ゾウやキリンなど馴染の動物はテレビや動物園などで身近に見かけますが、この世には我々が聞いた事もない生き物も確かに生息しています。
「ムババポポ」という名前は聞いた事があるでしょうか?大きな体躯の海洋怪獣だと言われています。
今回は、謎の生命体ムババポポは実在しているのか、はたまた嘘の生き物なのかなどを解説していきます。
ムババポポは嘘で実在しない?YouTubeで作られた?
海の世界というのは浮力があるため地上より大きな生物が住んでいる事があり、特に海底になるとまだまだ未知の世界とされています。
ムババポポという生き物は、海に住んでいると言われているためその身体も非常に大型だと言われているようです。
しかしその目撃情報などは少なく、実在するのかも怪しいとされている為、ここからはその真偽について確認していきます。
【写真】ムババポポはどんな生き物?
謎に包まれている生物ムババポポはペリカンとカバを足したような見た目ですが、まずはどんな生物であるのかを見て行きます。
まずは生息場所ですが、巨大な身体のため陸にあがると動けなくなってしまうようで主に海底にいる事が多いようです。
さらに写真などもほぼなく目撃情報が非常に少ない海洋怪獣で、SNSで紹介されている動画内でも見た目を「気持ち悪い」と解説されていました。
ムババポポは嘘!?実在しない生き物だった?
ムババポポの生態についてはYouTubeの「見た目がキモすぎる動物3選」にて紹介されています。
紹介をされた後に、目撃情報が極めて少なく「デマではないのかと言われているようである」と解説されています。
このように絶対にいないとは断言されてはいないものの、実在しているという確証がない嘘の生き物であるようです。
ムババポポが知られたきっかけは?
ムババポポは「かぎあな工房」というYouTubeチャンネルにて「見た目がキモすぎる動物3選」の動画内で紹介され世に知られました。
この「かぎあな工房」というチャンネルは、この他にも様々な架空の生物なども紹介されている事でも有名なようです。
チャンネル説明欄には「紹介しているのはフィクションです、今のところは・・・」という意味深な説明も掲載されています。
よってムババポポも現時点では実在していない嘘の生き物であるようで、このYouTubeチャンネル内で作られた架空の生物である事が予想されます。
ムババポポ以外にも!実在しない生物3選!
地球上には様々な生物が存在していますが、ムババポポのように現時点では実在していない嘘の生き物も多数紹介されています。
空想上の生き物ではドラゴンやペガサスのように耳馴染みのよい生物から、ムババポポのように全く聞かない生物まで多様です。
ここからは、ムババポポと同様にマイナーではありますが、実在しないとされている生き物について写真も交え紹介をしていきます。
実在しない生物①ドリトエル
ムババポポ同様に「見た目がキモすぎる動物3選」に登場する生物の中に「ドリトエル」という生き物も登場しています。
ドリトエルは鳥のクチバシにカエルのような身体を持ち、見た目が非常に不気味な生き物として紹介されています。
個体数が非常に少なく、主に水場が近い場所に生息しているとされ泳ぐ事が得意だと解説されていました。
また他の鳥との生存競争に勝てなかった結果、羽が退化してしまったとも説明されていますが、こちらも実在している生き物ではないようです。
ドリトエルについてはこちらの記事も併せてご覧ください。
実在しない生物②ナナセンワタリ
かぎあな工房のチャンネルでは、神出鬼没な海の怪物として「ナナセンワタリ」も紹介されています。
まず生息場所は海底で、全長は30mを超える超巨大生物なのだそうですが、YouTube以外で写真や目撃情報は見つけられませんでした。
ロミネシ海で発見された2日後に、7000㎞離れた海域で似た生物の目撃情報があった事から「ナナセンワタリ」と言われているようです。
このナナセンワタリは何らかの変異で巨大化したニセサメダマシとも考えられたようですが、あまりにもサイズが違うため専門家も否定しているとのことでした。
実在しない生物③ナウモラキアクス
実在しない生き物として最後に紹介するのは、「危険な海の恐竜3選」にて紹介されていた「ナウモラキアクス」です。
ナウモラキアクスは桃廊紀に生息していたとされる、全長5m程の魚竜であるとのこと。
時速80㎞の速さで海を泳ぎ獲物を捕らえていたとされ、その洗練された形状をモデルにして現在の潜水艦が作られたとも説明されていました。
まるで本当に実在しているかのような動画内容でしたが、かぎあな工房チャンネルの動画でありこちらも嘘の生き物のようですね。
実物(とされる)写真などは、目撃情報も含め見つける事ができませんでした。
実在する見た目が気持ち悪い生き物3選!生息地は?
ここまでは、ムババポポをはじめとする実在しない生き物についてまとめてきました。
しかし地球上には存在が疑わしい程の見た目をしているにも関わらず、実在している生き物も確実に存在しています。
ここからは、奇妙な見た目ですが実在している生き物について確認していきます。
生き物①フクロウナギ
フクロウナギは、深海のペリカンと呼ばれその名の通り深海に生息していますが、その生態は謎が多い生き物です。
このフクロウナギですが泳ぐ姿はめったに見られないようで、成魚になると体調は1mほどになります。
大きな口を持っているフクロウナギですが、主食としているのは小型の甲殻類のようで少し矛盾を感じてしまいます。
これは歯がとても小さく大きく口を開けられるのは、餌が少なくなった場合に大型の魚を食べるためではないかとのこと。
口を膨らませたり萎ませたりする謎の行動は、海洋学者達の見解では脅威が迫った場合に相手を威嚇させるのではないかと考えられているようです。
生き物②ミツクリザメ
見た目が奇妙な実在の生き物で2番目に紹介させていただくのは、日本や世界各地で散発的に報告されている「ミツクリザメ」です。
生息場所は表層から推進1,300m、あるいはそれ以上の深海に生息するとされ推定全長は6mほどになるとされています。
よく見られる図や写真などでは顎が飛び出ている状態が多いですが、通常時は奥に引っ込んでいるようです。
餌を狩る際にはアゴを秒速3.14mで前方に突出させ捕えているようで、その速度は魚類の中で最速だと言われています。
希少な生き物に感じられますが、実は日本でも相模湾や東京湾海底谷などの場所で定期的に漁獲されています。
生き物③センジュナマコ
次に紹介させていただく奇妙な生き物「センジュナマコ」は、奇怪ですがユニークな見た目をしている事でも有名です。
主な生息場所は海底で水深3000~5000mあたりが多いようで、その見た目から英語名では「sea pig(海の豚)」とも呼ばれています。
脚のように見える大きな管足を持ち、それを収縮させる事で歩行を行い海底の泥に含まれる有機物を主食としています。
実はこのセンジュナマコ体長が10~15㎝と小さく手のひらサイズで、見方によってはかわいいと言われる事もあるようです。
生き物④世界最小のカエル
最後は見た目の奇妙さとは少し角度を変えて、「世界一小さいカエル」をご紹介していきたいと思います。
こちら2010年にパプアニューギニアで発見されたカエルで、体長はなんと7.7㎜!人間の爪にも乗れてしまう大きさです。
正式名称を「Paedophryne amauensis(パエドフリン・アマウンシス)」と言い発見されてから日も浅く日本語名はまだないようです。
このカエルを発見した科学者は「昆虫のように鳴く」と語っており、事実その鳴き声は昆虫の羽音程度なんだそうです。
さらにカエル界だけではなく、世界中の脊椎動物の中でも世界最小だそうでこちらも驚きですよね!
ムババポポは実在しない架空の生き物だった!
今回は謎の生き物ムババポポや、その他存在しない生き物や実在している生き物についても解説してきました。
そしてムババポポは「かぎあな工房チャンネルで作られた架空の生き物」である可能性が高い事がわかりました。
しかし地球上にはまだまだ謎が多く今後の研究や調査次第では、驚くような生き物が確認される日がくるかもしれませんね。