小さな子供を育てているママは日々家事や育児に追われて大忙し。
そんなママを悩ませることの一つが、お弁当作り。
幼稚園に持っていくとなれば、他のママや先生の目も気になります。
ネットでも手抜き弁当や、子供がかわいそう!ありえない!と言われるひどいお弁当を実際に目撃したという人も。
実際にあったひどいお弁当や、子供が喜ぶお弁当について紹介していきたいと思います!
保育士に聞いた!実際にあったひどいお弁当5選!
保育士さんは、自分では不調などをきちんと訴えることのできない子供達のために、心と体の様子を細かなところまで日々チェックしているそうです。
そんな保育士さんは、もちろん自宅から持参するお弁当もしっかりチェックをしているとのこと。
そんな保育士さんに聞いた、実際にあったひどいお弁当を紹介します!
その①手抜きが過ぎるかわいそうなお弁当
実際にあったひどいお弁当1つ目は、手抜きが過ぎるかわいそうなお弁当です。
- 菓子パン+お惣菜
- スティックきゅうりとミニトマトのみ
- 焼きそばのみ
- チャーハンのみ
- 白ごはん+惣菜のかき揚げのみ
- コンビニのおにぎり1つ+コンビニの茹で卵を箱ごと2つ
スーパーやコンビニで購入したものをそのままの状態で持たせていたり、ただ入れ換えただけのお弁当など、あまりにも手を抜き過ぎているものはやはりかわいそうですね。
白ごはんも入っていない野菜スティックのみのお弁当など、目を疑うようなお弁当も中にはあるとのこと。
子供がお友達からお弁当を隠すように食べる姿を見ると、やはり切なくなるそうです。
その②中身がぐちゃぐちゃなひどいお弁当
実際にあったひどいお弁当2つ目は、中身がグチャグチャなひどいお弁当です。
子供達は日々元気に動き回っていて、中にはカバンを振り回して遊んでいる子もいるそう。
そうなると子供がお弁当を食べる時には、ママが作った綺麗な状態ではなくなっていることも多々あるのだとか。
また、もう少し子供が大きくなっても使えるようにと大きめのお弁当箱を使っている場合にも、中身が少ないと食べる時にはより弁になってしまうことがある様です。
さらには、キャラ弁など見た見た目を重視して隙間が多いお弁当もより弁になりやすく、中身がグチャグチャになっていることがあるのだとか。
一生懸命綺麗に作っても、予想外にひどいお弁当になってしまう可能性もあるので注意が必要ですね!
その③こんなに食べきれない…大きすぎるお弁当
実際にあったひどいお弁当3つ目は、大きすぎるお弁当です。
現在の保育園や幼稚園では、食育についても力を入れて教育しているそうです。
食育の一環として用意された食事を「完食」することを伝えている園も多数あるとのこと。
そのため、自宅から持ってきたお弁当が大きく量が多すぎると、完食できずに子供が辛い思いをしたり、指導する先生にも負担になることがあるそう。
子供の普段食べている量などを考えて、お弁当のサイズも適切なものを選ぶ必要がありそうですね!
その④栄養バランス無視!な手抜き弁当
実際にあったひどいお弁当4つ目は、栄養バランス無視!な手抜き弁当です。
- 白ご飯に梅干しだけ(日の丸弁当)
- 白ご飯にミニトマトだけ
- 白ご飯に枝豆だけ
- 白ご飯にシャケフレークをかけただけ
- 白ご飯にキュウリだけ
令和になっても本当に白ごはんに梅干しだけの「日の丸弁当」を持ってくるお子さんもいるそうです。
とにかく白ごはんが入っていればOKという感覚なのでしょうか⁈
中には白ごはんに丸々一つみかんが入っていたこともあったのだとか。
ママが忙しいのは保育士さんも十分理解しているとのことですが、このような偏ったお弁当が毎日続くと、やはり子供達の栄養面や偏食などが心配になってしまうようです。
その⑤衛生的にこれは…なありえないお弁当
実際にあったひどいお弁当5つ目は、衛生的にこれは…なありえないお弁当です。
サンドイッチやパンなどは、しっかり水切りされていない状態でお弁当箱に詰められていると、食べる時にはベチャベチャで食べれる状態でない時もあるとのこと。
また、仕切りがあまく水分がご飯やおかずに行き渡ってしまっていると、夏場などは傷んで悪臭を放っているお弁当もあるのだとか。
果物なども切ったものを入れる時には、水分が他に移らないように注意して入れる必要がありますね。
保育士さんは意外とお弁当を見ている?
いろいろな実際にあったひどいお弁当を紹介してきましたが、これらは保育士さんが実際に現場で見たことのあるお弁当です。
ママが思っている以上に保育士さんは家庭から持参するお弁当をチェックしているようです。
それぞれの園で食育についても「食育計画」を作成しなければならず、園長先生の考え方から添加物の多く含まれる「冷凍食品禁止」や、ハムやウィンナーなどの「加工食品禁止」の園もあるそう。
園の方針となれば働く保育士さんも従う必要があり、場合によっては連絡帳などで注意を伝えることもあるのだとか。
それ以外にも、衛生的に良くない場合や1週間ずっと同じ手を抜いたお弁当の場合は、直接保育士さんからママに改善を促すこともあるそうです。
また、キャラ弁など過剰に手がかかりすぎているお弁当も、周りの子供が羨ましがったりなどトラブルになることもあり、保育士さんがママに対応を求めることもあるとのことでした。
日頃から子供の健康や成長に目を光らせている保育士さんは、やはりお弁当にもしっかり目を光らせているようですね。