量の大麻であれば、死因に直結しない」と判断したそうです。
ブルース・リーの兄の李忠琚の証言によると、「ブルース・リーは大麻を吸う習慣があったが、1ヶ月前に会った時には、心身共に変わった様子はなかった」と話しています。
またブルース・リーの友人で武道家のチャック・ノリスは 「ブルース・リーは筋弛緩薬を飲んでいた」と発言し、「死因の原因じゃないか」と話しています。
その他健康のために飲んでいたサプリや、体型維持のために覚醒剤を使用していたという噂もあり、それが死因ではないかというものまであります。
都市伝説⑦売春婦陰謀説
売春婦陰謀説というのは、売春婦に強力な媚薬を盛られてしまったという説です。
ブルース・リーが媚薬の影響で自制心を失ってしまい暴力的になったという事になっています。
そのため売春婦は自分の身を守るため殺害したのではないかというものです。
死亡した日はベティ・ティン・ペイの家にいたので、この話は陰謀の可能性が高いですね。
2006年にベティ・ティン・ペイは「自分はブルース・リーの愛人だった」と話してます。
腹上死の説もあり、売春婦ではなくベティ・ティン・ペイではないかとの噂もあります。
しかし「死亡した日にブルース・リーとの性行為はなかった」と、ベティ・ティン・ペイは証言しています。
ブルース・リーの本当の死因は癇癪だった?
ブルース・リーの本当の死因は、癲癇が最も有力とされています。
ブルース・リーは頭痛を訴えていました。
トレーニングや映画の打ち合わせで多忙を極めていたので、眠るために鎮痛薬を飲んでいました。
その鎮痛薬の影響で神経が興奮してしまい、癲癇を起こしたのではないかと言われています。
【衝撃】ブルースリーの死因が脳浮腫は嘘?息子の死との関係など真相を徹底調査!まとめ
ブルースー・リーの死因は癲癇が最も有力と言われていますが、さまざまな憶測が飛ぶなか未だに謎に包まれたままの部分も多く、暗殺である可能性も残されています。
息子も事故と言われてますが、不可解すぎるので暗殺の可能性もあります。
もし本当に暗殺なら、今後このような事が起こらないでほしいと願うばかりです。
若くで亡くなってしまいましたが、偉大なスターだった証はこれからも映像で残り続ける事でしょう。