インターネットが普及した現代では、検索をかければ大抵の情報は手に入ります。
しかし、そんな情報化社会の現代には検索してはいけない言葉も存在します。
そのひとつが「モタ男」です。
この記事を読めば「モタ男」がなぜ検索してはいけない言葉なのかわかるはずです。
非常にグロテスクな表現がありますので、苦手な方はこれより読み進めないことをおすすめします。
検索してはいけない「モタ男」とは?
「モタ男」という言葉のイメージからどんなものを思い浮かべるでしょうか。
モタモタした男性や、ゆるキャラの名前を想像する人もいるかもしれません。
しかし「モタ男」は検索してはいけない言葉に含まれており、その危険度は7段階のうち5となかなか高いもの。
いったい「モタ男」とは何なのでしょうか。
モタ男はバイク事故で顔を失った男性
モタ男は正式には「モーターサイクル男」といい、バイク事故で顔をケガしたある男性の画像を指す言葉です。
海外のショッキングな事故やグロテスクな画像を扱うサイトrotten.comに2000年頃投稿されたもので、英語での表記は「motorcycle.jpg」です。
バイクに乗っていれば事故は身近によく起こり得るものでしょう。
しかしモタ男の場合はそのケガの仕方が凄まじく、顔の一部が欠損してしまっています。
検索すると怪我の様子がわかる画像が出てくるためご注意ください。
モタ男の画像は2枚出回っておりいずれもかなりグロテスクです。
不思議なことに大きな損傷は顔だけで、体は無事であると見られ非常に不自然です。
バイク事故以外の可能性も考えられるのではないでしょうか。
まずはモタ男がどのような画像なのかご紹介します。
顔の下半分が無くなったモタ男
1枚目のモタ男画像では、うつむいた裸の男性が写っています。
あるべき場所に顎がなく、一瞬人の顔であると認識するのが難しいほど。
かろうじて繋がった顔の皮膚から、顔の肉がだらりとぶら下がっています。
ベッタリと血がついた上半身が生々しいです。
医療機関でカメラ目線なモタ男
2枚目のモタ男画像は医療機関で治療中と見られ、腕には包帯が巻かれています。
目の下から顎にかけてえぐれた部分が充血し、皮膚がめくれ上がるように広がっています。
まるでタコの足のような形です。
かろうじて残っている上顎のあたりに歯のような白いものがあり、口のあたりにはだらりと垂れ下がった舌が確認できました。
胸のあたりには滴った出血を受け止めるためか、白いさらしのような布が見受けられます。
もとは真っ白だったであろう布は真っ赤に染まっています。
ひどい出血量で生きているのが不思議なくらいです。
しかもモタ男はこれほどの重傷にも関わらず、虚ろながらカメラを見据えています。
通常であれば顔の一部を欠損した人間がカメラ目線でいることは不可能でしょう。
どんな画像なのか確認したいという勇気のある方は、実際の画像を見て見てください。
モタ男を見る方法は?
モタ男の画像を見る方法はとても簡単です。
Googleなどの検索エンジンで「モタ男」もしくは「モーターサイクル男」と検索するだけです。
画像検索なら一発でモタ男の画像が出てきます。
モザイク無しで紹介したような超グロテスク画像がでてくるため、グロに耐性のない方は絶対に検索しないでください。
見ると読むでは違いますから、グロテスクな画像に耐性がある方もご注意ください。
AAですら閲覧注意
AAとはアスキーアートのことで、コンピューターの画面上に文字を使って描かれた絵です。
2ちゃんねるなどの掲示板で使われることが多いものです。
モタ男のAAも作られており、本物に引けを取らないグロテスクさです。
アートであると侮ってはいけません。
モタ男はバイク事故ではなくショットガンが原因?
モタ男は投稿名が「motorcycle.jpg」だったため、ケガの原因がバイク事故によるものと言われています。
しかし現実的に考えて、バイクの事故で局所的に大ケガを負うというのは不自然ではないでしょうか。
顔にあれほどの損傷を負っているなら他の部分も大きな怪我をしていて不思議ではありませんが、モタ男は腕に包帯を巻いている以外、上半身に怪我をしている様子がありません。
ネット上ではモタ男の顔半分が弾け飛んでいる様子から、爆弾処理に失敗したアメリカ軍兵士であるという説やショットガン自殺に失敗した姿ではないかという推測がなされています。
銃口を加えて引き金を引けば、ちょうどモタ男のように顔の下半身だけが欠損することもありえるのではないでしょうか。
運悪く生き延びてしまったために、男性は「モタ男」としてネット上で拡散されることになったのかもしれません。
モタ男の治療は可能?
ネット上ではモタ男が実際に存在したのか、また作られたものなのか議論されています。
2ちゃんねる医療版では多くの議論を重ねられ、意外ときれいに治すことが可能ではないかという結論が出されました。
実はモタ男のような状態で一命をとりとめ、顔面の修復に成功した事例があるためです。
アメリカではライフル自殺をはかり顔半分が崩壊したにも関わらず、一命をとりとめた人がいます。
自殺未遂から10年後、56時間という長時間の手術が行われ移植手術で顔面を取り戻しています。
人間が生命を維持する上で顔面の役割はあまり大きくないのでしょうか。
大ケガでも生き伸びている人、顔面を再生した例は数多あるようです。
モタ男の治療後の画像はある?
モタ男もおそらく治療を受け顔面を再生したのだろうと思われます。
ネット上では「モタ男の治療後の画像を見たことがある」という情報がいくつか出てきましたが、実際のモタ男の治療後の画像は見つけることができませんでした。
しかし、新たに「モタ男レベル80」という画像を見つけることができました。
モタ男レベル80とは?
モタ男レベル80は、モタ男の後に発見されたものでバイク事故で顔の下半分が大きく損傷している画像のことです。
内容は、着用しているヘルメットが顔のすべてを覆うものではなかったため、事故を起こしたときに、露出していた部分に大けがをしてしまったそうです。
レベル80と呼ばれる理由は本物のモタ男よりケガの具合や範囲が少し狭いため、モタ男よりグロテスクなレベルが低いという意味があります。
それでは、モタ男レベル80はどこで見ることができるのでしょうか。
モタ男レベル80の見方は?
モタ男レベル80が投稿されたサイトは「Best Gore」というサイトで、多くのグロテスクな画像が投稿されています。
モタ男レベル80を探しに行くと必然的に沢山のグロテスクなものを見てしまうことになります。
グロ画像が苦手な方はサイトを覗かないようご注意ください。
モタ男を見た感想は?
検索してはいけない言葉だけあって、ネット上では「見なければよかった」や「ご飯が食べれなくなった」など後悔している人が多いようです。
グロ画像が苦手な人は興味本位で検索するのをやめましょう。
ネット上の意見の中には「全然平気だった」という人もいました。
その理由はモタ男の画像は不自然で合成画像だと考えられるためです。
モタ男は合成で嘘?嘘だと言われる理由3選!
ネット上の沢山の意見の中には、モタ男は嘘であるという情報があります。
確かにあまりに損傷が大きいため、普通に生きていることが不思議ですしありえないと感じるのも納得です。
モタ男は合成で作られたものなのでしょうか。
モタ男が偽物であると考えられる理由をまとめました。
モタ男が嘘だと言われる理由とは?
モタ男の真偽には多くの意見があります。
あまりにショッキングな画像であるため、本物であると信じられない人が多くいるのも当然でしょう。
ここではモタ男が合成で嘘だと言われる3つの理由を紹介します。
理由①:カメラ目線だから
モタ男の画像を見たことがある人ならわかると思いますが、モタ男は怪我というより顔が半分ない状態です。
このような状態で涙も流さずにカメラ目線でいることは不自然です。
普通の人間であれば痛みでショック死したり、出血多量で意識を失っているのではないでしょうか。
普通の人間ではありえないことが起こっているため、モタ男は合成で嘘だと疑われているのです。
理由②:ケガが綺麗すぎる
ネット上の意見の中に「ケガが綺麗すぎる」という意見がありました。
曰く、「血の塊が少なく、ケガが綺麗すぎる。涙と血でもっと汚れてもいいはず。正直これは加工されている、モタ男を作ったのは男性です。」というものです。
生理や出産など、体の構造的に血を見ることが多い女性の意見であり、なるほどと首を縦に振ってしまうような内容です。
言われてみると、モタ男の画像はケガした部分はぐちゃぐちゃではありますが、血の塊が少なく、それ以外の残っている顔面も涙などなくきれいで不自然さを感じます。
理由③:普通は事故画像を公開しないから
3つ目の理由は、わざわざグロテスクな事故画像をアップする意図はどこにあるのか、という点です。
事故にあったからといって、このようなグロテスクな画像を公開するというのは普通はありえないと考えられます。
実際に事故に遭った人間がわざわざ人に不快感を与えるようなことをするとは考えにくいです。
注目を集めたい人物が画像合成をしたと考えるほうが自然ではないでしょうか。
モタ男は加工、特殊メイク?
現在の画像加工技術は高く、素人では本物かどうかわからないほどレベルが高いものがほとんどです。
モタ男が加工された画像であるという可能性もかなり高いでしょう。
本物か偽物かという議論については未だ答えが出ていませんが、不審な点が多く常識的に考えると加工されているとしか考えられません。
また、モタ男は特殊メイクによるものではないかと唱える人もいます。
映画やドラマの世界でも俳優の顔に特殊メイクを施して別人のようにしたり、本当にケガをしているように見せる技術が使われています。
リアルな作りで痛々しく見せる特殊メイクを使って、モタ男の画像を作り出したという可能性も大いにあるでしょう。
人気YouTuber「北の打ち師達」がモタ男をみた感想は?
おは雪 pic.twitter.com/SPKKZiZOeW
— はるくん【北の打ち師達】 (@GaBanZiRu) February 10, 2023
人気YouTuber「北の打ち師達」が2018年に公開した動画では、モタ男を見た感想を口にする場面が見られます。
「検索してはいけない言葉」を検索したらどうなるかという趣旨の企画で、メンバーは10個の検索してはいけない言葉を次々に検索していきます。
1つ目に検索したのがモタ男で、検索するまでは「アニメのタイトルみたい」と言っていたふたりですが、実際にモタ男の画像を見ると「思いっきりグロじゃん!」と顔をそむけました。
その後ふたりで「これ顔?」「顔じゃないでしょ」とあまりのグロさに人の顔であることが信じられず、戸惑う様子が窺えます。
「こんなの続いたら最後まで持たない」と言いながらその後もいくつかの言葉を検索していきますが、ぼそっと「モタ男の衝撃が強すぎた」と発言する場面がありました。
そのくらい大きな衝撃を受けたようです。
バイク事故で手術を受けた芸能人2選
自動車と違い身一つで走るバイクは、事故に遭った場合の被害が大きくなります。
バイクには衝撃を吸収するボディやエアバッグがなく、シートベルトもないため事故に合うと大きな損傷を負う可能性が高くなるのです。
日本でもバイク事故により顔にケガを負い、手術を受けた芸能人がいます。
①ビートたけし
芸人としても映画監督としても人気を誇るビートたけしさんは、1994年に原付バイクでガードレールに衝突し大ケガをしました。
「普通なら即死、良くて植物状態」というくらいひどいケガでしたが、幸いにも一命は取り留めたビートたけしさん。
「自分が生きているのか、死んでいるの分からなくなる時があり、現実の世界と死後の世界が混同すような錯覚がある」
と事故後の変化を明かしました。
この事故でビートたけしさんは頭蓋骨陥没骨折などの重傷を負い、退院会見では顔が曲がって口元は大きく歪み、目の焦点も合っていないという姿で報道陣の前に現れました。
ビートたけしさんは顔半分が動かなくなるという、顔面神経麻痺の後遺症が残っています。
②千原ジュニア
バイクが大好きな千原ジュニアさんも2001年にバイク事故を起こし、顔面損傷を負いました。
ビートたけしさんと同じく生死をさまようほどの大ケガで、顔面を複雑骨折し眼球を支える骨が折れたため、眼球が飛び出してしまったんだとか。
顔面の神経も切れてしまいました。
手術後に自分の顔面を見た千原ジュニアさんは、とても人前に出ることはできないと思い、芸能界を引退することを覚悟したそうです。
しかし再建手術のおかげで復帰を果たしています。
「【超閲覧注意】モタ男の画像とは?画像が合成だと言われる理由とは?」まとめ
合成が疑われるほどの大ケガの画像は、バイク事故ではなくショットガン自殺失敗の成れの果ての可能性が高そうです。
正直なところ見なければよかったと後悔しています。
モタ男の他にも検索してはいけない言葉はたくさん存在しています。
誤って検索せずに済むよう、事前に検索してはいけない言葉を知っておくことも大切ではないでしょうか。