優しすぎることで有名なキャラクターの速水真澄。
実は連載当初はマヤが所属する劇団つきかげを潰そうと様々な嫌がらせをしてきました。
ところが真剣に演技に打ち込むマヤの姿に徐々に惹かれて恋に発展していくのです。
しかし真澄があまりにも煮え切らない態度のため歯痒くなる読者も多いようです。
むかしからガラスの仮面の真澄様大好きなんだけど「見ててイライラする めんどくさくて耐えられない」って言われてるの見て、私は…面倒くさい女と男が好き…と確信を持ったよね
— どんじり (@dondonziri) October 13, 2018
また美内先生自身も真澄に「いい加減にしろ」とツッコミながら描いている模様。
毎回真澄がなんだかんだマヤに同情してしまうお人好し故になかなか関係が進まず、一部では「真澄が優しすぎることで完結しないのでは?」と言われてしまっています。
ガラスの仮面の最終回のネタバレは速水真澄が死亡?
ここまででガラスが仮面が様々な理由で完結できないことがわかりましたね。
あまりにも完結の兆しがないことからファンの間では最終回を予想することが恒例となっています。
その中でも特に指示されているのがなんと「速水真澄が最終回で死ぬ」という説です。
作中においてマヤの師匠である月影千草が大女優として開花したのは愛する人の死が原因です。
そのためにマヤが大女優として覚醒し紅少女の後継者になるためには速水真澄の死が必要ではないかとされています。
愛する人を失う苦しみを経験することで、紅天女が完璧に演じられると考えられているからです。
ここからは速水真澄死亡説を前提とし、どのような形で死を迎えるかを予想していきますよ!
速水真澄死亡説①小野寺先生の圧力で襲われる
さて、これから今日のガラスの仮面観ようかな。
今日も小野寺にムカつくんだろうなぁ…小野寺の野郎!(笑) pic.twitter.com/vhLhkjkUxH— セージ惑星調査員 (@Seiji16th) April 12, 2018
この予想は演出家の小野寺が芸能界の権力を使ってマヤを襲い、助けにきた真澄が戦う最中打ちどころが悪く死んでしまうという形です。
以下のような流れで予想されています。
↓
②しかし徐々に実力をつけるマヤに焦った小野寺はチームの危機を感じ、権力を使ってマヤを暴漢達に襲わせる
↓
③仲間から情報を聞きつけた真澄が駆けつけて暴漢たちと戦う
(マヤがこの手の嫌がらせを受けるのは2度目のため誰かがすぐに小野寺の策だと気がつく?)
↓
④殴り合いをしている最中に打ち所が悪く、助けた後に静かに死んでいく
この流れは小野寺の過去の策略から予想されたようです。
少女漫画にありがちな”暴漢から助けるというシーン”でまさか命を落とすとはとてもドラマティックな展開ですね!
速水真澄死亡説②鷹宮紫織が速水真澄を殺害
この予想は真澄の婚約者である鷹宮紫織がマヤを殺害しようとするもそれを真澄がかばい死んでまうという形です。
おそらく作中の紫織の行動が、それこそ「いい加減にしろ」と言われてもおかしくないほどに狂気じみたものに段々エスカレートしたことから考えられたようですね。
愛する人を庇い死んでしまうのもドラマティックですし、尚且つ婚約者よりも愛する人を守るという行動が真の愛を問うような展開で面白そうではあります。
しかし、速水真澄死亡の展開は原作存在しません。
速水真澄死亡の展開は確かにありますが、それは安達祐実主演のドラマオリジナルでの展開です。
速水がマヤに告白するシーンなども含めて、速水真澄死亡の展開はすべてドラマ版にしかないものです。
なお、原作では49巻でストップした状態のまま、ドラマとは全く違った方向に進んでいるため、速水真澄死亡という展開の大きな違いもいい加減にしろと言われている理由なのかもしれません。
今まで追い続けてきたのに、速水真澄死亡という展開など、それこそいい加減にしろと言われてしまいそうですからね。
最新版の50巻はいつ配信(発売)される?
2012年に49巻を刊行して以来休載中のガラスの仮面。
ファンが気になるのはもちろんいつ連載を再開するのかということのですが、それと同じくらいに最新刊の50巻がいつ配信(発売)されるか気になっている人も多いですよね?
また作者の美内先生は単行本を出す際に一冊分全て書き下ろすので、単行本が出るペースもかなりゆっくりで、なんとあまりの遅さから作者死亡説も出てきてしまっています。
ここからは最新版50巻に関して現時点でわかっている情報をまとめて紹介していきます。
作者は8.5合目まできていると発言!
実は迷走気味と言われるガラスの仮面はかなり前からラストシーンの構成が決まっているようです。
実際に美内先生はTV番組のインタビューで作品の気になる今後の展開について「物語は8.5合目まで来ている」と述べていました。
またラストシーンのセリフも既に決まっているようです!
ただし迷走しているのは確かなようで以下ようにコメントされています。
さらに2021年にTwitterにて以下ようにツイートしています。
「アマテラス」も「ガラスの仮面」も続編を諦めたわけではありません。物語の続きは、ずっと頭の中にあって、一日も早く皆さまにお届けしたい、と心から思っています。どんな事情があっても、皆さまには”言い訳”にしかならず、あえて何も語らないできました。
— 美内すずえ (@miuchibell) April 13, 2021
「続編を諦めていない」、「一日も早く皆さまにお届けしたい」というコメントから、おそらくゆっくりではありますが、着実に完結には近づいていることが分かります。
作者死亡説も?
あまりの執筆のペースの遅さから遂に死亡説まで出てしまってしまった美内先生。
死亡説に関してはおそらく休載期間が約10年と長期に渡っていることから、焦った一部の人が流したデマではないかと言われています。
しかし美内先生は73歳の現在もSNSやイベント出演等で近況を報告しています。
現在も元気に活動中のようですね。
ガラスの仮面がいい加減にしろと言われる理由は連載と休載が長すぎるから!
今回は昭和から続く超ロングセラー漫画「ガラスの仮面」について、ファンが完結を急かす理由やなぜ未だ未完なのかを考察していきました!
この作品は作者の美内先生のこだわりが強くその故に執筆ペースがゆっくりなためなかなか完結しないとされています。
また「いい加減にしろ」というのは読者が高齢化し「生きているうちに終わらせて!」と悲願する気持ちの裏返しからのようでした。
しかし美内先生はSNSやインタビューにおいて「少しずつ描き進めている」とコメントしているので本当にゆっくりですが休載期間中に描き進めている模様です。
未だ休載中でなかなか完結しないことで歯がゆいとは思いますが、美内先生の言葉を信じて待っていきましょう!