滝川クリステルさんと結婚したことでも知られる政治家の小泉進次郎さん。
2024年9月27日に開かれる自民党総裁選に立候補にする決意を表明したことでも話題ですね。
そんな小泉進次郎さんがTVやスピーチ等でお話する時には、「何を言っているの?」とわからない迷言が飛び出すことも多く、「小泉構文」(進次郎構文)としてネットで話題になっています。
そんな小泉構文をまとめてみると、中毒性もありかなり面白いことが分かりました。
今回は、そんな小泉構文の名作を41作品厳選し、その名言が生まれた背景を探りました。
名作ぞろいなので、ぜひ心してご覧ください!
- 小泉構文の名言(迷言)19選!発言の背景も解説!
- 小泉構文の名言①:リモートワークでリモートワークができた
- 小泉構文の名言②:毎日でも食べたい=毎日でも食べているというわけではない
- 小泉構文の名言③:今のままではいけない、だから、今のままではいけない
- 小泉構文の名言④:政治に無関心であることは無関心であるということ
- 小泉構文の名言⑤:【衝撃】プラスチックの原料って、石油なんですよ
- 小泉構文の名言⑥:約束を全力で守る理由
- 小泉構文の名言⑦:調査では増えているから増えたかどうか調査する
- 小泉構文の名言⑧:休むという言葉が入っているが休みではない
- 小泉構文の名言⑨:おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が
- 小泉構文の名言⑩:目標設定はそれでいいのか?
- 小泉構文の名言⑪:エンドレスおっしゃる通り
- 小泉構文の名言⑫:反省に対する反省
- 小泉構文の名言⑬:水と油を混ぜたらドレッシング
- 小泉構文の名言⑭:水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった
小泉構文の名言(迷言)19選!発言の背景も解説!
小泉さんの発言には「どういうこと?」と一瞬、考えてしまう名言が多く存在します。
深い意味が隠されているのではないかと思える言葉もあります。
近頃では小泉構文が飛びだすのを期待する方も増えており、本人にそんなつもりが一切ないのは分かるのですが、つい期待してしまいますよね。
そんな小泉構文の「迷言」名作集をご紹介します!
小泉構文の名言①:リモートワークでリモートワークができた
小泉進次郎さんがコロナ渦でリモートワークを経験した感想を述べました。
「リモートワークができてるおかげで、公務もリモートワークでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思っています」
公務がリモートで出来た喜びを伝えたかったようですが、聞く人を混乱させる結果に。
小泉構文の名言②:毎日でも食べたい=毎日でも食べているというわけではない
温室効果ガス削減についてのインタビューを受けた際の発言です。
「毎日でも食べたいということは毎日でも食べているということではないです」
この回答は質問の意図に沿っていなかった為、再び質問される結果に。
「毎日でも食べたい」というのはそれほど美味しいといった表現法ですので、毎日食べているわけではありませんよね。
そんな当たり前なことを言っているのに本人は気づいていない様子です。
小泉構文の名言③:今のままではいけない、だから、今のままではいけない
小泉構文の代表作といっても過言ではない発言がこちらです。
「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」
これは2019年に開かれた気候変動サミット後に受けたインタビューでの回答です。
本来であれば、「だからこそ~」のあとに続く解決策が出てくるはずですが出てきませんでした。
同じ言葉を繰り返しただけで結局、「今のままではいけないと思っている人」になってしまっています。
小泉構文の名言④:政治に無関心であることは無関心であるということ
2019年、応援演説で披露された小泉構文がこちらです。
「政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います。だけど、政治に無関係でいられる人はいません」
「政治に無関心」と「政治に無関心のまま」と無関心である状態から話が進んでいません。
政治に無関心なままでいられると言いながら、無関心でいられる人はいませんとは矛盾していますよね。
この発言に関しては「本当に何が言いたいのか全く分からない」と言われています。
小泉構文の名言⑤:【衝撃】プラスチックの原料って、石油なんですよ
小泉さんの一般常識が疑問視される出来事もありました。
「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外にこれ知られてないんですけど。石油の色も臭いも無いじゃないですか、だからわからないと思うんですけど」
世間の人たちからすると、当たり前に知っているようなことです。
それをさも珍しい情報かのように発言しており、「石油の色も臭いもない」と続けました。
こちらはトートロジーやエンプレス構文は用いられていませんが、小泉構文として有名です。
小泉構文の名言⑥:約束を全力で守る理由
福島原発に関する質問に答える際にも、小泉構文が飛び出しました。
「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」
とにかく約束は守るというのを強調したかったようですが、小学生のような言い回しに。
約束を守ることに全力を尽くすのではなく、問題解決の為に全力を尽くしてほしいですよね。
こちらの小泉構文は汎用性が高く、いろいろな場面でネタとして使われています。
次会うのは何年後かなと
1年後の自分は何歳かなと
考えていました
だからこそ私は
健康でいられれば
1年後の約束を守れるかどうか
その節目を見届けることが
私はできる可能性があると思います
約束は守るためにありますから
約束を守るために私は
全力を尽くします pic.twitter.com/gSJyAhOjQY— 富士谷コル (@_au1__) March 24, 2023
小泉構文の名言⑦:調査では増えているから増えたかどうか調査する
2021年4月16日、衆議院環境委員会に参加した小泉さん。
この日はマイバッグの普及が進んだことで万引き件数が上がっているとの問題が話題に。
小泉さんは「レジ袋有料化で万引きが増えたのでは?」といった質問を投げかけられていました。
実際にスーパーマーケットへの調査を行い、その結果85社中、26社が増えたと回答しています。
このことを説明したうえで小泉さんは、「万引きが増えているかはもう少し調査が必要」と答えました。
事実確認の為に行われた調査結果を見たにも関わらず、もう1度調査をするというのはなぜでしょうか?
一部ではレジ袋有料化を推進したものとして事実を認めづらかったのではと言われています。
小泉構文の名言⑧:休むという言葉が入っているが休みではない
2020年、小泉さんは男性政治家として初めて育児休暇を取得し話題となりました。
「育児休業という「休む」という言葉が入っていますが、休みではない」
育児休暇を経験した感想として「育休は全然休みではない」といったコメントをされています。
きっと育児の大変さを男性陣にも伝えたかったのでしょう。
しかし、育児休暇は体を休めるための休暇ではなく、育児をするために仕事を休むことです。
小泉構文の名言⑨:おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が
小泉さんが地球温暖化に関するインタビューを受けた際に行った発言です。
このとき小泉さんは、「2030年までに(温室効果ガスを)46%削減する」という目標を口にしています。
その46%という数字の理由に対して答えたのがこちら。
「おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が」
46%という数字に根拠はないようで「おぼろげ」や「シルエット」といった理由をあげたのです。
具体性のない説明に対し、インタビューをしていた女性アナウンサーも困惑したような表情を浮かべていました。
その後、この発言に対して「(発言が)切り取られている部分も相当ある」との釈明を行っています。
小泉構文の名言⑩:目標設定はそれでいいのか?
2020年、環境省の「みんなで減らそう!レジ袋チャレンジ」というキャンペーンイベントに参加。
政策されたキャンペーンCMが流され、それを観た小泉進次郎さんは「素晴らしい」と感想を述べました。
打倒!ドンキホーテ。打倒!パプリカ
親しみのあるテーマ曲や人気曲を超えるくらいCMが浸透してほしいという意味だったのでしょう。
当然ながら「政治に関する目標設定がそれでいいのか?」と困惑した人は多かったようです。
小泉構文の名言⑪:エンドレスおっしゃる通り
2020年2月16日、地元で後援会行事(新年会)に出席していました。
実はこの日、小泉さんは新型コロナの感染症対策本部の会合を欠席していたのです。
これに対しての謝罪を求められた時に小泉さんが発した発言になります。
「後援会行事に参加していたのか?」といった質問にこのように答えました。
「宮本議員がおっしゃる通りと申し上げた通りであります」
「先ほどから同じようにお答えしているわけで、宮本議員のおっしゃる通りで」
質問に対して「おっしゃる通り」と答えるばかりで、自分の言葉で認めようとはしません。
ネット上ではこの発言を真似する人が続出しています。
小泉構文の名言⑫:反省に対する反省
上記の後援会行事(新年会)に参加していたことについて謝罪を求められた時のことです。
「反省はしているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省していると言いながら、反省している色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省しています」
この謝罪の場面で「反省の色が見えない」という指摘に対して「私自身の問題だと反省している」と発言。
何に対して反省を行っているのか分からない状況になってしまいました。
小泉構文の名言⑬:水と油を混ぜたらドレッシング
2021年6月29日、閣議後の会見に参加し迷言を残しています。
この日、横須賀市長選で小泉さんが支援した候補者が当選したことを問われました。
そこで小泉さんは労働組合幹部から次のような言葉を掛けられたと発言。
「小泉さんとは国政では水と油かもしれないが、水と油も混ぜればドレッシングになる」
こちらは小泉さんの口から飛び出したわけではありません。
しかし、誇らしげに語る小泉さんの様子を見るに、この言葉に違和感を感じていないことが分かります。
分離するものが交わるといったことを伝えたかったのでしょうか?
ドレッシングを引き合いに出すのであれば「酢と油」ですし、水と油は決して交わりません。
これにはネット上でも激しい突っ込みが沸き起こりました。