【スーパーフリー事件】の内容がヤバすぎる!?犯行の流れと犯人の現在は?

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スーパーフリー事件は2003年に起こった集団強姦事件です。

卑劣な手口や被害者の多さなどから大きな話題となり当時のニュースで大きく取り上げらました。

大学のサークルが起こしたスーパーフリー事件は、その内容が明らかになるにつれ世間から大きな批判を浴びています。

スーパーフリー事件の概要と事件の結末、犯人たちの現在をまとめました。

ぜひ最後までご覧ください。

スーパーフリー事件はどのような事件?概要を調査!

スーパーフリー事件とは2003年に起こった集団強姦事件のこと。

犯行の手口や被害者の多さなどで注目を集めました。

そのスーパーフリー事件とは具体的にどのようなことが行われた事件なのでしょうか。

事件の詳細を確認しましょう。

早稲田・スーパーフリー事件はなんの集団?

事件の名前にもなっている『スーパーフリー』は、早稲田大学にあったサークルの名前です。

スーパーフリーは1982年に創設されたサークルで、活動内容は主にイベント主催です。

六本木のクラブでイベントを定期的に開いていました。

しかし1999年頃からイベントで常習的に集団強姦が行われ始めました。

それまでは健全にイベント企画をしてきたスーパーフリーが変質してしまったのなぜなのでしょうか。

主犯格として逮捕された和田真一郎がサークルの代表になったことに加え『クライス』という別のイベントサークルと接触するようになったことがきっかけと言われています。

クライスではすでに輪姦が行われていて、スーパーフリーとクライスの掛け持ちをしていたメンバーが「スーパーフリーでも同じようなことをしよう」と提案したことで集団強姦が始まったそうです。

スーパーフリー事件の被害内容とは?

スーパーフリーは主に、主催しているイベントの二次会で犯行に及んでいます。

参加した女性に泥酔するまで無理にお酒を飲ませ、酔い潰れたところを集団で襲っていました。

集団強姦が始まったのは1999年頃秋からと言われており、2003年に事件が明るみになるまでの間、イベントでほぼ毎回集団強姦が行われていました。

強姦の被害者の総数は400名を超えると言われています。

スーパーフリーのメンバーである大学生たちが「ギャルは撃つための公共物だぜ」を合言葉にしていたと言います。

犯人は捕まっている?

スーパーフリーの強姦事件は2003年に明るみに出ました。

その際に当時のスーパーフリー代表であり、主犯格の和田真一郎を含めた15人が逮捕されることになりました。

早稲田大学の他にも東京大学、慶應義塾大学、学習院大学などの学生が準強姦罪で実刑判決を受けました。

和田真一郎にはこの事件で懲役14年の判決が下っています。

スーパーフリー事件の写真はある?

こちらは、サークル案内のパンフレットに載っていた和田真一郎の写真です。

ポップなデザインのページには「遊びの必修科目」「素敵な出会いが楽しめる」など学生を勧誘する文言が並んでいます。

このようにして勧誘したサークルメンバーを騙し、集団で強姦していたというのは本当に腹立たしいですね。

有名人も関わっていた?

スーパーフリーには有名人が参加していたとの噂もあります。

有名なのはフリーアナウンサーの本田朋子さんと亀井京子さんでしょう。

亀井京子さんは公式ホームページに名前が記載されていたり、読者モデル時代にスーパーフリーを紹介するコメントをしたりなどしていたそうです。

また本田朋子さんパンフレットに名前が載っていたり、逮捕された幹部と付き合っていたなどといわれています。

ただし事件への関与があった事実はなく、あくまでも噂のようです。

スーパーフリー事件という悲惨な事件に関連付けて名前が出てくることは、おふたりにも相当な迷惑でしょう。

漫画のモデルになっている

スーパーフリー事件は漫画『善悪の屑』でエピソードのモデルになりました。

漫画『善悪の屑』は2014年~2016年に『ヤングキング』で連載され、その後も第2部となる漫画『外道の歌』が連載されています。

漫画『善悪の屑』は十分な裁きを受けていない犯罪者に対して被害者の復讐の代行がされていくストーリーです。

ストーリーに登場する事件は現実の事件を元ネタにしているものが多く、その中にスーパーフリー事件を元ネタにした話も含まれています。

作中や作者のコメントなどで元ネタになる事件についての説明はありません。

しかしスーパーフリー事件のような有名な事件もあるので読者からすると「たぶんあの事件のことだろう」と想像できる内容となっています。

スーパーフリー事件の犯行の流れとは?

スーパーフリーは1999年から2003年まで集団強姦を繰り返してきました。

なぜイベントでほぼ毎回、被害者が出る状況の中で4年も間、事件が発覚しなかったのでしょうか。

そこにはスーパーフリー事件に注目が集まった理由の1つでもある、組織化された犯行の流れがあります。

その犯行の流れの詳細はどのようなものなのでしょうか。

イベントを主催して人を集める

スーパーフリーはもともとイベントサークルです。

数々のイベントを主催しており、その活動の中に六本木でのクラブイベントも含まれています。

当時のニュースでは多くの人が集まって盛り上がっている様子の写真や動画がよく流れていました。

代表の和田真一郎はクラブ関係者や音楽業界にパイプがあったと言われています。

自身も六本木のクラブ「ヴェルファーレ」に務めていた経験があり、多いときには参加者が3000人を超す大規模なイベントを主催したこともあったんだとか。

女性を泥酔させて…

イベントに参加している女性にお酒を無理に飲ませて泥酔させて強姦することがスーパーフリーの主な手口でした。

事件が発覚するまでの4年の間に被害に遭った女性の数は400人はいたとされています。

しかしこれらほとんどの被害者は最終的に泣き寝入りすることになりました。

立件された数は…

スーパーフリー事件の被害者は400人はいるとされていますが、これだけの被害者がいるにもかかわらず立件し起訴されたのはわずか3件だけ

起訴されたのは、

・2001年12月19日の事件
・2003年4月27日の事件
・2003年5月18日の事件

です。

このうち、2003年5月18日の事件がきっかけでスーパーフリー事件は世間の明るみへと出ることになります。

犯行の役割分担をしていた

「被害者400人に対して立件が3件は少なすぎでは?」と思う人もいるでしょう。

ここにもスーパーフリーの悪質な手口があります。

スーパーフリーの集団強姦は『ギャルズ』『なごみ組』『鬼畜組』という3つのグループを作ってそれぞれ役割分担を詳細に決めることで成り立っていました。

  • ギャルズ:女性が担う役割でターゲットになる女性を勧誘したり、ターゲットを友人たちから引き離す
  • 鬼畜組:強姦するメンバー
  • なごみ組:被害に遭った女性を慰める役割。犯行後に慰めて味方になるふりをすることで被害の口止めをすることが主な目的。

なごみ組は犯行後に被害女性を慰めて、笑顔になった写真を撮ることも役割としていました。

当日は本人も楽しんでいたという偽りの証拠写真も撮影していたのです。

笑顔の写真があることで、もし女性が被害を訴えても言い逃れをすることができます。

女性にとって性被害を第三者に告白したり、警察に被害届を出しにいくことは相当な精神的ストレスを伴います。

告発することでセカンドレイプ(被害者にも責任があるという発言をされたり、好奇の目で見られたりすること)が起こる場合も。

「なごみ組」に慰め役をさせることで、事件を訴えなくても女性たちが一応は納得する仕組みを作ったのです。

このように事件を口外しない仕組みを作ったスーパーフリーはかなり狡猾ですね。

東京地裁では犯行グループを「条件さえ整えば、特段の打合せもないままに、その場で直ちに輪姦行為に及ぶことのできる高度に組織化された輪姦集団」と認定しています。

スーパーフリー事件の裁判判決までの詳細

スーパーフリー事件が発覚後、被害女性から届けられた被害届は30件以上でしたが、立件されたのはわずか3件でした。

犯行メンバーは立件できるだけの証拠を集められないようにしていたのです。

すでに裁判は済み、主犯も出所はしています。

事件発覚から裁判判決まではどのような流れがあったのか…その詳細を確認しましょう。

2003年に捜査が始められる

スーパーフリーの捜査が始まったのは2003年に1人の女性が被害届を出したことがきっかけでした。

2003年5月18日、犯行メンバーは六本木のビル内の居酒屋で行われた二次会で当時20歳だった女子大生を泥酔させ閉店して人気のない別の階で女性を暴行しました。

女性はその日のうちに被害届を出しています。

その後の捜査や他の被害者が被害届を出すようになったことなどにより、スーパーフリーの悪事が次々と明らかになり、まず主犯の和田真一郎と他のメンバー4人が逮捕されました。

当初、逮捕された5人は「合意のうえだった」と容疑を否認していたそうです。

おそらくこのようなときのために和み組の写真工作をさせていたのでしょう。

逮捕後、和田真一郎は、

ちょっと派手にやりすぎてしまった。
ほんの数回なら問題になるはずはなかったが、長年続けて遂に地雷を踏んでしまった。

と話し、反省の色が見られませんでした。

この事件の被害女性は18〜20歳ほどで、大学に入学したたてお酒に慣れてない新入生で、ターゲットにされやすかった見られています。

多いときには20人以上で暴行うぃたこともあり、被害女性の中には自殺したひともいます。

被害者の立場を思うと、腹ただしい限りですね。

事件をきっかけにスーパーフリーは解散した?