【2024年最新】松永太の現在の様子は?死刑執行はまだ?息子がYouTuberとの噂や千原ジュニアとの関係は?

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松永太の巧みな話術は被害者を洗脳するだけではなく、裁判においても発揮されました。

実際に裁判を傍聴した千原ジュニアさんによると、残酷な事件にも関わらず傍聴席が爆笑の渦に囲まれる異様な状況だった模様。

死体処理に関して聞かれた際に松永が「佃煮を作る要領でやった」と面白可笑しく供述した事を話しました。

また検査官が誘導されないように、通常は1人しか用意しないところを2人用意するなど、検査側も松永の話術を警戒していたようですね。

千原ジュニアさんは番組内で松永に対し「ちょっとチャンネルが変わっていたら、スゴイ芸人になっていたんじゃないか」と自身も認めるトーク力だったことをコメントしています。

怖すぎる…松永太の天才的なマインドコントロール手法とは?

北九州監禁殺人事件において、最も恐怖の対象となった松永太のマインドコントロール手法。

詐欺を持ちかけ相手を取り込むことにはもちろん、最終的に被害者に殺し合いをさせることまでさせています。

最初は物腰柔らかに接していき相手の話をよく聞いて情報を集め、それを元に相手の弱みを握ることで徐々にコントロール下に置いていきます。

その後身体的苦痛や精神的苦痛を与えることにより、相手の精神を疲弊させ洗脳していくようですね。

またターゲットとなった被害者たちの共通点として「純粋な性格」「警戒心が薄い」のような素直な性格が挙げられます。

さらに緒方の家族のように「そこそこ裕福」「世間体を気にしている」などある程度社会的地位を持つ人も狙われたようです。

洗脳の手口①弱みを握る

それではどのような方法でマインドコントロールをかけていったのか見ていきましょう。

まず松永が行なった手口は「相手の弱みを握る」という行為です。

最初に対象者に接触し、なるべく好意的に接することで信用を得ていきます。

そのようにコミュニケーションを取りながら、実は相手の弱みを徐々に握っていくのです。

そしてその弱みを使って相手に金を要求したり、命令を聞かせやすい状態にしていきます。

事件では弱みを握り、拒否権を奪うことで監禁させやすい状況を作り出したのでしょう。

洗脳の手口②電気ショック

次に松永は被害者たちを次々に自分のテリトリーに監禁し、様々な虐待や拷問を行いました。

数ある拷問の中でも特に頻繁に使った手口が「電気ショック」です。

電気ショックは相手を支配するのに非常に有効な手段だったようで、被害者同士にも行わせることで恐怖による支配で松永に服従するようになっていきます。

これは、会社経営時代に工業高校電気科卒の従業員から得た知識を活用したものだったそうです。

この拷問をする際には体のありとあらゆる部位に対し通電し、さらに男女関係なく性器にまで及んだようです。

洗脳の手口③制限を加える

電気ショックのように身体的に苦痛を与えるだけではなく、精神的に苦痛を与えることでも被害者達を痛めつけていきます。

松永は共同生活において独自のルールを設け、被害者達の生活を制限しました。

例えば食事は1日1回しか取れず、食事内容もそのまま食べれる菓子パンやおにぎりなどしか食べれません。

また水も自由に飲めず、会話や睡眠さらには生理現象である排泄行為さえも支配されていました。

被害者らは生活のありとあらゆる行動を制限されることで衰弱していったのです。

内縁の妻緒方純子もマインドコントロールの被害者

事件の共犯者である緒方純子も、実は事件前からマインドコントロールにかけられていたことが裁判で明らかになりました。

元々緒方は名家の生まれで真面目で優しい性格の女性でしたが、18歳の頃に松永からの1本の電話を受けたことで人生の全てが崩れ去っていきます。

当時松永は結婚した身でありながら、高校のアルバムを見返し女子生徒の連絡先に手当たり次第に電話をかけ、偶然緒方が出てしまったことで2人の関係が始まります。

不倫だったので当然両親は良い顔をしなかったのですが、松永の巧みな話術や用意した婚約に関する誓約書によって徐々に押され最終的に2人の関係を認めてしまいます。

緒方は松永と幸せな生活を送れるかと思っていましたが、後に2人の関係性が悪い方向へと変わっていきます。

松永は「お前のせいで不倫がバレた、お前のせいで俺の人生は滅茶苦茶になった」等の暴言を事あるごとに吐き、暴力を振るうようになっていきました。

そして緒方は松永の度重なるDVとモラハラによって「自分が信用されないのは自分が悪いからだ」と松永のマインドコントロールにまんまとかかってしまうのです。

事件後に行われた裁判において、一審では死刑判決を下されました。

しかし後に行われた二審にて、「緒方はすでに洗脳され従属的な立場になっていたことから犯行が可能だった」という理由で最終的に無期懲役に減刑されました。

フリーライターが明かす松永太の巧みなマインドコントロールとは?

先述の本の著者でもある、フリーライターである小野一光さんは松永のマインドコントロールの恐ろしさを身をもって体験した1人でもあります。

小野さんは松永のマインドコントロールに対して「自分が取り込まれてしまうような恐怖を感じた」とコメントしています。

小野さんによると、当時取材ために松永と面会した際、松永が笑顔で明るく接してきたことに驚いたようです。

具体的にどんな様子だったか要約すると

「先生、わざわざ遠いところからすみませんね」と気遣う
呼び方が「先生」→「小野さん」→「一光さん」と徐々に変化する

のようにかなり友好的な松永に最初は奇妙に思いながらも、小野さんは取材を続けていきます。

当時この呼び方について小野さんは「自分との距離を縮めたと錯覚させるため」だと勘付いていましたが、それでも松永に取り込まれるのではないかと恐怖を感じたようです。

一方松永は自分のペースに持ち込もうと「自分は魔女裁判にかけられている、司法の犠牲になろうとしている」などど自身の冤罪を訴え、なんと小野さんを利用しようとしました。

しかし小野さんも伊達に長年に渡り数々の殺人事件を取材している訳ではないので、警戒しながら話をなるべく聞き出していった結果、ある日を境に松永と面会が出来なくなってしまいます。

結果的に取材が出来なくなったことに対し小野さんは

悪が自分に迫ってくるという感覚もあったので、安心した自分もいた。

と安堵した気持ちであることをコメントしています。

松永太の現在とは?息子はYouTuberとして活動中?

史上最悪のマインドコントロール事件の犯人松永太ですが、なんと2005年に行われた裁判では罪を認めませんでした。

裁判所では犯行内容に関して「非道で血も涙も感じられない」と非難し、一審判決では二人は共に死刑判決が言い渡されましたが、松永は法廷で「控訴だ」と叫び、二審にて再び法廷へと現れます。

共犯者の緒方純子は二審において松永のマインドコントロール下に置かれている事が判明したので、先述した通り無期懲役となりました。

一方気になる松永の最終判決ですがどのような形となったのでしょうか?

後に “人殺しの息子”と言うレッテルを貼られた松永太の息子がテレビ番組に出演し、現在の松永の様子や自身の苦悩について語っています。

ここからは凶悪犯・松永太の現状と息子の現在の生活について見ていきましょう。

2011年12月12日に松永太の死刑判決が確定

気になる松中太の最終判決ですが、最終的に死刑判決が下されました。

裁判所は一連の事件について「甚だしい人命無視の態度には戦慄を覚える」と強い口調で非難し、特に松永に対しては「犯罪性向は頑固で根強く、矯正の見通しは立たない」と糾弾しました。

その後最高裁にて2005年の一審・2007年の二審の死刑判決のまま上告を棄却したことにより、2011年12月12日に死刑判決が確定しています。

この判決に至るまでかなり長い事時間をかけており、一審はなんと2002年6月〜2005年9月までに計77回も開廷されたようです。

また先述した通り全国的に大々的に報じられず、福岡県のテレビ局によるとあまりにも犯行内容が残酷なために映像化ができなかったようです。

それ故に当時は裁判の経過だけをひっそりと報じていました。

【2024現在】松永太の死刑執行はまだ?

死刑囚となった松永太ですが、現在福岡拘置所に収監されており未だに死刑執行はされていない様子です。

裁判において最高裁まで持ち越した場合、死刑は約10〜15年程度は執行されないと言われています。

最高裁で死刑確定したのが2011年ですので、すでに13年程経ちますから執行されていてもおかしくはない期間です。

しかし凶悪な事件にも関わらず、松永本人は直接手を下していないので実は未だに無罪を主張しているようです。

そのため執行されるまでの期間が伸びる可能性はあるかもしれません。

松永太の死刑が執行されない理由とは?

しかしながらいくら冤罪を訴えようと、裁判所の通り血も涙も感じられない事件ですので死刑執行を望む声も絶えません。

ただ先述した通り日本の死刑制度では執行の速度が10年以上かかるためかなり遅めです。

世界規模から見ると死刑制度に反対の国も多いため、当時は批判されないためにも執行できなかったのかもしれません。

松永太の息子がテレビ番組「ノンフィクション」に出演

先述した通り1992年に前妻と離婚した松永太死刑囚。

その後、緒方受刑者との間に長男と次男の2人の子供授かったことが後に判明しました。

そして事件発覚後当時9歳だった長男は、後に2017年10月15日、10月22日の2週に渡り放送された『ザ・ノンフィクション人殺しの息子と呼ばれて…。』に出演した事で世間を大きく騒がせました。

長男は松永死刑囚と緒方純子受刑者の間に生まれてしまったが故に、長年“人殺しの息子”と虐げられ風当たりが強い人生を歩んできました。

番組内で事件当時は生活について長男は

・犯行現場とは別のマンションで監視されて生活していた
・学校に行けず狭い一室で一日中過ごしていた
・偽名で生活しており戸籍がなかった
・解体された遺体の処理を手伝わされていた

と事件当時の記憶の断片をぽつりぽつりと語ったようで、その内容はまさに壮絶そのものでお茶の間を戦慄させたようですね。

また24年間の苦しい人生の中初めてメディアのインタビューを受けたことを明かし、自身の親に対する怒りや悲しみを激白しました。

松永太の息子がYouTuberとして活動?

気になる事件後の松永太の息子の生活ですが、無事に保護され児童養護施設で育てられた模様です。

その後定時制高校に入学し、アルバイトをしつつ生活していたようですね。

里親の家を出てからは住所不定の生活を送っていると言われていましたが、なんと2019年9月5日にYouTubeに『ザ・ノンフィクション』のプロデューサーとの対談動画が投稿されました。

その後は事件当時の生活や事件の内情を語る動画だけではなく、「虐待から逃げる方法」「両親が逮捕された時に予想される子供の行動」など比較的シリアスな内容の動画を上げていきます。

また、現在は結婚されているようで「夫婦で料理をする動画」「自動車整備の動画」など自身の趣味に関する内容の動画も撮影されているようですね。

また「巨大プリンを作ってみた」などのYouTuberがやりそうなネタの動画も投稿していました。

松永太は死刑執行待ちで息子は現在平和に暮らしている

今回は平成に大きな傷跡を残した「北九州監禁殺害事件」の犯人松永太とその息子の気になる現状や千原ジュニアさんとの関係性を調査しまとめてみました。

松永死刑囚は被害者達にマインドコントロールをかけ監禁し、後に自分の手を直接下さずに多くの犠牲者を出した凶悪殺人犯です。

裁判を傍聴した千原ジュニアさんをも唸らせるほどの天才的なトーク力を持ち、公判では傍聴席の笑いが耐えなかったというエピソードも、なんとも心がえぐられるような思いになります。

松永死刑囚はまだ死刑執行はされておらず、福岡拘置所で生存しているようです。

またメディア出演したことで注目された息子に関しては、現在YouTubeにて犯罪者の息子としての生き様や趣味に関する動画を投稿し活躍しているようですね。

息子はYouTubeだけではなく、AmebaブログやXでも情報を公開していましたが、現在ではAmebaブログは閉鎖しておりました。

最後に「北九州監禁殺害事件」によって犠牲となった7名の方のご冥福を心よりお祈りいたします。