パラサイトはなぜ刺した?ラストのネタバレと最後のオチを解説

パラサイト半地下の家族

韓国映画「パラサイト半地下の家族」は「第72回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルム・ドール賞を受賞しました。

  • 衝撃の最後のシーン
  • 大どんでん返しのオチ

と話題になったパラサイト(寄生虫)ですが、結末のネタバレとして「なぜ刺した」のか最後のシーンまで余す事なくお伝えしていきます!

 

韓国映画「パラサイト半地下の家族」の結末を「なぜ刺した」のか説明し、衝撃のラストまでネタバレありで知りたい方必見です。

 

パラサイトの最後はなぜ刺したのか理由はある?

 

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パラサイト半地下の家族ではラストに驚きのシーンがありました。

この中にもポンジュノ監督が思い描いていた思惑があったようです。

 

後半に監督のコメントも載せていますが、「そこまで考えているのか」とビックリさせられました。

 

パラサイトの最後①地下から出きた男はギジョンをなぜ刺した?

地下から脱出した男が狙ったのは、ギテクの娘ギジョンでした。

ギジョンはパラサイト一家の中でも平穏に過ごしたい主義の娘で、一番現実が見えていた人間と言っても過言ではありません。

しかし…刺されてしまいます。

これは「格差社会」の象徴ともいえるのです。

 

地下の男→半地下の家族→上流家族

この階層によって住みわけがされていたパラサイトの世界。

 

これを1段階飛ばして上にあがることは出来ないのです。

地下の男は1階層上の半地下に上がるしかなく、半地下の家族は地下にいくか上流階級に行くしかありません。

逆に上流階級の家族が地下に一気に落ちることはないのです。

 

そのため地下の男は半地下の家族しか狙わず、その中でも一番”弱い”娘(女の子)のギジョンを狙ったのだと思われます。

 

パラサイトの最後②なぜドンイクを刺したのか?

ラストで半地下の家族のギテクは、雇い主であるパク家の主人のドンイクをなぜ刺したのでしょうか?

 

ドンイクは無意識のうちに、ギテクを差別して追い込んでいました

臭いと言うキーワードで。

 

ドンイクがソファに座って、「ドンイクは何かわからない、腐れた切り干し大根のような臭いがする」と話ます。

このときまで、自分の放つ臭いなど全く気にしていなかったギテク。

 

しかし、この時からギテクはパク家との距離感を感じだします。

キム家族の笑いの場面は消えてしまいました。

 

最後の悲劇のシーン。

娘のギジョンを刺した犯人ではなく、ドンイクを刺しています。

 

ドンイクに言われて車の鍵を投げたギテク。

その鍵が倒れている元家政婦のムングァンの夫のそばに落ちます。

そのムングァンの夫の臭いを嗅いだドンウクがとった行動こそ、ギテクの怒りスイッチの起爆剤となり、ドンウクを刺してしまうのでした。

 

パラサイトの最後③ポンジュノ監督のコメント

 

ラストのギウのシーンをポン・ジュノ監督は、

「手紙の交流があるようで、伝わったのかわからない手紙。曖昧な希望をのせるのがむしろ無責任に感じられて、この悲しみに直面しようとした」

と語っています。

 

これからの韓国に希望の光を=若者に計画をたてることができ現実となる未来を=ラスト

 

壮大な風刺映画のようであり、未来に希望を託す願いが込められた「パラサイト半地下の家族」でした。

 

パラサイトのラストに向けてのネタバレ

まったく相反するキム・ギテク家族とパク・ドンイク家族の偶然の出会いから起こる物語。

階級差に焦点をあて、暗い映画であると同時にコメディであり、またサスペンスの要素もあわせもった作品です。

 

ここからは、「パラサイト半地下の家族」のラストに向けてのネタバレを紹介します。

 

ラストのネタバレ①長男ギウがパク家の家庭教師になる

失業して家族全員が無職のキム・ギテク(ソン・ガンホ)

ギテクの家族は、狭くてとても汚い地下室(韓国では「半地下」と呼ばれる貧困向けの賃貸)で暮らしています。

ある日、ギテクの長男ギウ(チェ・ウシク)は外国へ行く友達から代理の家庭教師を頼まれます。

 

家族の期待を一身に背負って豪邸に住むIT企業のパク・ドンイク社長(イ・ソンギュン)の家へ家庭教師の面接に行くギウ。

もちろん大学証明書は偽造です。

スキル抜群の妹のギジョン(パク・ソダム)が偽の証明書を作りました。

見事、パク家の家庭教師になったギウ。

 

ラストのネタバレ②パク家にパラサイトするキム家の家族

ヨンギョ(チョ・ヨジョン)が、末っ子ダソン(チョン・ヒョンジュン)の美術の先生を探していると知ります。

妹のギジョンを推薦する兄ギウ。

 

もちろん家族だということは秘密です。

次はキム・ギテクがパク家の運転手として入り込みます。

母親のキム・チュンスク(チャン・ヘジン)もパク家の家政婦になろうと計画します。

しかし問題は、パク家の家族から信頼されているベテラン家政婦のムングァン(イ・ジョンウン)。

 

ムングァンを病気にしたてて辞めさせることに成功したキム一家。

チュンスクも家政婦として働くことになったのです。

パク家の家族に次々と寄生していくギテク家族。

 

ラストのネタバレ③半地下家族と地下家族の出会い

パク家の家族が全員でバカンスに出かけることになりました。

キム家の家族は高台の豪邸でやりたい放題。

 

そして大雨が降り、大洪水が起こるのでした。

(高台にある豪邸は大洪水など関係ありません。)

 

そんなとき、以前家政婦だったムングァンがやってきました。

忘れ物をしたというムングァンを家に入れると、パク家にある秘密の地下室へ行く彼女。

そこには男が住んでいて、それはなんとムングァンの夫。

 

4年以上そこに住んでいる夫とムングァンは、キム一家の秘密を暴く写真をネタに居座ろうとするのでした。

パク家に入り込んだキム一家。

 

やっと普通の生活ができるようになってきたのに。

幸せを壊されないためにも、キム家族はどうにかしてムングァン夫婦を追い出そうと考えます。

 

ラストのネタバレ④大雨で壊されていくキム家族の思い

結局、大雨で早く帰ってきたパク一家。

キム家族は家の中で隠れるのですが、そこでギテクはパク夫婦の会話を聞いてしまします。

 

パク夫婦はある臭いに気づいたのです。

それは、ギテクの臭い

地下鉄の臭いや切り干し大根の臭いと言われたギテクは、貧乏をバカにされたように感じるのでした。

間一髪、キムの家族は家政婦の母親だけを残して逃げ出すことに成功します。

 

帰ってみると、半地下の家は水浸し。

家族で避難所生活がはじまります。

 

何もかもが崩れ始めたキム家族の思惑。

考えてこんでいた息子のギウは、友人にもらった石を持ち出すのでした。

 

「貧困層は寄生するしかない?」と問題提起したブラックコメディー映画「パラサイト半地下の家族」。

作品の途中からまったく予期せぬ方向へすすみだします。

最後の結末はいったいどうなるのでしょうか。

 

パラサイトの結末最後のオチは?

パク家では、息子のダソンの誕生日パーティーを計画します。

ギテク一家もパーティーに招待されたのでした。

 

そして、ラストのインディアンパーティで事件が起きます。

ギウは石を持って地下室に行き、ムングァン夫婦を殺そうとします。

しかし反対に襲撃されてしまいます。

 

結末①ギテクは地下へ堕ちた

ギテクは、パク家と仲良くなり豪邸にパラサイトしたつもりでした。

しかし、結局は対等な人間として見てもらえない事実を知ります。

落胆は怒りに代わり、パク社長をナイフで刺してしまうギテク。

 

最後の結末は、パク社長とギテクの娘は亡くなり、ギウは頭を殴られます。

そしてギテクは行方不明となってしまいました。

衝撃の最後のシーン、ギテクはパク家の豪邸の地下室に住んでいました。

 

結末②計画を立てても思い通りにいかない

そしてエンディング。

エンディングではギウがパク家の地下で逃亡生活をしているギテクに手紙を書きます。

父さん、計画ができました。僕はお金を稼ぎます。

お金を稼いて、パク家の家を買うことがギウの希望となりました。(父親を助けるために)

 

主人公ギテクの口ぐせは「計画を立てても計画通りにいかない。」こと。

だから失敗のない無計画が一番だと言っていたギテク。

 

地下住人になり下がったギテクは、ギウにモールス信号を送ります。

その父親に手紙を書くギウ。

叶うはずのない希望の手紙です。

行方不明のギテク。

 

息子のギウはギテクが地下室にいると思い、夜になると豪邸が見える山に登ります。

 

ギウはいつかお金持ちになって、地下室にいる父親ごと豪邸を買おうと心に誓うのでした。

 

パラサイト半地下の家族は最後なぜ刺した?まとめ

「パラサイト半地下の家族の結末!ネタバレと衝撃の最後のシーンは?」と題して紹介してきました。

切ない結末でしたね。

刺した理由に関しても格差が強い韓国にとってはとても衝撃的で重いシーンだったと思います。

 

富裕層と貧乏層の格差社会を描きながら、ブラックユーモアや家族愛なども盛り込まれた作品「パラサイト半地下の家族」。

とても面白い韓国映画ですので、ぜひ視聴されてみてください。