【保育士が訴えている】保育園・幼稚園児へのひどいお弁当の体験談9選!子供が喜ぶ弁当も紹介!

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忙しい朝に保育園や幼稚園のお弁当作りをするのって大変ですよね。

でも、実は保育士さんや先生たちは「お弁当を通して家庭を見ている」そうで、実際に改善を要求されることもあるのだとか。

そう聞くとちょっと怖いですが、ちゃんとルールに則って作れば子どもも楽しく食べられる素敵なお弁当になります。

今回は、保育士さんが絶句したひどいお弁当や子どもが喜んで食べてくれるお弁当作りのコツ、現在のお弁当事情を徹底的にリサーチしてみました!

これを読んで「おいしいお弁当ありがとう!」と言われちゃいましょう。

保育園や幼稚園でもお弁当を作る?

保育園や幼稚園は、数日間の慣らし保育が終わるとついに終日の園生活がはじまります。

終日の園生活ではお昼ごはんが必要になりますが、保育園や幼稚園は学校のように給食があるのでしょうか?

それともお弁当を毎日持っていかなければならないのでしょうか?

また、知らないと困ってしまうような保育園や幼稚園のお昼ごはんの常識があったりするのでしょうか?

まずは、現在の保育園のお弁当事情をチェックしてみましょう。

保育園・幼稚園にはお弁当の日がある?

保育園や幼稚園は、実は「まったくお弁当を作らなくていい」というところは稀です。

認可保育園では「給食を提供する」と法律で定められているため、給食がメインだというところも多いですが、食育のためや感謝の気持ちを育てるため、家庭状況の把握のためにお弁当を持参する日をあえて設けているのだそうです。

認可保育園の場合は、園によりますが大体「月1でお弁当」だという園が多いようですよ。

認可外保育園や幼稚園の場合、園によっては「毎日お弁当」というところもあれば、「週に1~2回はお弁当で残りは給食」というところもあります。

最近では認可外保育園や幼稚園でもお弁当の日を希望制で給食に変更することが可能なところも多いようで、お弁当の負担が徐々に軽減しつつあるようです。

ただ、保育園や幼稚園で普段は給食をお願いしていても、運動会や遠足といったイベントの時にはお弁当は必ず必要になります。

また、アレルギーの子や好き嫌いが多くて給食が中々食べられないという子の場合は、先生から「給食をやめてお弁当にしてみては」と打診されることもあります。

子どもの健康や成長のためなので仕方がありませんが、毎日お弁当を作るのは大変ですよね。

保育園・幼稚園にはお弁当のルールがある?


お弁当のルールは保育園や幼稚園によって違い、説明会の時にあらかじめ聞くことになります。

そんなお弁当ルールの一例をあげてみると、

  • お弁当箱のかたち(四角や長方形以外は禁止):子どもが食べづらいため。
  • ランチョンマットの大きさ(20cm×30cmくらい等):食べるスペースが限られているため
  • お弁当袋の指定(巾着、ジップ形式):子どもが1人で開けられないため。
  • デザートはお菓子禁止(果物やチーズはOK):トラブル防止のため。
  • ピック禁止:危険なため。
  • 醤油さし禁止:汚れるため。ケチャップなどは先にかけておく。
  • 冷凍食品禁止(園の方針):添加物が多く含まれるため
  • ハムやウィンナーなど加工食品禁止(園の方針):添加物が多く含まれるため

等があります。

ルールにはちゃんと理由があるので、守るようにしたいですね。

保育園・幼稚園でお弁当を作るのは大変すぎ?

保育園や幼稚園のお弁当は、やっぱり作るのは大変なのでしょうか?

SNS上に溢れるママパパの声を拾ってみました。

SNS上では「早起きして作らなければいけないのが大変」という声が圧倒的に多く、冷凍食品や作り置きをうまく利用している方も多い印象でした。

それでもお弁当箱に詰める手間もありますし、忙しい朝にひと作業増えるというのはやはりつらいところがあるようです。

毎日お弁当という方でも、パターン化してしまえば楽になる方もいる様です。

 

作ったお弁当を写真に残しておけば、頑張ろうという気持ちになれるかもしれませんね。

また、後で頑張っている自分を褒めてあげられますし、思い出にもなりそうです。

毎日だと大変なお弁当も、「たまに作るくらいなら楽しい」という人は多かったです。

楽しく作ったお弁当は、子どもにもきっと伝わるはずです!

保育士さんが訴えている!実際ににあったひどいお弁当9選!

保育園や幼稚園の日に早起きして一生懸命作ったお弁当。

それでも、中には「これはちょっと…。」というような保育士さんが絶句するようなお弁当もあるようです。

そんな実際にあったひどいお弁当を、保育士さんに聞いてみました!

ひどいお弁当①手抜きが過ぎるかわいそうなお弁当

実際にあったひどいお弁当1つ目は、手抜きが過ぎるかわいそうなお弁当です。

  • 菓子パン+お惣菜
  • スティックきゅうりとミニトマトのみ
  • 焼きそばのみ
  • チャーハンのみ
  • 白ごはん+惣菜のかき揚げのみ
  • コンビニのおにぎり1つ+コンビニの茹で卵を箱ごと2つ

スーパーやコンビニで購入したものをそのままの状態で持たせていたり、ただ入れ換えただけのお弁当など、あまりにも手を抜き過ぎているものはやはりかわいそうですね。

白ごはんも入っていない野菜スティックのみのお弁当など、目を疑うようなお弁当も中にはあるとのこと。

子供がお友達からお弁当を隠すように食べる姿を見ると、やはり切なくなるそうです。

ひどいお弁当②中身がぐちゃぐちゃなひどいお弁当

実際にあったひどいお弁当2つ目は、中身がグチャグチャなひどいお弁当です。

子供達は日々元気に動き回っていて、中にはカバンを振り回して遊んでいる子もいるそう。

そうなると子供がお弁当を食べる時には、ママが作った綺麗な状態ではなくなっていることも多々あるのだとか。

また、もう少し子供が大きくなっても使えるようにと大きめのお弁当箱を使っている場合にも、中身が少ないと食べる時にはより弁になってしまうことがある様です。

さらには、キャラ弁など見た見た目を重視して隙間が多いお弁当もより弁になりやすく、中身がグチャグチャになっていることがあるのだとか。

一生懸命綺麗に作っても、予想外にひどいお弁当になってしまう可能性もあるので注意が必要ですね!

ひどいお弁当③こんなに食べきれない…大きすぎるお弁当

実際にあったひどいお弁当3つ目は、大きすぎるお弁当です。

現在の保育園や幼稚園では、食育についても力を入れて教育しているそうです。

食育の一環として用意された食事を「完食」することを伝えている園も多数あるとのこと。

そのため、自宅から持ってきたお弁当が大きく量が多すぎると、完食できずに子供が辛い思いをしたり、指導する先生にも負担になることがあるそう。

子供の普段食べている量などを考えて、お弁当のサイズも適切なものを選ぶ必要がありそうですね!

ひどいお弁当④栄養バランス無視!な手抜き弁当

実際にあったひどいお弁当4つ目は、栄養バランス無視!な手抜き弁当です

  • 白ご飯に梅干しだけ(日の丸弁当)
  • 白ご飯にミニトマトだけ
  • 白ご飯に枝豆だけ
  • 白ご飯にシャケフレークをかけただけ
  • 白ご飯にキュウリだけ

令和になっても本当に白ごはんに梅干しだけの「日の丸弁当」を持ってくるお子さんもいるそうです。

とにかく白ごはんが入っていればOKという感覚なのでしょうか!?

中には白ごはんに丸々一つみかんが入っていたこともあったのだとか。

ママが忙しいのは保育士さんも十分理解しているとのことですが、このような偏ったお弁当が毎日続くと、やはり子供達の栄養面や偏食などが心配になってしまうようです。

ひどいお弁当⑤衛生的にこれは…なありえないお弁当

実際にあったひどいお弁当5つ目は、衛生的にこれは…なありえないお弁当です。

サンドイッチやパンなどは、しっかり水切りされていない状態でお弁当箱に詰められていると、食べる時にはベチャベチャで食べれる状態でない時もあるとのこと。

また、仕切りがあまく水分がご飯やおかずに行き渡ってしまっていると、夏場などは傷んで悪臭を放っているお弁当もあるのだとか。

果物なども切ったものを入れる時には、水分が他に移らないように注意して入れる必要がありますね。

ひどいお弁当⑥子どもが開けれない弁当


意外と多いのが、この「小さい子どもが1人で開けられないようなお弁当箱を使っている」ということ。

保育園では、基本的に「自分のことは自分でやらせる」というスタイルで子どもの自然な成長を促しています。

お弁当の時も同じで、自分で食べる用意をするように言われるのですが、この時、バンダナ等でお弁当を包んでいる子は自分で準備ができずに困ってしまうことになります。

また、上蓋や内蓋がかたくて開きづらかったりすると、子どもが開けるのに失敗してお弁当をひっくり返してしまうこともあります。

せっかくのお弁当が台無しになって子どもが悲しい想いをしないですむよう、お弁当グッズを選ぶ時には次のことに気をつけるようにしましょう。

  • お弁当箱入れは巾着やジップ等の出し入れが簡単なものにする。
  • 上蓋を簡単にかぶせてゴムで押さえるようにする弁当箱や両サイドのロックを外せば簡単に開く弁当箱にする。

ひどいお弁当⑦ミニゼリーのデザート


子どものお弁当にミニゼリーを入れている家庭もあるかと思います。

頑張って食べたデザートにもなりますし、カチコチに凍らせたら夏場には保冷剤代わりにも使えて便利ですよね。

しかし、そのゼリーも、子どもが低年齢のうちはお弁当に入れない方が良いかもしれません。

というのも、ゼリー(特にこんにゃく入り)は喉に詰まらせやすく、亡くなってしまった子どももたくさんいるため、国や自治体で注意が喚起されている食べ物だからです。

どうしてもゼリーを入れたいという場合はこんにゃく入りでないものにしましょう。

また、3~4歳くらいまでの年齢だと「お友達にゼリーを食べられてしまった」「ずるいと言われた」などのトラブルの原因になることもあります。

「お弁当にゼリーを入れたい」という時は、人のものと自分のものの分別がつく年齢からにするのが無難ですよ。

ひどいお弁当⑧凝りすぎなキャラクター弁当

時間を置いてから食べるお弁当は、その置いている時間が長い分菌が繁殖しやすく、傷みやすくなってしまいます

子どもに喜んでもらおうとキャラ弁を作ろうと頑張っている家庭もあるかもしれませんが、凝ったお弁当を作ろうとすればする程、手からどんどんお弁当に雑菌が移って繁殖してしまうことになるかもしれません。

その結果、異臭を放ってしまったり、最悪の場合食中毒を起こしてしまうこともあります。

愛情たっぷりなのは良いですが、本当に大事な「健康」を損なってしまうのは考えものですよね。

「どうしても」という場合は、次のことに注意して作ると菌の繁殖を防ぎやすくなります。

  • お弁当を作る前には手をよく洗う。
  • おにぎりやサンドイッチを作る時は、ラップを使う。
  • おかずを詰める時にはキレイな箸を使う。
  • キャラ弁の目や飾りをつける時には清潔なつまようじやピックを使う。

ただ、衛生面に気を配ったからといって、凝りすぎたキャラ弁を作るというのは控えた方がよさそうです。

保育士さんによると、凝りすぎたキャラ弁が入っていると「何かコメントしなければならないのでは?」と不安になるそうです。

また、頑張りすぎたお弁当からは、「親の『いい親と思われたい』という欲がちらついて引いてしまう」と話していた保育士さんもいました。

ひどいお弁当⑨可愛いピックに刺してある弁当


刺すだけで見た目がグレードアップするため、ピックを使いたいという家庭もあると思いますが、実はこのお弁当もNGです。

実は、お弁当用のピックは誤って子どもが飲み込んでしまうという事故が起こりやすくなるとして、日本小児科学会injury alertでも取り上げられているほど危ないもの。

この誤飲の症例は1歳5ヶ月の子どもでしたが、3歳くらいの子どもでも興味本位で誤飲してしまうこともありますし、ピックが口に刺さってしまったり振り回してお友達とのトラブルになってしまったりという話も聞きます。

たくさんの子どもたちを1人で見なければならない保育士さんからすると、お弁当ピックが入っているだけで冷や汗をかく人もいるのだそう。

保育園自体がピックの使用を禁止しているところも多いですが、それにはちゃんと理由があるのですね。

ちなみに、こちらの写真のおいしそうなお弁当は保育園最後の日のお弁当なのだそう。

それくらい大きくなったら子どもも分別もついて危なくないかもしれませんが、低年齢のうちは安全のために使うのは避けることをおすすめします。

保育士さんは意外とお弁当を見ている?

いろいろな実際にあったひどいお弁当を紹介してきましたが、これらは保育士さんが実際に現場で見たことのあるお弁当です。

保育士さんたちは自分では不調などをきちんと訴えることのできない子供達のために、心と体の様子を細かなところまで日々チェックしているといいます。

ママが思っている以上に保育士さんは家庭から持参するお弁当をチェックしていると考えてよさそうですね。

園のルールを守れなかったりトラブルになってしまったりする場合、連絡帳で注意されることもあるのだとか。

それ以外にも、衛生的に良くない場合や1週間ずっと同じ手を抜いたお弁当の場合は、直接保育士さんからママに改善を促すこともあるそうです。

日頃から子供の健康や成長に目を光らせている保育士さんは、やはりお弁当にもしっかり目を光らせているようですね。

子供が喜ぶお弁当は?毎日忙しいママ・パパたちのリアルを紹介!