ドラゴンカーセックス(ドラゴンカーセカッス)という言葉を知っていますか?
ドラゴンと車がセックスしている、という意味の言葉です。
一体何を言ってるの?と思うのは当然です。
ドラゴンカーセックスは欧米で人気となっている特殊な性癖なのです。
今回はドラゴンカーセックスがなぜ人気なのか、その理由をまとめました。
特殊な性癖!?ドラゴンカーセックスについて
ドラゴンカーセックスという言葉から、どんなものを連想するでしょうか。
カーセックスというからには、車での性行為を思い浮かべることはできても、その前の「ドラゴン」という言葉が引っかかる方も多いのではないでしょうか。
ドラゴンカーセックスはアメリカから日本に入ってきた特殊性癖のことで、空想上の生き物であるドラゴンと車がセックスしている場面を表現した言葉なのです。
ドラゴンカーセックスの意味
カーセックスは車の中での性行為を指す言葉ですが、ドラゴンカーセックスはドラゴンが車と性行為に及ぶことを意味します。
ドラゴンカーセックスは和製英語で、英語では”dragons having sex with cars”と表現します。
ドラゴンカーセックスの由来とは
ドラゴンカーセックスという特殊性癖はどのようにして誕生したのでしょうか。
ドラゴンカーセックスの由来として知られているのは、欧米の規制が厳しすぎたために生み出されたというものです。
欧米の規制が厳しすぎの末に生まれた?
欧米では日本よりも性表現に対する規制が厳しいのが現状です。
アニメや漫画など、子どもが触れるコンテンツで性的な表現があることは、子どもに有害な影響をもたらす恐れがあるとされているためです。
特に18禁(R-18)関連のものは厳しく規制がかけられています。
青年向けの本を所持しているだけで警察のお世話になった事例もあるほどなのだとか。
そのような背景があるため、ドラゴンカーセックスは風刺として誕生したと言われています。
というところでしょうか。
しかし、この「規制が厳しすぎた説」は実際はデマなのです。
確かに欧米は日本よりも規制は厳しいのですが、欧米でもごく普通のR-18漫画やイラストは存在します。
あくまでも一部のフェチによる、特殊な性癖のひとつに過ぎません。
欧米は日本よりも大きなR-18市場を持っている
今でこそ厳しい規制がある欧米社会ですが、性に対しての開放的な考え方こそ自由の象徴として広められました。
これは冷戦時代に厳格な性産業規制を行う東欧に対抗する目的で広がった考え方です。
そのため、かつての名残でR-18市場は日本と比べ物にならないほど規模が大きく、そこで取り扱われる内容も日本よりも多種多様なのです。
詳しくは、この後の「欧米で人気となった理由3つ」の見出しでご紹介します。
実際には2ちゃんねるがきっかけ
ドラゴンカーセックスが生まれたのは規制が厳しすぎたからという説はデマであることをお伝えしました。
実際に日本でドラゴンカーセックスが知られるようになったきっかけは、2ちゃんねるの掲示板に立てられたとあるスレッドです。
性大国アメリカでは規制が厳しくなる前から「ドラゴン&馬車」という特殊性癖もあったそうです。
ドラゴンと車がセックスをするという衝撃的な表現は、特殊ではありつつも欧米のエロ文化に受け入れられているものなのです。
異文化のエロを目の当たりにした日本人が「規制が厳しいからこんな理解不能なエロが生まれた」とデマを信じてしまうのも無理はないでしょう。
欧米で人気となった理由3つ
そもそも、ドラゴンカーセックスはなぜ欧米で人気なのでしょうか。
人気の理由は、日本とは違うエロ文化があるためです。
ドラゴンカーセックスが流行した3つの理由をご紹介します。
理由①ドラゴン=ファンタジーな感じが面白い
ドラゴンはファンタジーの象徴とも言えるのではないでしょうか。
ドラゴンは空想上の生き物であり、古くから伝承や神話として語り継がれてきました。
鱗に覆われた大きな体を持ち、口から火を噴いたり空を飛ぶイメージは多くの人が共有するドラゴンのイメージですよね。
ドラゴンを退治に行く主人公が描かれたり、ドラゴンを仲間にして旅をする物語もあります。
そんなファンタジーの象徴であるドラゴンが、俗世的な行い(=セックス)をするのが面白いという発想が人気の理由のひとつだと考えられます。
理由②欧米では異種姦が人気
先程お伝えしたように、欧米のR-18市場は日本より大きな規模です。
日本よりも多種多様な性癖が溢れています。
その中で人気なのは異種姦で、日本よりも圧倒的に人気が高いんだとか。
異種姦とは人間と他の生物や、人間でない生物同士が性行為を行うことを指します。
日本国内ではどちらかというとマイナーな性癖ですが、欧米では人気が高く、特殊性癖の中でもポピュラーなんだそう。
人間以外の性行為を表現することや、そういう作品を見ることに抵抗感を持つ人が日本より少ないのでしょう。
日本でも動物(ケモノ)の要素を持ったキャラクターを愛好する方がいるので、通じる部分もあるかもしれませんね。
理由③獣姦と機械姦の相乗効姦果
ドラゴンカーセックスが欧米で人気なのは、獣姦と機械姦というふたつの要素を持っているためでもあります。
獣姦は人間が他の動物に対して性的魅力を感じる性的倒錯のことであり、主に人間と動物のセックスを描くもの。
一方機械姦とは機械や器具、ロボット等によって行われる性的描写のことをいいます。
もともとの意味では、いわゆる大人のおもちゃなど機械により快楽を与えることを機械姦と呼びます。
ドラゴンカーセックスでは車という無機物(機械)との性行為に興奮する性的倒錯を、機械姦と言い換えることができるのではないでしょうか。
有機物(生き物)であるドラゴンと無機物(機械)である車は、通常は生殖行為をすることはありえません。
ありえない分、フィクションで好きなように思い描けるのがフェチにはたまらないポイントかも知れません。
ドラゴンカーセックスは日本でも人気?
欧米では根強い人気のあるドラゴンカーセックスですが、日本における人気はどうなのでしょうか。
まだまだ知名度は低いため、知る人ぞ知る特殊性癖という雰囲気が強いようです。
また、「ネタ」として知っているという方も多いようです。
漫画に出てくるほど人気に!
日本ではマイナーな性癖であるドラゴンカーセックス。
しかし最近は日本でもドラゴンカーセックスという単語が広がりを見せています。
そのきっかけは漫画でした。
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「ぽちゃドラ×フォードF100」と、ドラゴンの相手の車種まで指定するこだわりっぷりのこの作品は、とあるファンにより同人誌として頒布されました。
他にも「メス白竜×フィアット500F」という作品もあります。
なんともマニアックな世界ですね。
さらに、コミックDAYSの読み切り「竜よ車よ」(野火けーたろ著)でもドラゴンカーセックスが取り上げられています。
内容はというと、ドラゴンカーセックスという特殊な性癖について熱く語る親友と、自分はドラゴンカーセックスが好みではないことを言い出せない主人公の青春コメディ。
イケメンなのに女子には興味がなく、ドラゴンカーセックスが好きな変態と思っていたら、実は親友もドラゴンカーセックスにそれほど興味がないことがわかりました。
主人公と仲良くなるきっかけとして話題にしただけ、というオチに繋がります。
つまり、マイナーな特殊性癖としてドラゴンカーセックスをネタにした漫画なのです。
ドラゴンカーセックスはSNSにも続出
InstagramやTwitterではハッシュタグが作られるほど、ドラゴンカーセックスの知名度や人気が上がって来ています。
実際に投稿されている作品をご紹介します。
グロ画像ではありませんが、特殊な世界なので閲覧注意です。
戦車×ドラゴン
(引用元:twitter)
ドラゴンが戦車に乗っかっています。
特撮映画のワンシーンのようですが、見方によっては「寝バック」しているようにも見えます。
リアルドラゴンカーセックス
— 脂酒猛畜(ヤニサケモウチク) (@vodkalover18) April 9, 2024
こちらは、CGで作られたGIF動画です。
ドラゴンが黒い車を後ろから犯しているように見えます。
コメントの中には「このGIFには結構お世話になった」という声もありました。
ネタではなく、オカズとして消費する方が実際にいるようです。
ドラゴンカーセックスでできた子
ドラゴンカーセックスでできた子だと思い至るまで暫し時間がかかった。 https://t.co/jhjNbdBK6v
— 幽玄堂(鹿) (@Yugendo) September 22, 2018
玩具売り場にある、ドラゴンの頭とタイヤが一体化した玩具です。
見つけたtwitterユーザーは「ドラゴンカーセックスでできた子だ!」とコメントしています。
ドラゴンカーセックスという言葉が広まって来たためにできる発言ではないでしょうか。
【衝撃画像】ドラゴンカーセックスは欧米で大人気
ドラゴンカーセックスの意味と欧米で人気の理由をまとめました。
ドラゴンが車とセックスをしている様子を表現する言葉で、欧米ではファンタジー要素や異種姦が好まれることから根強い人気となっています。
日本でもネタとして漫画で取り上げられ、知名度が上がってきているようです。
性癖って様々で面白いですね。
興味のある方は、検索してみてはいかがでしょうか。