【保育士に聞いた】幼稚園児へのひどいお弁当の体験談5選!子供が喜ぶ弁当も紹介!

未分類
children's lunch box

子供がお弁当を持っていくならば、なるべく美味しく楽しく食べられるお弁当を用意してあげたいと思いますよね。

でもキャラ弁やデコ弁は正直忙しい朝には作るのは大変と頭を抱えるママも。

実際に忙しいママやパパは子供のお弁当をどんな風に工夫して作っているのでしょうか?

子供が喜ぶのはこれ!お弁当トラブル回避の4つのポイント

では早速子供が喜び、さらにトラブルを回避できるお弁当作りの4つのポイントを紹介していきたいと思います!

ポイント①食べやすさ

ポイント1つ目は何と言っても「食べやすさ」です。

幼児はまだまだ1人で綺麗に食べることには慣れていません。

さらに周りにお友達がいたりすると、なかなか落ち着いて食べることもできません。

そんな時に、一つまみで食べられるものや、フォークなどが刺しやすく口に運びやすいおかずは幼児でも食べやすく、周りを汚さずに食べることができます。

1人でお弁当を綺麗に食べられたという経験は、子供の達成感や成長にも繋がります。

ポイント②子供に合った量

この投稿をInstagramで見る

*ai.yrs(@bouquet0327)がシェアした投稿

ポイント2つ目は、「子供にあった量」です。

幼稚園や保育園の先生は、食育の観点からもなるべく完食ができるように促します。

そのため、普段子供が食べているよりも多い量のお弁当を持たせてしまうと、子供は無理して食べないといけない、ということにも繋がってしまいます。

先生達もせっかくお家の人が用意したお弁当ということで、完食できるように対応しようとするので量が多いとその分先生達にも負担が掛かってしまうようです。

また、早く食べ終わった子からごちそうさまをして遊びの時間に移っていくため、量が多くて食べることに時間がかかり過ぎてしまうと、子供の遊び時間も削ってしまうことも。

子供が問題なく完食できる、それぞれの子供に合わせた量にしてあげることも大切なのですね。

ポイント③彩りの良さ

ポイント3つ目は、「彩の良さ」です。

子供の食欲を促すような、食べたい!と思うような彩の良さも大切な要素です。

やはり視覚的に見て、彩豊かに作られたお弁当は大人だけでなく子供の食欲もそそります。

少なくとも赤・緑・黄色の3色は使ってあげたいところです。

可能であれば5色使うことができると、彩が豊かになるだけでなく栄養面でもアップすることができます。

幼児期は好き嫌いなどが形成される大事な時なので、彩豊かなさまざま食材を使ってあげたいですね。

ポイント④痛みにくい食材選び

ポイント4つ目は、「傷みにくい食材選び」です。

お弁当は作ってから子供が実際に食べるまで時間が空いてしまいます。

時期によっては気温や湿度が高くなり、お弁当が傷んでしまうことも考えられるので、「傷みにくい食材選び」は子供の体調面からも大切なポイントの1つです。

下記のような食材は傷みにくいと言われています

  • からあげ・エビフライ・天ぷらなど高温で中までしっかり火を通したもの
  • お酢・しょうが・梅干しなど、殺菌作用の高い調味料・食材で味づけされたもの
  • 塩や砂糖で、いつもより少し濃いめに味づけされたもの

水分が多く含む食材は食中毒菌が増殖しやすいと言われていますが、塩分や糖分が多いと塩や砂糖が水分を吸ってくれるため食材が傷みにくくなるそうです。

でも、あまりにも濃い味付けは食べ続けると体に良くないので、その辺りは注意が必要ですね。

ここまでお弁当作りの4つのポイントを見てきましたが、どれも大変な労力をかける必要はなさそうで安心しました。

少しの工夫で「ひどいお弁当」から「子供に喜ばれるお弁当」にできるのならば、是非挑戦してみたいと思いますよね!

給食が救いの手になるか?最新の幼稚園お弁当事情!

ここまで幼稚園や保育園でのお弁当について詳しく見てきましたが、給食を導入している園ももちろんあります。

お弁当を作らなくても良いとなれば、朝の忙しさも少しは楽になりそうですが給食は救いの手になるのでしょうか?

お弁当派?給食派?いいところ・悪いところをチェック!

お弁当か給食か、実際にはどちらの方が良いのでしょうか?

それぞれのいいところ・悪いところを実際に利用したママなどの意見からチェックしてみましょう!

お弁当の良い点

  • 給食費を節約できる
  • 子供のその日の体調などに合わせて献立や量を調整することができる
  • 子供の好みに合わせて作れるので子供が喜んで食べられる
  • アレルギー対応など柔軟に子供に合わせられる
  • 親子のコミュニケーションの一つになり、愛情が伝わる

それぞれの子供に合わせて柔軟に対応できるのがやはり良い点ですね、それに親からの愛情が伝わりやすいというのもいいですね。

お弁当の悪い点

  • 食材の購入・献立作り・弁当作りと手間と時間がかかる
  • あたたかい状態で食べれない
  • 夏場など傷んでしまう可能性がある

作る手間がかかるのがやはり一番大きいデメリットのようですね。

給食の良い点

  • お弁当を作らなくて良い
  • 栄養士が献立を考えるため栄養バランスが良い
  • 季節の食材などを取り入れてくれる
  • あたたかいご飯が食べられる
  • おかわりができる
  • お友達と同じものを食べるので好き嫌いを克服しやすい

一番に上がってくるメリットはやはり毎朝作らなくても良いことのようですが、他にも栄養面など良い点が多いですね。

給食の悪い点

  • 苦手なものが出た場合にあまり食べてくれない
  • 食材の原材料や調達方法などが調べにくい
  • 量を調節しにくい
  • 食中毒などの被害が広がりやすい

やはり良い点ばかりではないのですね。

給食だからといって安心というわけではない?

給食と言っても、園の中で栄養士が管理しながら準備する「自園調理」と給食センターなど外部に依頼する「仕出し給食」があります。

認可保育園の場合は、児童福祉法で「栄養管理が行われた食事のみを子供に提供する」と定められており、栄養士の監視下のもの子供の発達や成長・食育を目的とした給食が提供されるため安心感があります。

0歳児から預かることのある保育園は、離乳食など個々の成長段階に合わせ柔軟に対応してくれたり、アレルギーにも対応してくれる場合が多く安心です。

しかし、認可外の保育園や幼稚園などは給食の提供が義務ではなく、それぞれの園の判断に委ねられています。

そのため、外部の業者に頼む「仕出し給食」の場合もあります。

「仕出し給食」の場合には、どこの業者を利用しているのかによって美味しさや質にも大きく差が出るようです。

また「仕出し給食」の場合には個々の事情には対応しきれず「アレルギー対応」などを断られるケースもあるのだそう。

給食にもメリットとデメリットがある⁈結局どう選べばいい?

お弁当にも給食にも良い点と悪い点があることが分かりました。

結果的に保育園や幼稚園を選ぶ場合には、給食の園とお弁当の園どちらを選ぶべきなのでしょうか?

給食にしてもお弁当にしても、やはりそれぞれの園がどのような考えに基づいて食事の提供を行っているのかが大切なようです。

これから保育園や幼稚園にお子さんを通わせようと考えているパパ・ママは、まずは検討中の園がお弁当なのか給食なのかの事前チェックをすることをおすすめします。

その上でお弁当ならば禁止事項の有無や、給食の場合は「自園調理」なのか「仕出し給食」かのかも合わせて確認をしておくとより安心ですね。

最終的には子供にはどうするのが良いのか、パパやママの負担も考慮しながら家族でしっかりと話し合いをして決定することが大事ですね。