「男の人っていつもそうですね」の元ネタは一体なに?抱かせろ太郎とは誰のこと?

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インターネットサイトや無料アプリには、たくさんの広告が載せられていますよね。

飛ばし読みしたり、出てきた瞬間×を押して消す人も多いでしょう。

しかし、2021年8月あたりからある広告が注目され、様々なキャラとのコラ画像が作られるようになりました。

そんな話題の広告について、ご紹介します。

”男の人っていつもそうですね”はなんのセリフ?

話題になっているのは、以下のようなセリフの漫画のシーンの広告です。

「抱かせろ」

「っ…!!」

「男の人っていつもそうですね…!私たちのことなんだと思ってるんですか!?」

この「男の人っていつもそうですね」というセリフが爆発的に広がり、ネットミームとなりました。

ネットミームとは、インターネットを通じて様々な人が模倣をして広がる、ネタ要素の強い動画や画像、文章のことです。

いったいこの「男の人っていつもそうですね」というセリフの元ネタはどんな漫画なのか、このあとどのような展開になるのか調査しました。

元ネタはどこから出てきた?

このネットミームの元ネタになったのは、「ノクターンノベルズ」にて公開された人気小説「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」のコミカライズ版のネット広告です。

ノクターンノベルズは、「小説家になろう」に投稿された男性向け官能小説サイトなので、卑猥なシーンが多々あるはずですが、このネット広告については爆発的にコラ画像が作られました。

ネット広告内でやり取りをしているのは、主人公の武村雄介と、ヒロインの藤野深月です。

「ゾンビのあふれた世界で…」原作のストーリー展開とは?

ネットミームである「男の人っていつもそうですね」の元ネタ、「ゾンビのあふれた世界で…」はどのようなストーリーなのでしょうか。

タイトルを見る限り、自分以外の全人口がゾンビになってしまったというホラー漫画のような気がしますよね。

実際は、町中にゾンビがあふれていて、主人公の雄介以外が外に出ると、ゾンビに食い殺されてしまうという世界での物語なんです。

つまり、雄介以外にも人間はいるんですね。

ある日、雄介は不審な男に襲われ、体調が悪くなり家で寝込みます。

3日後に起床した雄介は、インターネットで、世界にはゾンビがあふれて社会が崩壊していることを知ります。

しかし、なぜか外に出た雄介を襲うゾンビはいないことに気づき、街を探索します。

そして、ヒロインの深月たちを見つけ、雄介から食料を調達してもらうという間柄になりました。

広告のセリフはどこで出てくる?

問題の「男の人っていつもそうですね」は、どういう流れで出てきたのか気になりますよね。

前述したように、ゾンビのあふれる町では雄介だけが歩き回ることができます。

ある日、雄介が深月たちの食料を持ってくるのをうっかり忘れてしまいました。

そこで、食料を求める深月に対し、雄介は「抱かせろ」と言い放ったのです。

その言葉に対し、深月は、「男の人っていつもそうですね…!私たちのことなんだと思ってるんですか!?」と拒否反応を示しました。

しかし雄介は、綺麗な状態でゾンビ化した隣人を性のはけ口としていたので、深月を本気で抱きたいというつもりはなかったようです。

この後の展開はどうなる?

雄介は深月にそこまでの感情を持っていなかったため、実際に抱くことはありませんでした。

深月は、雄介に対し一時は敵対心をもち、錯乱してゾンビがいるエリアに出ていったりしてしまいます。

しかし、雄介が深月たちを助け、深月の弟たちにも優しく接したため、深月の心は揺れ動き、最後には深月の意志で雄介に抱かれることになります。

話題の広告と言われるようになった経緯は?あだ名も話題に!

「ゾンビのあふれた世界で…」は、なろう小説をコミカライズした上に、ゲーム化もされ、大ヒットしました。

そのため、雄介の「抱かせろ」という直球なセリフと、「男の人っていつもそうですね」という深月の返答の広告も、有名になっていきました。

なんと、「男の人っていつもそうですね」のTwitter広告は、いいねが6万以上ついています。

そんな中、二人につけられたあだ名や、ネットミームと化した「男の人っていつもそうですね」がどのようなコラ画像に作り替えられているのかご紹介します。

「ゾンビのあふれた世界で…」は漫画版も人気?

「ゾンビのあふれた世界で…」のコミカライズは電子書籍でしたが、なんと単行本でも出版するに至りました。

単行本の帯には、「男の人っていつもそうですね」の場面が描かれています。

ネット広告1つで、300万ダウンロード突破するなんて、単行本化されるのもうなずけますね。

COMIC ZIN調べでは、今年の2月28日~3月6日までの売上第4位に「ゾンビのあふれた世界で…」がランクインしています。

単行本の売上も上々だったんですね。

藤野深月はネット上では抱かせろちゃん?

「抱かせろ」というセリフは、あまりに直球で記憶に残りやすいため、藤野深月は「抱かせろちゃん」と呼ばれています。

三日月型のヘアアクセサリーがトレードマークです。

一説には、「藤野深月」という人物名よりも「抱かせろちゃん」の名前で呼ばれているといいます。

もはやタイトルのように、「抱かせろちゃん」と呼ばれているんですね。

抱かせろ太郎というあだ名も話題に!

なろう小説では男性主人公に「太郎」をつけるのが一般的ですが、ご多分に漏れず武村雄介も「抱かせろ太郎」と呼ばれています。

どアップの顔にかぶりぎみの太字の「抱かせろ」は印象が強いですし、抱かせろ太郎と呼ばれても不思議ではありません。

「抱かせろちゃん」は漫画のことを指しますが、「抱かせろ太郎」は「抱かせろ」という広告のコラ画像を指すことが多いようです。

ということで、Twitterには「抱かせろ太郎」があふれています。

“男の人っていつもそうですね!”のパロディー7選

先述したように、男の人っていつもそうですねのコラ画像はネット上にあふれています。

その中で有名なものを7つ厳選しました。

面白いので、電車の中などでは見ないようにしてくださいね。

①ボーボボ

「ボボボーボ・ボーボボ」とは、マルハーゲ帝国の皇帝が結成した毛狩り隊と、鼻毛真拳の使い手であるボボボーボ・ボーボボが戦う不条理ギャグバトル漫画です。

名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ボーボボの抱かせろ太郎コラはこちらです。

ボーボボと首領パッチのシーンに変わっています。

婚姻届まで握りしめているのが面白いですね。

②ガンダム

「機動戦士ガンダム」を知らない人はいないと思います。

宇宙戦争を舞台に、リアリティーあふれる人間ドラマや、「モビルスーツ」での戦闘シーンなど、日本におけるロボットアニメの先駆けです。

登場人物も多いのですが、どんな抱かせろ太郎コラ画像になっているのでしょうか。

ツイ主さんの言うように、「ガンダムW第1話」で、ヒイロが初めて出会ったリリーナに、「お前を殺す」と唐突に宣言していました。

しかし抱かせろ構成だから、これも抱かせろ太郎コラってことにしましょう。

③遊戯王

カードゲームが爆発的にヒットしている「遊戯王」。

ある日、心の中に別の人格を持った主人公が、悪人に闇のゲームを執り行い、負けたものに恐ろしい罰ゲームを与えていくというダークファンタジーです。

「遊戯王」ではどんな抱かせろコラがつくられているんでしょうか。

カードゲームネタですね。

遊戯王の世界に抱かせろちゃんが紛れ込んでいます。

粗めのコラですが、クスッとしてしまいますね。

④鬼滅の刃

爆発的大ヒットで知る人のいない「鬼滅の刃」。

そんな「鬼滅の刃」も抱かせろ太郎コラを作られてしまいました。

さっそく見てみましょう。

最後の追い討ちをかける「鬼」がツボに入ってしまうくらい面白いですよね。

抱かせろの構成をそのままに、キャラをそっくり入れ替える、見事な抱かせろ太郎コラですね。

④エヴァンゲリオン

「機動戦士ガンダム」に次いで人気のあるロボットアニメ「エヴァンゲリオン」。

大災害「セカンド・インパクト」が起きた世界が舞台で、14歳の少年少女が、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなり、謎の敵「使徒」との戦いを繰り広げます。

ガンダムのコラはアニメのエピソードそのままでしたが、エヴァンゲリオンではどうでしょう。

なんと、ガンダム同様、アニメのエピソードそのままになってしまってます。

しかし、抱かせろ構成で、絵も綺麗なので、素敵なコラ画像ですね。

⑥ウマ娘

ウマ娘プリティーダービー、略称ウマ娘は、スマートフォン向けの育成シュミレーションゲームです。

実際の競走馬を擬人化した「ウマ娘」を育成して、レースでの勝利を目指します。

漫画化、アニメ化もされています。

女の子だらけのウマ娘ですが、どんな抱かせろコラになっているのでしょうか。

「いや、それが競馬だから」とツッコミたくなるような内容でしたね。

「前半に飛ばす馬」と冷静に答えてあげたいです。

⑦工業高校系

「工業高校系」というのは、工業高校でありがちなシーンを抱かせろ構図にしたものです。

4.5万以上のいいねがついているこのツイート。

同じ経験のある高校生が多いのかもしれませんね。

セリフをいじった部分だけフォントが違うのも、ジワジワくるポイントですね。

“男の人っていつもそうですね”と抱かせろ太郎のまとめ

“男の人っていつもそうですね”は、電子漫画「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」の広告に使われたシーンに出てきたセリでした。

また、その広告のインパクトが強かったため無数のコラ画像が作られ、主人公は「抱かせろ太郎」、ヒロインは「抱かせろちゃん」と呼ばれていることがわかりました。

自分の好きな漫画やアニメも抱かせろコラされていないのか、探してみるのも楽しそうですね。