韓国映画「パラサイト半地下の家族」は「第72回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルム・ドール賞を受賞しました。
日本では2020年1月10日に公開され、興行収入は約40億円を記録しました。
世界各国で話題になり、誰もが予測できないような展開が繰り広げられ、観ている人々を夢中にさせるような作品です。
その一方で、最後の結末で、「なぜ刺した?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、衝撃のラストシーンを解説し、散りばめられた伏線、背景にある韓国の格差社会など、ネタバレありで徹底考察していきます。
結末のネタバレや、最後のシーン、さらにはキャスト死亡の真相まで余す事なくお伝えしていきます!
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パラサイトのあらすじと作品を徹底紹介!
「半地下で暮らす一家」と「高台の豪邸で暮らす一家」。
映画「パラサイト 半地下の家族」は、この2つの家族の間で繰り広げられる、緊張感あふれるストーリーです。
深いテーマが込められたこの作品が、なぜ世界中で称賛されたのか、そこにはポンジュノ監督が思い描いていた思惑があったようです。
後半に監督のコメントも載せていますが、「そこまで考えているのか」とビックリさせられるほど!
ここでは、「パラサイト」のあらすじや作品の魅力、そしてその裏に隠されたメッセージに迫ります。
パラサイトのあらすじは?
半地下に住むキム一家は、家族全員が失業中で惨めな生活を強いられていました。
しかし、あるきっかけから高台の豪邸で暮らす裕福なパク家へ、パラサイト=寄生していくのです。
キム一家はそれぞれが要領よく経歴を偽り、別々の職種でパク家に就職しようともくろむ様子が、ユーモアを交えて描かれています。
長男が家庭教師、長女は美術教師、父は運転手、母は家政婦と家族全員が身分を偽ってパク家に入り込むことに成功しました。
これでしばらく生活は安泰だと思った矢先、今度は、パク家には驚くべき秘密があることが判明したのです。
その後は、予想だにしない展開が待ち受け、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していきます。
パラサイトの前半はコメディーだが後半はミステリーに?
「パラサイト 半地下家族」は、前半と後半では雰囲気がガラリと変わります。
前半は、コミカルに富裕層に取り付いていく半地下家族のキム一家が面白おかしく描かれています。
しかし、後半では、サスペンスのような展開が繰り広げられます。
パク一家が旅行に出掛けている隙に、大豪邸でセレブ生活を楽しむキム一家でしたが、深夜にインターホンが鳴り、事態は思わぬ展開へと進みます。
パク一家の元家政婦が現れ、豪邸には住人のパク一家も知らない地下が存在し、そこに元家政婦の旦那が潜んでいたのです。
そのことを知ったキム一家でしたが、最終的に夫婦2人を地下に閉じ込め、しかも、元家政婦を蹴飛ばして階下へと突き落とし、結果、死んでしまいます。
そこから物語は加速し、誰もが想像できないような衝撃のラストへと突き進んでいきます。
パラサイトの最後①地下から出きた男はギジョンをなぜ刺した?
地下から脱出した男が狙ったのは、キム一家の娘ギジョンでした。
ギジョンはパラサイト一家の中でも平穏に過ごしたい主義の娘で、一番現実が見えていた人間と言っても過言ではありません。
しかし、刺されてしまいます。
これは「格差社会」の象徴ともいえるのです。
地下の男→半地下の家族→上流家族
この階層によって住みわけがされていたパラサイトの世界。
これを1段階飛ばして上にあがることは出来ないのです。
地下の男は1階層上の半地下に上がるしかなく、半地下の家族は地下にいくか上流階級に行くしかありません。
逆に上流階級の家族が地下に一気に落ちることはないのです。
そのため地下の男は半地下の家族しか狙わず、その中でも一番「弱い」娘(女の子)のギジョンを狙ったのだと思われます。
パラサイトの最後②なぜドンイクを刺したのか?
ラストで半地下家族のキム一家のギテクは、雇い主であるパク家の主人ドンイクをなぜ刺したのでしょうか?
ドンイクは無意識のうちに、ギテクを差別して追い込んでいました。
臭いと言うキーワードで。
ドンイクがソファに座って、「ドンイクは何かわからない、腐れた切り干し大根のような臭いがする」と話します。
このときまで、自分の放つ臭いなど全く気にしていなかったギテクですが、この時からギテクはパク家との距離感を感じ始めます。
そして問題の最後のシーン。
娘のギジョンを刺した犯人ではなく、ギテクはドンイクを刺しています。
ドンイクに言われて車の鍵を投げたギテク。
その鍵が倒れている元家政婦のムングァンの夫のそばに落ちます。
そのムングァンの夫の臭いを嗅いだドンウクがとった行動こそ、ギテクの怒りスイッチの起爆剤となり、ドンウクを刺してしまうのでした。
パラサイトの最後③ポンジュノ監督のコメント
ラストのギウのシーンをポン・ジュノ監督は、
「手紙の交流があるようで、伝わったのかわからない手紙。
曖昧な希望をのせるのがむしろ無責任に感じられて、この悲しみに直面しようとした」
と語っています。
壮大な風刺映画のようであり、実は未来に希望を託す願いが込められた「パラサイト半地下の家族」だと感じられます。
この集合写真、明らかに不自然だけど富裕層家族が全員前にいる。貧困層長女は前列に座っているのにも関わらず、後列の富裕層長女の肩と父親の手の方が手前にある。ここでもしっかり格差を見せつけているし、絶対的な超えられない壁があるかの様だね…そして改めて見るとちゃんと10人いる… #パラサイト pic.twitter.com/QjzLq2zMtz
— kitaura (@xx_kitaura) January 8, 2021
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【徹底考察】パラサイトの背景は韓国社会がモチーフ?
「パラサイト 半地下家族」は、単なるエンターテインメントを超え、深い社会的メッセージを持っています。
何回観ても面白い名作ですが、観れば観るほどその構成の見事さや伏線の鮮やかさが分かります。
そこで、家族の経済的な格差、社会の階層構造、そして人間関係の複雑さなど、この映画の背景となっているものは何なのか、徹底考察していきます!
パラサイトの半地下とは?
韓国の首都ソウルでは、「半地下(バンジハ)」と呼ばれる住居に、大勢が暮らしています。
1970年代に北朝鮮の襲撃に備えて、新築住宅の地下に避難部屋の設置が義務化されたのが半地下住居が作られたきっかけです。
その後は半地下空間が住居用として使われ始め、普通の家よりも安く借りることができるため、現在は低所得者や若者が住んでいます。
半地下の家は、まったく窓のない地下室とは異なり、部屋の半分くらいが地下に埋まっている部屋です。
アカデミー賞作品賞の「パラサイト」の背景となった、韓国のリアルな格差社会をリポート。 pic.twitter.com/D9iVQnI6zw
— ロイター (@ReutersJapan) February 14, 2020
日当たりも風通しも悪く居住環境は劣悪で、下水が逆流しないよう、トイレは一番高いところに設置されています。
映画では、スマートフォンの電波が届かない様子がユーモラスに描かれていましたね!
一度住んだことがある人からは「家賃は安いけれど家中がカビだらけ」「思い出したくもない」といったマイナスなコメントが多く聞こえます。
パラサイトのテーマは格差社会?
「パラサイト 半地下家族」の大きなテーマとなっているのが、韓国の格差社会の現状です。
半地下に住み続けていれば、洗濯物は生乾きになり、そのうえ、住まいのカビ臭さが、身体と衣服に染みついてしまいます。
長いこと半地下に暮らしているキム一家は、そこのことに気づいていない一方で、裕福なパク一家は、カビ臭さい「におい」に気づき始めます。
しかし、半地下の暮らしを経験したことがない裕福なパク一家は、においの正体を見抜くことができませんでした。
「我慢ならないにおい」「何度も絞った布巾のような」「地下鉄利用者のにおい」などと表現していましたね。
半地下に住んでいる貧困層の人たちは、誰かから自分のことを「におう」と言われてから、はじめて自分自身の「におい」に気付きます。
それが半地下という住まいが原因であること、もっと言えば貧困が原因であることを自覚させられるのです。
しかし、半地下の物件は、住まいとして到底満足できるものではないけれども、高い家賃を払えないため、半地下に住まざるを得ないのです。
パラサイトの地下室に隠された秘密とは?
裕福なパク一家の豪邸には、住人であるパク一家も知らない「地下室」があります。
しかも、その地下室には、パク一家の元家政婦の夫が4年間も住みついていたのです。
元家政婦の夫は、借金取りに追われていることから、妻である元家政婦が夫を地下室に隠し住まわせていたのです。
この元家政婦は、パク一家が引っ越してくる前の家主の時から、家政婦をしており、ベテラン家政婦として、パク一家にも気に入られていました。
有名建築家が建てたこの豪邸の地下室の存在は、パク一家が購入する前の家主の時から住み込みで働いていた元家政婦だけが知っている秘密だったのです。
パラサイトのラストと結末のネタバレがヤバい!?
まったく相反するキム・ギテク家族とパク・ドンイク家族の偶然の出会いから起こる物語。
階級差に焦点をあて、暗い映画であると同時にコメディであり、またサスペンスの要素もあわせもった作品です。
ここからは、「パラサイト半地下の家族」のラストに向けてのネタバレを紹介します。
ラストのネタバレ①長男ギウがパク家の家庭教師になる
失業して家族全員が無職のキム・ギテク(ソン・ガンホ)。
ギテクの家族は、狭くてとても汚い地下室(韓国では「半地下」と呼ばれる貧困向けの賃貸)で暮らしています。
ある日、ギテクの長男ギウ(チェ・ウシク)は外国へ行く友達から代理の家庭教師を頼まれます。
家族の期待を一身に背負って豪邸に住むIT企業のパク・ドンイク社長(イ・ソンギュン)の家へ家庭教師の面接に行くギウ。
もちろん大学証明書は偽造です。
スキル抜群の妹のギジョン(パク・ソダム)が偽の証明書を作りました。
見事ギウは、パク家の家庭教師になりました。
ラストのネタバレ②パク家にパラサイトするキム家の家族
ヨンギョ(チョ・ヨジョン)が、末っ子ダソン(チョン・ヒョンジュン)の美術の先生を探していると知ります。
そこで、妹のギジョンを推薦する兄ギウ。
もちろん家族だということは秘密です。
次はキム・ギテクがパク家の運転手として入り込みます。
母親のキム・チュンスク(チャン・ヘジン)もパク家の家政婦になろうと計画します。
しかし問題は、パク家の家族から信頼されているベテラン家政婦のムングァン(イ・ジョンウン)の存在です。
そこで、キム一家は、ムングァンを病気にしたてて辞めさせることに成功し、チュンスクも家政婦として働くことになったのです。
こうして、パク家に次々とパラサイト(=寄生)していくことになりました。
ラストのネタバレ③半地下家族と地下家族の出会い
パク家の家族が全員でバカンスに出かけることになりました。
キム家の家族は高台の豪邸でやりたい放題です。
しかし、大雨が降り、大洪水が起こるのでした。
(高台にある豪邸は大洪水など関係ありません。)
そんなとき、以前家政婦だったムングァンがやってきました。
忘れ物をしたというムングァンを家に入れると、パク家にある秘密の地下室へ行く彼女。
そこには男が住んでいて、それはなんとムングァンの夫だったのです。
4年以上そこに住んでいる夫とムングァンは、キム一家の秘密を暴く写真をネタに居座ろうとするのでした。
パク家に入り込んだキム一家は、やっと普通の生活ができるようになってきたと思っていたこともあり、どうにかしてムングァン夫婦を追い出そうと考えます。
ラストのネタバレ④大雨で壊されていくキム家族の思い
結局、大雨の影響で早く帰ってきたパク一家。
キム家族は家の中で隠れるのですが、そこでギテクはパク夫婦の会話を聞いてしまします。
パク夫婦はある臭いに気づいたのです。
それは、ギテクの臭い。
地下鉄の臭いや切り干し大根の臭いと言われたギテクは、貧乏をバカにされたように感じるのでした。
間一髪、キム一家は、家政婦の母親だけを残して逃げ出すことに成功したものの、帰ってみると、半地下の家は水浸し状態になっていました。
そして、キム一家は、避難所生活がはじまり、何もかもが崩れ始めたと嘆きます。
パラサイトの結末最後のオチ!
パク家では、息子のダソンの誕生日パーティーを計画し、キム一家もパーティーに招待されたのでした。
そして、ラストのインディアンパーティで事件が起きます。
ギウは石を持って地下室に行き、ムングァン夫婦を殺そうとします。
しかし反対に襲撃されてしまいます。
結末①ギテクは地下へ堕ちた
ギテクは、パク家と仲良くなり豪邸にパラサイトしたつもりでした。
しかし、結局は対等な人間として見てもらえない事実を知ります。
落胆は怒りに代わり、パク社長をナイフで刺してしまうギテク。
最後の結末は、パク社長とギテクの娘は亡くなり、ギウは頭を殴られます。
そしてギテクは行方不明となってしまいました。
衝撃の最後のシーン、ギテクはパク家の豪邸の地下室に住んでいました。
結末②計画を立てても思い通りにいかない
そしてエンディング。
エンディングではギウがパク家の地下で逃亡生活をしているギテクに手紙を書きます。
「父さん、計画ができました。僕はお金を稼ぎます」
豪邸の地下室にいる父親を助けるために、お金を稼いでパク家の家を買うことがギウの希望となりました。
ギテクの口ぐせは「計画を立てても計画通りにいかない」で、だから失敗のない無計画が一番だと言っていました。
『パラサイト考察』
息子ギヴの年収であの家を買って父ギテクを地下室から救い出すには500年以上かかるらしい。「計画するから失敗する。無計画が最高の計画」というギテクのセリフは、息子の計画が叶わないことを暗示していた。#パラサイト pic.twitter.com/HcTZJm0Yd5— 新卒OLちゃんの呟き (@OL72300570) January 9, 2021
地下住人になり下がったギテクは、ギウにモールス信号を送り、その父親に手紙を書く息子のギウ。
ギウはいつかお金持ちになって、地下室にいる父親ごと豪邸を買おうと心に誓うのでした。
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パラサイトの隠れたメッセージ7選を徹底解説!
世界中で大ヒットした「パラサイト 半地下家族」には、いったいどんなメッセージが隠されているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで、作品の中に隠されたメッセージを紐解き、格差の広がる社会へ問いかけたことや、考えなければならないことについて考察していきます。
メッセージ①匂いが臭い
ギテクがドンイクを刺した理由を考察してみると、「ドンイクが鼻をつまんだ」ことが判明しました。
臭いの正体は、半地下の臭いです。
キム一家が住む半地下の家は、日当たりが悪く、かなりカビ臭い臭いが漂っていたはずで、かび臭い半地下の臭いは、半地下に住む人独特のものです。
ドンイクが鼻をつまんだということは、半地下に住む家族を見下していたという見方もできるでしょう。
お金持ちが下流層を差別する姿は、ギテクにとって耐えられるものではなかったのかもしれません。
メッセージ②階段
昔から韓国映画に登場する階段は、身分の「上昇」と「転落」を象徴するものとして使われてきました。
階段は、貧富の格差を視覚的に表現しているのです。
そして「パラサイト」にも、階段はたくさん登場しており、ポン・ジュノ監督もスタッフみんなで「階段映画」と呼んでいたと、明かしています。
「パラサイト」に登場する階段は、同じソウルとは思えない格差のある二つの空間をつなぐ意味があると考察されています。
メッセージ③映画のオチ
韓国はものすごい競争社会で、若者の5人に1人が実質失業者とも言われる失業率の高さも社会問題になっています。
キム一家も、あんなにスキルが高いのに全員失業中なんです。
家庭教師を難なくこなし、証明書を軽く偽造してみせ、安定感あるドライビングテクニックを有し、豪邸の家事を一手に引き受け切り盛りしてみせる人たちです。
高いスキルを持っていても、貧困家庭が就職するのは難しい、格差社会に対する問題意識を訴えているのではないでしょうか。
そして、もう少しで完全にのっとれそうなパク社長一家から見下されていることに傷ついたキム一家の父親が、最後にパク社長を殺害したのです。
裕福というだけで、下流層を見下していいはずがなく、この縦社会を崩壊させたいというメッセージが込められているのかもしれません。
メッセージ④石
半地下に住む、キム家の長男ギウは、富裕層の友人ミニョクから「山水景石」をもらいます。
友人から富をもたらすと教えてもらいましたが、ギウの母は食べ物でないため全くの無関心でした。
そもそも、「水石」は金持ちの家にあるもので、ギテクの半地下の家には似合いません。
しかし、ギウは、ミニョクからもらった富裕層の趣味のアイテムに興味を抱きました。
その後、富裕層のパク家にギウが家庭教師として働くのをきっかけに、キム家は家族全員でパク家への寄生に成功し、貧困から抜け出せる兆しを見せました。
ミニョクが「富をもたらす」という言葉を言っていたこともあり、ギウはあの石に希望を見出していたのかもしれません。
しかし、ギウは父親に手紙を書いたあと、山水景石を川に戻しに行くのです。
富の象徴だと思っていた「石」を手放すことで、もう一度やり直そうと決意したのではないでしょうか。
メッセージ⑤笑い
半地下に住む、キム家の長男ギウは、パク家で地下の住人に「山水景石」で殴られた後、手術によって一命を取り留めています。
しかし、手術から目が覚めたギウは、ずっとヘラヘラ、ニヤニヤと笑っているのです。
医者が言うには脳手術のあと、たまにこう言う症状がでることがあるとのことで、裁判の時もずっと薄笑いを浮かべていました。
妹のギジョンが死んだと聞いても、墓前に訪れても笑っていました。
殴られた後遺症で障害が残ったのか、それとも現実逃避したいのか、おかしくなったふりをしているだけなのか、色々な考察がされています。
しかし、豪邸での殺人事件のニュースを見た時だけは、笑いませんでした。
メッセージ⑥インディアン
この映画ではインディアンが度々登場し、何か意味があることをそれとなく伝わってきました。
アメリカ先住民族のインディアンは、現在白人種や黒人種などの混血が進んでいることから、インディアン=追い出されたものの象徴です。
このインディアンという意味を劇中と重ねてみると、元からいた家政婦(地下の住人)が、後からきたキム一家(半地下)に追い出されます。
そしてパク社長とギテクはインディアンの格好をしたことで、表舞台から消え去る運命となりました。
また、パク社長の息子ダソンがインディアンの衣装を身につけているのは、これはダソンがインディアンごっこのふりをしていると見られています。
ダソンの奇行が演技であり、それを人前で隠していることを意味するのではないでしょうか。
メッセージ⑦モールス信号
モールス信号が、地下室から送られるメッセージとして使われていました。
元家政婦の夫グンセは夜中に冷蔵庫から食料を取るために地下室から出てきましたが、その時に目撃したパク家息子ダソンはおばけだと思って気を失ってしまいました。
ダソンはボーイスカウトだったためにモールス信号を理解でき、ダソンとパク社長は自宅でモールス信号で意思疎通を図っていました。
しかしダソンは、地下室から送られるモールス信号を無視し続けました。
そして最後、モールス信号はキム一家のギテクから、息子のギウへと繋がったのです。
パラサイトキャストのイソンギュンが死亡?
2023年12月27日、裕福なパク一家の父親を演じた、俳優イソンギュンが死亡しました。
イソンギュンは違法薬物を使用した疑いで警察の取り調べを受けており、そのさなかで自殺したと見られています。
「パラサイト」で妻役を演じた女優チョヨジョンは、SNSに追悼コメントを残しています。
一緒に味わった栄光は決して忘れません。いつもみんなを笑わせてくれた陽気さを忘れません。お兄さんのように善良で温かい俳優を目指して、頑張っていきます。
(引用:チョヨジョンInstagram)
また、彼の死後、薬物容疑とは関連性の薄いプライバシーを取り上げた報道や、人目を集める中での警察出頭などが問題視されました。
これらの問題について、「パラサイト」のボンジュノ監督は、「徹底した真相究明を求める」と表明しています。
「パラサイト」の監督や共演者にとって、イソンギュンの死は、耐え難い深い悲しみになっているようです。
パラサイトの最後の結末はなぜ刺した!?ネタバレとキャスト死亡の真相は?まとめ
今回は、「パラサイトの最後の結末はなぜ刺した!?ネタバレとキャスト死亡の真相は?」と題して紹介してきました。
「パラサイト半地下の家族」は切ない結末でしたね。
刺した理由に関しても格差が強い韓国にとってはとても衝撃的で重いシーンだったのではないでしょうか。
富裕層と貧乏層の格差社会を描きながら、ブラックユーモアや家族愛なども盛り込まれた作品である、「パラサイト半地下の家族」。
まだ視聴していない方はもちろんのこと、一度視聴した方も、改めて視聴してみてくださいね!