滝川クリステルさんと結婚したことでも知られる政治家の小泉進次郎。
そんな小泉進次郎さんの「小泉構文」(進次郎構文)がネットで話題になっています。
小泉構文は、何を言っているのか分からないのが面白いと言われていますよね。
今回は小泉構文の名言(迷言)40選を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
- 小泉構文の名言(迷言)15選!発言の背景も解説!
- 小泉構文の名言①:リモートワークでリモートワークができた
- 小泉構文の名言②:毎日でも食べたい=毎日でも食べているというわけではない
- 小泉構文の名言③:今のままではいけない、だから、今のままではいけない
- 小泉構文の名言④:政治に無関心であることは無関心であるということ
- 小泉構文の名言⑤:【衝撃】プラスチックの原料って、石油なんですよ
- 小泉構文の名言⑥:約束を全力で守る理由
- 小泉構文の名言⑦:調査では増えているから増えたかどうか調査する
- 小泉構文の名言⑧:休むという言葉が入っているが休みではない
- 小泉構文の名言⑨:おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が
- 小泉構文の名言⑩:目標設定はそれでいいのか?
- 小泉構文の名言⑪:エンドレスおっしゃる通り
- 小泉構文の名言⑫:反省に対する反省
- 小泉構文の名言⑬:水と油を混ぜたらドレッシング
- 小泉構文の名言⑭:水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった
- 小泉構文の名言⑮:子どもの声は騒音ではない
- 小泉構文の名言⑯:言葉には「体温」と「体重」をのせる
- 小泉構文の名言⑰:自由があるのが自由民主党 自由がないのが民主党
- 小泉構文の名言⑱:気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ
- 小泉構文の名言(迷言)のまとめ一覧
- 「処理水の安全性をアピールする」が小泉構文で話題に?
- 【ネタ】ネットの名作小泉構文22選!
小泉構文の名言(迷言)15選!発言の背景も解説!
小泉さんの発言には「どういうこと?」と一瞬、考えてしまう名言が多く存在します。
深い意味が隠されているのではないかと思える言葉もあります。
近頃では小泉構文が飛びだすのを期待する方も増えており、本人にそんなつもりが一切ないのは分かるのですが、つい期待してしまいますよね。
そんな小泉構文の”迷言”名作集をご紹介します!
小泉構文の名言①:リモートワークでリモートワークができた
小泉進次郎さんがコロナ渦でリモートワークを経験した感想を述べました。
「リモートワークができてるおかげで、公務もリモートワークでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思っています」
公務がリモートで出来た喜びを伝えたかったようですが、聞く人を混乱させる結果に。
小泉構文の名言②:毎日でも食べたい=毎日でも食べているというわけではない
温室効果ガス削減についてのインタビューを受けた際の発言です。
「毎日でも食べたいということは毎日でも食べているということではないです」
この回答は質問の意図に沿っていなかった為、再び質問される結果に。
”毎日でも食べたい”というのはそれほど美味しいといった表現法ですので、毎日食べているわけではありませんよね。
そんな当たり前なことを言っているのに本人は気づいていない様子です。
小泉構文の名言③:今のままではいけない、だから、今のままではいけない
小泉構文の代表作といっても過言ではない発言がこちらです。
「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」
これは2019年に開かれた気候変動サミット後に受けたインタビューでの回答です。
本来であれば、「だからこそ~」のあとに続く解決策が出てくるはずですが出てきませんでした。
同じ言葉を繰り返しただけで結局、”今のままではいけないと思っている人”になってしまっています。
小泉構文の名言④:政治に無関心であることは無関心であるということ
2019年、応援演説で披露された小泉構文がこちらです。
「政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います。だけど、政治に無関係でいられる人はいません」
「政治に無関心」と「政治に無関心のまま」と無関心である状態から話が進んでいません。
政治に無関心なままでいられると言いながら、無関心でいられる人はいませんとは矛盾していますよね。
この発言に関しては「本当に何が言いたいのか全く分からない」と言われています。
小泉構文の名言⑤:【衝撃】プラスチックの原料って、石油なんですよ
小泉さんの一般常識が疑問視される出来事もありました。
「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外にこれ知られてないんですけど。石油の色も臭いも無いじゃないですか、だからわからないと思うんですけど」
世間の人たちからすると、当たり前に知っているようなことです。
それをさも珍しい情報かのように発言しており、「石油の色も臭いもない」と続けました。
こちらはトートロジーやエンプレス構文は用いられていませんが、小泉構文として有名です。
小泉構文の名言⑥:約束を全力で守る理由
福島原発に関する質問に答える際にも、小泉構文が飛び出しました。
「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」
とにかく約束は守るというのを強調したかったようですが、小学生のような言い回しに。
約束を守ることに全力を尽くすのではなく、問題解決の為に全力を尽くしてほしいですよね。
こちらの小泉構文は汎用性が高く、いろいろな場面でネタとして使われています。
次会うのは何年後かなと
1年後の自分は何歳かなと
考えていました
だからこそ私は
健康でいられれば
1年後の約束を守れるかどうか
その節目を見届けることが
私はできる可能性があると思います
約束は守るためにありますから
約束を守るために私は
全力を尽くします pic.twitter.com/gSJyAhOjQY— 富士谷コル (@_au1__) March 24, 2023
小泉構文の名言⑦:調査では増えているから増えたかどうか調査する
2021年4月16日、衆議院環境委員会に参加した小泉さん。
この日はマイバッグの普及が進んだことで万引き件数が上がっているとの問題が話題に。
小泉さんは「レジ袋有料化で万引きが増えたのでは?」といった質問を投げかけられていました。
実際にスーパーマーケットへの調査を行い、その結果85社中、26社が増えたと回答しています。
このことを説明したうえで小泉さんは、「万引きが増えているかはもう少し調査が必要」と答えました。
事実確認の為に行われた調査結果を見たにも関わらず、もう1度調査をするというのはなぜでしょうか?
一部ではレジ袋有料化を推進したものとして事実を認めづらかったのではと言われています。
小泉構文の名言⑧:休むという言葉が入っているが休みではない
2020年、小泉さんは男性政治家として初めて育児休暇を取得し話題となりました。
「育児休業という「休む」という言葉が入っていますが、休みではない」
育児休暇を経験した感想として「育休は全然休みではない」といったコメントをされています。
きっと育児の大変さを男性陣にも伝えたかったのでしょう。
しかし、育児休暇は体を休めるための休暇ではなく、育児をするために仕事を休むことです。
小泉構文の名言⑨:おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が
小泉さんが地球温暖化に関するインタビューを受けた際に行った発言です。
このとき小泉さんは、「2030年までに(温室効果ガスを)46%削減する」という目標を口にしています。
その46%という数字の理由に対して答えたのがこちら。
「おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が」
46%という数字に根拠はないようで「おぼろげ」や「シルエット」といった理由をあげたのです。
具体性のない説明に対し、インタビューをしていた女性アナウンサーも困惑したような表情を浮かべていました。
その後、この発言に対して「(発言が)切り取られている部分も相当ある」との釈明を行っています。
小泉構文の名言⑩:目標設定はそれでいいのか?
2020年、環境省の「みんなで減らそう!レジ袋チャレンジ」というキャンペーンイベントに参加。
政策されたキャンペーンCMが流され、それを観た小泉進次郎さんは「素晴らしい」と感想を述べました。
打倒!ドンキホーテ。打倒!パプリカ
親しみのあるテーマ曲や人気曲を超えるくらいCMが浸透してほしいという意味だったのでしょう。
当然ながら「政治に関する目標設定がそれでいいのか?」と困惑した人は多かったようです。
小泉構文の名言⑪:エンドレスおっしゃる通り
2020年2月16日、地元で後援会行事(新年会)に出席していました。
実はこの日、小泉さんは新型コロナの感染症対策本部の会合を欠席していたのです。
これに対しての謝罪を求められた時に小泉さんが発した発言になります。
「後援会行事に参加していたのか?」といった質問にこのように答えました。
「宮本議員がおっしゃる通りと申し上げた通りであります」
「先ほどから同じようにお答えしているわけで、宮本議員のおっしゃる通りで」
質問に対して”おっしゃる通り”と答えるばかりで、自分の言葉で認めようとはしません。
ネット上ではこの発言を真似する人が続出しています。
小泉構文の名言⑫:反省に対する反省
上記の後援会行事(新年会)に参加していたことについて謝罪を求められた時のことです。
「反省はしているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省していると言いながら、反省している色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省しています」
この謝罪の場面で「反省の色が見えない」という指摘に対して「私自身の問題だと反省している」と発言。
何に対して反省を行っているのか分からない状況になってしまいました。
小泉構文の名言⑬:水と油を混ぜたらドレッシング
2021年6月29日、閣議後の会見に参加し迷言を残しています。
この日、横須賀市長選で小泉さんが支援した候補者が当選したことを問われました。
そこで小泉さんは労働組合幹部から次のような言葉を掛けられたと発言。
「小泉さんとは国政では水と油かもしれないが、水と油も混ぜればドレッシングになる」
こちらは小泉さんの口から飛び出したわけではありません。
しかし、誇らしげに語る小泉さんの様子を見るに、この言葉に違和感を感じていないことが分かります。
分離するものが交わるといったことを伝えたかったのでしょうか?
ドレッシングを引き合いに出すのであれば”酢と油”ですし、水と油は決して交わりません。
これにはネット上でも激しい突っ込みが沸き起こりました。
小泉構文の名言⑭:水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった
2021年8月、毎日新聞の「15歳のニュース」で、小泉さんは読者からの8つの質問に答えました。
国会では”マイボトル”が禁止だったが、近年では使用が認められたことなどを説明。
そして問題となった発言がこちらです。
「野球部員だった私は水筒を使っていたけど、環境配慮の観点で水筒を使っていなかった。」
ここだけを見ると水筒を使っていたのか、使っていなかったのか混乱することでしょう。
前後の文章から読み解くとこのような文章になります。
「野球部員だった私は水筒を使っていたけど、(あくまで水分補給の為に使ったいただけで)環境配慮の観点で水筒を使っていなかった。」
きっと現代の子どもたちは環境への配慮が出来ているということが言いたかったのでしょうか?
少々言葉足らずな為、意味がうまく伝わらなかったようです。
小泉構文の名言⑮:子どもの声は騒音ではない
2023年4月12日、衆議院厚生労働委員会に参加した小泉さんの発言です。
小泉さんはこの中で、「子どもの声は騒音ではない」と強く発言しました。
これまでの迷言とは違い、至極真っ当な発言ですが、ネット上では「当たり前では?」といった声が浮上。
当たり前なことを自信満々に発言しているとしてネタにされてしまいました。
小泉さんの発言をよく耳にしている人の中には、この発言は小泉構文ではないと言い出す人も。
あまりに多い小泉構文に対し、こだわりを持ち始めている人もいるようですね。
小泉構文の名言⑯:言葉には「体温」と「体重」をのせる
2016年11月、G1カレッジ2016「ビジョンと言葉」に登壇した時の言葉です。
私は常に心がけていることは自分の話している言葉に「体温」と「体重」を乗せることです。
実際言葉に体温と体重はありません。
温度を測れることはできないし、体重を量ることもできません。
重さを測ることができません。
だけど必ず言葉には「温度・体温」、それが乗ります。
そして受け取る側の「感じる重量」。それが必ずあると僕は信じています。
言葉に体温と体重はない、と言いつつも後半には”それが必ずある”と言っています。
不思議な小泉構文ですが言いたいことは何となく伝わりますよね。
これはあくまで表現の仕方・捉え方を例えたものです。
小泉構文の名言⑰:自由があるのが自由民主党 自由がないのが民主党
こちらは少し特殊なタイプの小泉構文です。
小泉構文というよりも、小泉ワールド全開な発言といった感じでしょうか。
小泉進次郎さんは上記の発言に加え、「自民党でよかったなぁ~」と発言しています。
お父さん譲りのギャグとも言われているようですね。
小泉構文の名言⑱:気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ
ニューヨークで行われた、国連気候行動サミットの非公式会合の後に行われた記者会見。
気候変動のような大規模な問題に取り組むとき、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。それもセクシーでなければなりません
クールとは何か、セクシーとは何かと問いたくなる気持ちはさておき。
様々な問題に対してスマートな対応を、といった意味なのでしょうか?
小泉さんの真意が分かりませんね。
小泉構文の名言(迷言)のまとめ一覧
小泉進次郎さんから繰り出された数々の名言(迷言)をご紹介してきました!
紹介した18個の名言を一覧にまとめますので、ぜひもう一度ご覧ください。
【小泉進次郎の名言(迷言)18選一覧】
- リモートワークができるおかげで公務もリモートでできるものができた
- 毎日でも食べたいということは毎日でも食べているというわけではない
- 今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけない
- 政治に無関心であることは政治に無関心のままでいられる
- プラスチックの原料って石油なんですよ。意外にこれ知られてないんです
- 約束は守るためにありますから約束を守るために全力を尽くします
- 調査では増えているから増えたかどうか調査する
- 育児休業という「休む」という言葉が入っていますが全然休みなんかじゃない
- くっきりした姿が見えているわけではないけどおぼろげに浮かんできたんです。46という数字が
- 打倒ドンキホーテ。打倒パプリカです
エンドレスおっしゃる通り
- 反省していると言いながら反省している色が見えない。そう言ったご指摘に対しても私自身の問題たと反省している
水と油を混ぜたらドレッシング
水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった
子どもの声は騒音ではない
言葉には「体温」と「体重」をのせる
自由があるのが自由民主党 自由がないのが民主党
気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ
「処理水の安全性をアピールする」が小泉構文で話題に?
2023年8月、福島第一原発の処理水が海へ放出されたことで政府への批判が殺到。
「安全なら処理水を飲め」とも揶揄され、国民からは様々な声があがっています。
そこで小泉進次郎さんは処理水の安全性を証明する為に策を講じました!
その策とは、自ら処理水の放出された福島の海でサーフィンを行ったのです。
小泉さんのこの行動は、驚きの声があがると共に多くの人から称賛されています。
「ネタかと思ったらマジだった」「なんかもうお前らしくて大正解だ」「アンチの挙動も計算している」「思いつかなかった維新が歯軋りしてそう」
「はじめて小泉構文が役に立った」といったユニークなコメントも見受けられました。
【ネタ】ネットの名作小泉構文22選!
小泉さんの生み出す様々な小泉構文には、人を引き付ける不思議な魅力があります。
そんな小泉構文は多くの人に愛され、ネット上では自作の小泉構文も登場し例文も作られるほどです。
ここからはネット上で見かけた小泉構文の名作たちを紹介していきます!
小泉構文の名作①:金曜日は…
1つ目はローソンのガラスに張り出された小泉構文です。
「毎週金曜日はフライデー!!」
まさに「A=A」の法則を忠実に再現した小泉構文になっていますね!
思わず突っ込みたくなる張り紙に、店長のセンスを感じます。
小泉構文の名作②:「初めの値は、初めには、初めの値のまま」
2つ目はなんと数学のテストに登場しました。
共通テストの数学2Bに登場した文章問題がこちらです。
n年目のはじめの入金したp万円は、n年目のはじめにはp万円のままである
この1文だけを見ると確かに小泉構文です。
実際は「1年目のはじめに入金したp万円は、n年目の初めには」という文章を、1年目から並べたものの一部でした。
その為、文章の記載ミスではなかったようです。
小泉構文の名作③:継続力とは、継続して続ける力
3つ目は就活生に起きた悲劇の小泉構文です。
「私の強みは継続力です。継続して続けるという力が継続力であり、継続力があるので続けることが得意です。」
自分自身の強みを聞かれた就活生が焦って答えた結果、小泉構文になってしまいました。
一見すると小泉さんの発言ではないかと疑ってしまうほど、立派な小泉構文ですね。
小泉構文の名作④:貧血でしんどいです。しんどいのは貧血だからですね。
4つ目は病院でのやり取りのなか生まれた小泉構文です。
投稿者「貧血になるからしんどい。どうしたらいいか?」
医者「しんどくなるのは貧血だからです。」
貧血なことは最初から分かっているにも関わらず、「貧血だからです」と答えられた投稿者。
体調が悪い時にこれを言われると不快な気持ちになってしまいそうですね。
しかし、お医者さんは至って真面目に答えているようですので、シュールな笑いになりました。
小泉構文の名作⑤:売れないのは買わないから
5つ目は物が売れない理由を述べる文章が小泉構文になっていました。
何故売れないかって消費者が買わないからやぞ、小泉構文みたいなことを敢えて言うけど
「売れない」と「買わない」は別の言葉ですが、同じ結果に繋がりますよね。
その為、「A=A」の法則に繋がるため、小泉構文になるのです。
別の言葉で「A = A」を成立させるというのは非常にハイレベルな作品でしょう。
小泉構文の名作⑥:豚肉入りの豚汁
6つ目は当たり前なことをそのまま言っている小泉構文です。
その豚汁には豚肉が入ってるんだ
豚汁に豚肉が入っていなければ、それはただの味噌汁になってしまいます。
とても当たり前なことを言っていますが、「A=A」の法則を忠実に守っていますね。
小泉構文の名作⑦:そこまで気持ち悪くない
7つ目は本人も小泉構文だと自覚している作品です。
そこまで気持ち悪くないけど気持ち悪い
小泉構文です
前文の「そこまで気持ち悪くない」というのは、少しは気持ち悪いということでしょう。
そして、後文では気持ち悪いと言っているので「前文 = 後文」が成立しています。