元々は海賊版をプレイしない様に警告する目的で創作されたアンチパイラシースクリーン。
しかし中にはホラー演出がかなり過激な動画も存在し、トラウマになってしまうユーザーもいる模様。
実際にアンチパイラシースクリーンはなんと”検索してはいけない言葉”として扱われ危険度は3と低いものの、ホラー耐性がない人は見たことを後悔するコメントを多く投稿しています。
また有名なキャラクターを血塗れにしたり、目をくり抜いたりとイメージを損なう様な演出をする動画に対して嫌悪感を覚える人も少なくありません。
そのためアンチパイラシースクリーンの創作動画に批判的な人も一定数いるようですね。
確かに元々は海外ジョークのようなものでしたが、ここまでバスってしまうと任天堂から何かしらの動きが今後あるかもしれませんね。
人気のアンチパイラシースクリーンの動画4選
アンチパイラシースクリーンは国内はもちろんのこと海外発祥なので国外では大人気のコンテンツです。
YouTubeでアンチパイラシースクリーンと検索すると人気の動画をまとめた再生リストなどが数多く存在し、ゲーム関連のネタとして有名な模様。
またゲームの都市伝説を紹介するYouTuberが動画のネタに取り上げたことでさらに知名度を増しました。
本日18:30動画プレミア公開します!
ちょい久しぶりのAnti Piracy Screenですね。https://t.co/6IfkcwjcrB pic.twitter.com/Gf3ye56uhg— いく@ゲーム・アニメ系YouTubeやってます (@ikugame1015) June 12, 2021
みんなからお馴染みのゲームを題材にしたことで動画が伸びやすかったのかもしれませんね。
ここからは有名なゲームタイトルを題材した人気のアンチパイラシースクリーンの動画を4つ紹介していきますよ!
マリオの怖いアンチパイラシースクリーン
まずはみんなお馴染みのマリオシリーズを題材にしたアンチパイラシースクリーンです。
この動画は2002年にゲームキューブ専用ソフトとして発売された「スーパーマリオサンシャイン」を扱った内容でNyar:3によって投稿されました。
以下動画の内容です↓
↓
突然警告メッセージが表示される。
それと共に謎のカウントダウンが始まる。
↓
カウントが0になると同時に目がくり抜かれたワリオが画面奥から登場。「piracy is no fun wario will show you real fun(海賊版はおもしろくない、ワリオが本当の楽しさを教えてやる)」と赤文字で警告メッセージが表示される。
↓
大音量でノイズ音が流れ続ける。
こちらの動画はリアリティは若干抑えめになっていますが、突如迫り来る恐ろしい形相のワリオがホラー感を演出していますね。
動画のコメントには
などワリオにビビらされた視聴者が多い様子。
あつ森の怖いアンチパイラシースクリーン
2作目はのんびり時間を過ごせることで定評のあるどうぶつの森シリーズを題材にしたアンチパイラシースクリーンです。
この動画は2020年にNintendo Switch専用ソフトして発売された「あつまれ どうぶつの森」を扱った内容でCHEEZEによって投稿されました。
以下動画の内容です↓
↓
一旦外に出てロード画面になると共にフリーズ。
エラーメッセージが表示される。
↓
不協和音と共に顔面が血塗れになった村人と「you are a thief(あなたは泥棒です)」という赤文字のメッセージが表示される。
不自然な日本語が続いて映し出される。
↓
しばらく流れると突如ホラー風に加工されたしずえさんが登場。
↓
赤い警告メッセージと共に目をくり抜かれた赤いうさぎが黒背景に映し出される。
こちらもかなりホラー要素が強まっており、血塗れの村人で不安感を覚えさせた後にホラー風のしずえさんが突然現れるという2段構えの構成になっています。
動画のコメントには
と油断していた時に驚かされ恐怖に陥ったユーザーが多い模様。
アンダーテールの怖いアンチパイラシースクリーン
続いて3作品目は誰も倒さない優しいRPGとして有名なアンダーテールを題材にしたアンチパイラシースクリーンです。
この動画は2015年にPCゲーム専用ソフトとして発売された「UNDERTALE」を扱った内容で村人ハァァンが投稿しました。
以下動画の内容です↓
↓
遺跡に入ったプレイヤーにキャラクターのフラウィが話しかける。
↓
「どうやらきみはかいぞくばんでプレイしているようだね」と恐ろしい顔で海賊版プライヤーを咎める。
↓
「犯罪者にさせるゲームはない」というコメントと共に大音量でノイズ音が流れる。
↓
不敵な笑い声と共に「不正コピーは重大な犯罪です」という警告メッセージが表示される。
背景には鉄格子の中にいる主人公が映し出されている。
こちらはホラー要素がないもののキャラクターに犯罪行為を咎められたりと犯罪抑制の意図がかなり色濃く出ています。
最後に映し出される画面は主人公が海賊版ゲームをプレイしたことで捕まって牢屋に入れられたことを表現しているのでしょう。
動画のコメントには
のように最終的に悪役になるキャラクターが正論を述べたことに対して面白がるコメントが多く見つかりました。
ポケモンの怖いアンチパイラシースクリーン
最後の作品は作り込まれた設定とトレーナー同士のバトル要素が人気のポケモンシリーズを題材にしたアンチパイラシースクリーンです。
この動画は1996年にゲームボーイ専用ソフトとして発売された「ポケットモンスター赤」を扱った内容でLumpy Touchによって投稿されました。
以下動画の内容です↓
↓
ポケモン研究所に移動し冒険に最初に連れて行くポケモンとして、3匹のポケモンの中からプレイヤーに1匹を選ばせようとする。
↓
「いいや違うな」と博士が呟くと背後からジュンサーさんが登場する。
ジュンサーさんが「地下室で縛られている本物の主人公を見つけた」と博士に報告。
縄で縛られている主人公が映し出される。
↓
プレイヤーを主人公に化けているメタモンだと見抜いた博士。
プレイヤーの顔がいつの間にかメタモンの表情に変化している。
↓
メタモンがした行為を犯罪だと咎め、jail(牢屋)と書かれている特殊なモンスターボールをメタモンに投げる。
その後捕まえられたメタモンは「お前は永遠にいなくなれ」という言葉と共に大量のモンスターボールを保管している場所(ポケモン用の牢屋?)に収容される。
↓
警告メッセージと共に「あなたは本物のポケモントレーナーではない」「あなたのポケモンの冒険はここで終わりだ」と強く否定するコメントが並ぶ。
こちらは直接”盗む”という行為を咎めるのではなく、メタモンを使って「間接的にゲームを複製するということは犯罪である」というメッセージを表していますね。
動画のコメントには
とオーキド博士とのやりとりが怖く、動画のストーリー性がリアリティがあるとして話題となりました。
アンチパイラシースクリーンは海賊版ゲームをプレイすると表示される警告画面!しかしほとんどがフェイク動画!
今回は突然プレイ画面に現れる恐ろしい警告画面「アンチパイラシースクリーン」について内容の解説や人気の動画を画像付きで紹介しました!
アンチパイラシースクリーンとは違法コピーをしたゲームで遊んでいる際に表示される警告画面のことで、フリーズしたり怖い演出が施されているなどとソフトによって様々です。
ところが実態はSFCのコピーガードに着想を得た海外のネットミームで、日本でも知名度を増しアンチパイラシースクリーンの動画を投稿する人が続出しています。
しかし中にはキャラクターのホラー演出に対し批判的な人も一定数いるため、このネタに対して物議が醸されている模様です。
海外でバスり着々と日本で知名度を上げているアンチパイラシースクリーンですが、もちろんほとんどがフェイク動画です。
皆さんはアンチパイラシースクリーンを見たさに海賊版ゲームをプレイしないようにしましょうね!
(ワリオにやられて、ジャンプしてベッドに頭をぶつけました)