臨月(妊娠後期)のオナニーはしても大丈夫!?赤ちゃんの影響がヤバい?

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妊娠中の女性は心身にさまざまな変化が起こります。

今まではなかった強い性欲を感じ、オナニーしたくなってしまうという悩みを抱える妊婦さんは意外と多いんだとか。

臨月にオナニーをしてもいいのか、赤ちゃんに影響は出ないのか不安に思う人に向けて、気をつけるべきポイントをまとめました。

【妊娠中】臨月にオナニーしてもいい?赤ちゃんに影響はある?

性欲は誰しもが持つ性的欲求です。

意外に思う人も多いかもしれませんが、妊婦さんが性欲を感じることは実は自然なことです。

しかし妊婦なのに性欲があることを恥ずかしく思ったり、オナニーしたい欲求に戸惑う人も多いのではないでしょうか。

妊娠中にオナニーをする赤ちゃんにどんな影響があるのか、そもそも臨月にオナニーしてもいいのかといった疑問に答えます。

臨月にオナニーしてもいい?

妊娠中、お母さんは赤ちゃんを健康に育むために様々な我慢をしなければなりません。

お茶やコーヒーなどのカフェイン摂取量に気を配ったり、タバコやアルコールなどの嗜好品を避けるようにします。

性的欲求についても、我慢するべきなのでしょうか。

実は妊娠の経過さえ良ければオナニーをすることに問題はありません。

妊娠初期から臨月まで、ムラムラした時にオナニーで発散することは必ずしもNGではないのです。

臨月なのにオナニーしたいっておかしい?

妊娠前後の性欲には個人差があります。

もともと淡白で性欲がほとんどなかったという人でも妊娠中性欲が強くなってしまったり、逆にもともと強かった性欲が妊娠をきっかけに減退するという人もいます。

安定期に入ると、女性ホルモンのエストロゲンの量が増加することで性欲が強くなる場合があります。

一般的に、妊娠初期はつわりなどの体調不良や、流産への不安感から心身が不安定になります。

しかし安定期に入る妊娠中期から後期にかけては体調不良が落ち着き、食欲や性欲などが戻ってくる妊婦さんが多いと言われています。

体調が落ち着き、気持ちの余裕も生まれるため、オナニーをしたいという欲求が生まれるのも自然なこと。

ホルモンの変化によるものなので、恥ずかしいことだと思ったりおかしいのではないかと不安に思う必要はありません。

妊婦さんの体験談を紹介するサイトでは、妊娠中も体調を見ながら性欲を発散させていた、という投稿がありました。

「妊娠したからって、性欲は衰えないですよね。私もそのタイプです。出産3日前まで普通にしていました」

 

「性欲爆発するし無理しすぎなければ大丈夫だと思います。ソフトにしていれば大丈夫ですよ」

無理に我慢するよりも自分で適度に発散しようと考える妊婦さんが多いようです。

臨月にオナニーして赤ちゃんに影響はない?

妊娠中にオナニーをする場合、やはり気になるのは赤ちゃんへの影響でしょう。

結論から言うと、基本的にはオナニーによる赤ちゃんへの悪影響はほとんどないでしょう。

ソフトなものであれば妊婦さんがリラックスすることで血流が促進され、赤ちゃんも健やかに過ごせると言われています。

早産や死産など出産に影響はない?

妊娠中の子宮は、赤ちゃんの成長に伴い風船のように膨らみます。

この膨らみが一時的に元に戻ろうと子宮が収縮し緊張することでお腹の張りを感じることがあります。

これは生理的は張りと呼ばれ、一時的なもので数分で治まることがほとんどでしょう。

そのほか、胎動などが刺激となってお腹が張ることもありますが、しばらく休んで治まるなら「安全な張り」と言えます。

オナニーによりオーガズムを感じると子宮が収縮し、お腹の張りを感じることがあります。

この時の張りも一過性のものであり、赤ちゃんに強い影響を及ぼすものではありません。

さらに臨月というのは、正産期(妊娠37週以降)の時期であり、いつ赤ちゃんが生まれてもいい時期です。

オナニーの影響で早産や死産になることはまずありません。

臨月でセックスしても大丈夫?

臨月オナニーと同じく、臨月にセックスをしても大丈夫なのか不安に思う人も多いでしょう。

臨月のセックスも妊娠の経過が順調で体調に気をつけながら行えば特に問題はありません。

ただし、お腹に負担がかからないような体位を選び、時間をかけずに終わらせる方が望ましいです。

途中でお腹が張ったら止めるようにすること、感染を防ぐためにコンドームを着けて手指を清潔に行うことが重要です。

妊娠中とはいってもパートナーとのスキンシップは大事ですから、妊婦さん本人の気分がよくセックスを望むのであれば、挑戦してみるのもいいでしょう。

臨月にオナニーする時の心配点や気を付ける事6点!

臨月にオナニーすること自体は必ずしもNGではありません。

しかし、やり方を間違えたり注意事項を守らないと、悪い影響が出てしまうこともあります。

臨月にオナニーをする時に気をつけるべきことをまとめました。

①イっても大丈夫?

妊娠中にお腹が張る頻度が多く、強い張りを感じると、赤ちゃんが生まれそうな状態(切迫早産)であるとみなされ、入院や自宅安静指示が出されることがあります。

生理的なお腹の張りもあれば、危険なお腹の張りもあるのです。

臨月のオナニーやセックスをして、オーガズムに達すると子宮が収縮します。

イッてしまうと、強い張りが出て良くないのではないかと気になる人も多いでしょう。

結論としては、オナニーやセックスでオーガズムを感じ多少の子宮収縮があっても、赤ちゃんに影響が出るとは考えにくいです。

陣痛の子宮収縮はもっとずっと強いものなので、赤ちゃんにとってはオーガズムによる子宮収縮は大きな負担になることはありません。

産院では、臨月に入ると陣痛を促す目的でよく運動したり、乳頭マッサージを行うよう指導されることがあります。

また「お迎え棒」と言って臨月に入った頃や出産予定日が過ぎたころにセックスを行う陣痛を促すジンクスも存在します。

臨月になっても陣痛が起こる気配がなかったり、弱い陣痛しか来ないと難産につながることも。

子宮を収縮させて陣痛を促すという意味ではオナニーによるオーガズムも乳頭マッサージもお迎え棒も同じではないでしょうか。

とはいえ、体調やお腹の張りに注意しながら、回数が多すぎないように気をつけて行いましょう。

②バイブは使ってもいい?

ひとくちにオナニーと言っても、やり方は人それぞれ。

中には道具を使いたい!という人もいるでしょう。

臨月のオナニーではバイブなどを挿入するのは避けたほうがいいでしょう。

妊娠中は腟内が充血し、多少のことでも出血しやすい状態です。

いつもより傷つきやすくデリケートなので、できればバイブの挿入は避けてほしいところです。

しかし、妊娠中もセックスすることは問題がないので、必ずしもバイブを挿入するのは禁止!というわけではありません。

どうしても使いたい場合は、激しいものではなく、ソフトに使えるものを選びましょう。

細菌感染などを防ぐため、清潔にし、コンドームを着けて行ってくださいね。

③長時間はやめておいた方がいい?

長時間のオナニーやセックスは体に負担がかかります。

体が冷えてしまうこともあるので、なるべく短時間で済ますことをおすすめします。

妊娠中はいつもより疲れやすいので、冷えないように気をつけながら、負担のかからないように行いましょう。

④手や道具は使用してもいい?

臨月にオナニーをするときは、いつも以上に衛生面を気にしましょう。

妊娠中は免疫力が低下をしています。

さまざまな感染症に対して弱くなっているので、ちょっとしたバイキンでも感染し炎症を起こしてしまうことがあります。

手の爪は短く切り、綺麗にしておきましょう。

道具を使う際も綺麗に洗い、コンドームを着けて行いましょう。

オナニー前後はしっかりと手洗いを行います。

⑤乳頭の刺激は良くない?

乳頭への刺激でお腹が張ることはよく知られています。

産後は赤ちゃんにおっぱいをあげると収縮が促進され、子宮回復が早いと言われています。

乳頭マッサージで陣痛が促進されることもあるため、触りすぎには注意しましょう。

⑥出血や張りがあった場合は?

臨月オナニーをする場合、一番気をつけなくてはならないのは体調の変化です。

オナニーやセックス中に出血や強い張りなどの異常が見られた場合には、すぐに中断して安静にしましょう。

安静にし様子を見ても痛みや出血が治まらない場合には、必ず病院を受診しましょう。

臨月のオナニーでは無理はせず、体調第一で行うことが大切です。

臨月にオナニーするメリットとは?

臨月にオナニーすることは様々なメリットに繋がります。

体調や赤ちゃんの様子を見ながら行えば、出産に繋がったり妊娠中のマイナートラブルを解消できる可能性もあります。

予定日超過している場合は出産を促せる効果も?

先にお伝えしたように、臨月のオナニーで子宮収縮を起こすことは、陣痛促進につながる可能性があります。

とくに初産婦さんの場合は、子宮口が固く予定日が過ぎてもなかなか生まれないということも珍しくありません。

42週までは正常の範囲ですが、予定日を越えると羊水量が減ってきたり胎盤が古くなるなど、子宮内の環境に変化が起こります。

大きいお腹でいつ生まれるの?と不安に思いながら過ごす妊婦さんの精神的ストレスも心配です。

陣痛を促すためにオナニーやお迎え棒を利用するのも良いでしょう。

 臨月にオナニーした後はよく眠れる?

臨月になると、様々な理由から妊婦さんの多くが不眠に悩みます。

臨月は大きくなった子宮に圧迫されて胃が潰された状態が続きます。

圧迫感から思うように食べられなかったり、消化不良で胸やけの状態が続く「後期づわり」に悩む妊婦さんも少なくありません。

また、お腹が重くて息苦しさを感じぐっすり眠れない妊婦さんも多いでしょう。

胎動が激しかったり、トイレが近い、足がつりやすいなどの理由で夜中に目が覚める回数も増えてしまいます。

臨月の寝不足の状態は産後の夜間の頻回授乳やお世話の練習のため、とも言われます

とはいえ寝不足は身体的にも精神的にも辛いものです。

オナニーをしてほどよい疲労感を感じると、気持ちもすっきりして寝やすくなるという効果があります。

ストレスを発散して気持ちが安定する?

妊娠中のオナニーはストレス発散にも効果的です。

妊娠中の大敵はなんといってもストレスです。

妊娠中はいつも以上にストレスが体に影響する上、赤ちゃんにも発育にもよくありません。

うまくストレスを発散させて、不安定になりがちな気持ちを落ち着けることが大切です。

とくに臨月になると、出産への不安感が強まりナーバスになってしまう妊婦さんも多くなります。

オナニーによってストレスが発散されることで、気持ちを落ち着けて出産に臨めるでしょう。

【臨月オナニー】赤ちゃんや出産に影響はある?気を付ける事6点とは?まとめ

臨月にオナニーしてもいいの?という疑問をまとめました。

その結論は、妊娠経過に問題がなく体調さえよければオナニーは問題がない、というものです。

衛生面や体調の変化に気を配りながらすることが大切です。

妊娠中は何かと不安になりがち。

不安を軽減させるというのは妊婦さんにとっても赤ちゃんにとっても強いメリットになります。

オナニーでストレス発散したり、リフレッシュしながら快適な妊婦生活を過ごしましょう。