ウォルト・ディズニーが冷凍保存されているという都市伝説があります。
一説によるとシンデレラ城の地下に冷凍保存されたウォルトが眠っているのだとか…。
この話はウォルトにまつわる都市伝説の中で最も有名なものなのだそうですが、ウォルトは肺がんで死亡した数日後に火葬され、遺灰はカリフォルニア州グレンデールに埋葬されたと言います。
娘のダイアン(Diane)が書いた、1972年に出版された父の伝記の中で、「私の父、ウォルト・ディズニーが冷凍保存を望んでいたという噂はまったく事実ではない」と言っています。
ウォルト・ディズニーを心から愛するファンたちが、夢の国の魔法が覚めないまま、彼が蘇ったらどんなにいいかと願った想いが都市伝説として広まっていったのかもしれませんね。
②秘密結社の一員だった!
ウォルト・ディズニーは、秘密結社「Plus Ultra(プルス ウルトラ)」の一員であったという都市伝説があります。
「プルス・ウルトラ」とは、スペイン国のモットーで、もっと先へ、もっと向こうへ、さらなる前進、という意味が込められています。
Plus Ultraはトマス・エジソンらが創設した秘密結社で、メンバーの一員には、アインシュタインやジュール・ベルヌ、ギュスターヴ・エッフェルなどもいたと言われています。
ディズニーの作品やパークのアトラクションの中に、ジュール・ベルヌの作品に影響を受けているものが多数あり、年代こそ違いますがメンバーとしての思想からシンパシーを受けるものがあったのかもしれません。
よって、ディズニー作品には、この秘密結社に関するメッセージや象徴が紛れ込んでいるのではないかと言われています。
また、2015年に公開された、ディズニー映画『トゥモローランド』に、このPlus Ultraが登場するのです。
あくまでフィクションという設定ですが、秘密結社やウォルトが一員だったことについて、あなたはただの噂で済ませてよいと思いますか?
③ウォルトディズニーは人種差別主義者だった
ウォルト・ディズニーが、白人至上主義の人種差別思想を持っていたという都市伝説があります。
ウォルトが作り上げてきたキャラクターや作品に垣間見られるそうですが…。
例えば、ミッキーマウスの「手」が根拠になっているそうですが、ミッキーやミニーは白い手袋をしていて、これは「白人」を表しており、逆に手袋をつけていないプルートは日本人のような「黄色人種」を表しているというのです。
プルートはミッキー達に飼われている存在のため、その上下関係を表現しているのでは?という憶測が飛んでいます。
そして、実際にウォルトの死後1年後に発表された遺作「ジャングルブック」、先に述べたミュージカル映画「南部の唄」については黒人差別であると、現在も抗議や批判の的になっています。
これは、ウォルトが製作に熱中するあまり、人種に関する配慮に欠けていたとも言われています。
ウォルト自身は読書をほとんどせず、世相に対して鈍感な面を持ち合わせていたようです。
ミッキー&フレンズの都市伝説12選!スティッチやドナルドのモデルは?
続いては、世界中で大人気のミッキーマウスとその仲間たち。
彼らの存在なくしては、現在のディズニーリゾートの成功はなかったと言っても過言ではないでしょう。
そんな、ミッキー&フレンズについてご紹介していきます。
ミッキー&フレンズとは、主にミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、プルート、チップとデールのことを指します。
他にも、スティッチやくまのプーさんについてもお伝えしていきますので、楽しんでいってくださいね!!
①スティッチのモデルはゴキブリ!?
日本で2003年に公開された映画「リロ・アンド・スティッチ」に登場する、青い体に大きな長い耳、真っ黒でクリっとした目とまん丸のお鼻がキュートなスティッチです。
<あらすじ>
ハワイのカウアイ島に住むリロは、両親を亡くしており姉のナニと二人で暮らしていました。
リロは、家族の大切さを誰よりも知っている優しい女の子ではあるのですが、少々変わった価値観を持っていたため周りからは「変な子」と思われていました。
友達のいないリロのためにナニは犬を飼おうとするが、リロが選んだのは、悪の天才科学者ジャンバ博士の遺伝子実験によって生み出されたエイリアンの試作品626号こと「スティッチ」でした。
暴れん坊でトラブルばかりのスティッチにリロは優しく接します。リロと過ごすことでスティッチの中で、感じたことのない気持ちが芽生え始めました。
リロとスティッチはともに暮らせるのでしょうか…。
そのスティッチのモデルがゴキブリだなんていう噂があるんです…(涙)
そのような噂が広まってしまったのには理由があって、私たちが普段よく見ている4足歩行の可愛らしい姿はエイリアンであることを隠している姿で、真の姿はというと、足が6本、背中にはトゲのような毛、触覚があり、動きが素早いのです。
さらに、スティッチは、ココナッツケーキが大好きですが、雑食でゴミや虫なども食べてしまうのです。
そのような特徴から、ゴキブリがモデルではないかと言われてしまいました。
ですが、スティッチにはちゃんとモデルとなった動物が存在するんですよ!
それが、コウモリです。
これは、ディズニー公式番組で既に公開されている情報で、大きな目と耳に触角、ギザギザの歯を持つスティッチは確かにコウモリの特徴を捉えています。
試作デザインのステッチは、さらにコウモリの特徴的な鼻や、翼もあったようですよ。
他にも、「犬」「コアラ」の要素が取り入れられているそうで、映画の中でスティッチがエイリアンとバレないように犬のふりをしたり、リロも初めてスティッチと出会ったときに犬と勘違いをするシーンがあるんです。
また、スティッチの大きくて丸っこい鼻や手のカギ爪は、コアラをモチーフにしていると言われています。
色々な動物の要素が詰まって、このかわいいスティッチが出来上がったんですね。
②グーフィーは自殺していた!
ここで少し、悲しいお話をしますね。
特にグーフィーファンの方はごめんなさい。
ドナルドダックの大親友、ちょっとのんびり屋でおっちょこちょいなところが可愛くて大人気のグーフィーです。
実はこのグーフィー、過労によるストレスで、首を吊って自殺をするストーリーがあるというのです。
ディズニーの昔の映画には、いくつか上映中止になったり、お蔵入りになった作品があるので、グーフィーのストーリーついてもお蔵入りになったのではないでしょうか?
グーフィーファンにとって、とてもショッキングなお話なので、お蔵入りになってよかったのではないでしょうか。
③プーさんは誘拐犯だった!?赤い服を着ている理由
くまのプーさんは、イギリスの作家A.A.ミルンによって1926年に書かれた児童小説「クマのプーさん」を原作とし、ウォルトディズニーカンパニーが1966年に短編映画「プーさんとはちみつ」を公開したのが始まりとなっています。
その後も、くまのプーさんの住む100エーカーの森を舞台に描かれた短編映画や長編映画がいくつも発表され、温かくほっこりする仲間たちの一緒に癒しを与えてくれる存在に。
そんなくまのプーさんにも怖い都市伝説が隠されているとの噂があるのです。
その噂がある作品は、日本で1998年にビデオ発売された「くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!」です。
小学校の新学期が始まった1日目、プーさんが目覚めると家の前に、クリストファーロビンからのはちみつのつぼが。
しかし、プーさんは手紙が付いていることに気付かず、はちみつで手紙をべっとりと汚してしまいます。
親友のクリストファー・ロビンをに手紙を読んでもらうため探しに出かけ、仲間たちと次々に出会います、ピグレット、ラビット、ティガー、イーヨー。
オウルは手紙を読みました、「プーへ、僕は遠くへ行く、食べられて、骸骨になる」と。
プーさん達は、ビックリ!大切な友達を助けるために冒険へ出発したのです。
しかし、しばらくするとクリストファー・ロビンが戻ってきました。
小学校へ行っていただけだったのです。
物語の最後は、「ふたりはずっと一緒にいるでしょう。どんなことがあっても。この100エーカーの森で。」と締めくくられています。
この言葉が意味しているのは、寂しがりやでお腹を空かせているくまのプーさんは、クリストファー・ロビンを誘拐し、二度と現実世界に戻らないようにしたという噂が・・・。
オウルが読んだ手紙は伏線であると...。
そして、くまのプーさんの赤い服の秘密、それは、ミッキーからの贈り物だったのです。
雪が降りしきる寒い中、プーさんとミッキーが出会います。
裸のプーさんを見て、ミッキーが自分の服を切ってプーさんにプレゼントしたんです。
優しさ溢れるほっこりするお話ですね。
ミッキーの都市伝説
みんな大好きミッキーマウス、ディズニーのシンボルキャラクターです。
ミッキーマウスは、1928年11月18日、映画「蒸気船ウィリー」でスクリーンデビューしています。
同日の11月18日は、ミッキーのお誕生日としてお祝いされていますね。
ミッキーは、正義感が強くてシャイで礼儀正しいジェントルマン。
でも実は、一方でやんちゃでいたずらっコなところもあるんですよ。
世界中の人から愛されるミッキーマウスの都市伝説、お伝えしていきます。
④指が4本の理由
ウォルト・ディズニーは、当初ミッキーの手の指を5本で描いていました。
ですが、アニメーションテストをすると、5本の指が6本に見えるという問題が起こってしまったのです。
1920年代の白黒映画の映像技術では、うまく投影できなかったのでしょうか、指を5本から4本に減らし、ふっくらとした丸みのある手にすることで問題を解決しました。
思いがけないアクシデントではありましたが、ミッキーの指が4本というのは、他の何者も持ち合わせていない唯一無二のものとなりましたね。
⑤師匠はウォルトディズニー
1940年に世界で初のステレオ音声の映画「ファンタジア」が公開されました。
オーケストラによるクラシックミュージックをBGMとした、8編の物語からなるアニメーション作品です。
その中の「魔法使いの弟子」という物語はご存じですか?
赤くて丈の長い服と、青い三角帽子に身を包んだミッキーは、皆さんおなじみなのではないでしょうか?
あらすじ
魔法使いの師匠イェン・シッドは、弟子であるミッキーに修行の一つとして水汲みを命じました。
しかし、ミッキーはイェン・シッドが寝ている隙に魔法の帽子を使い、水汲みをほうきたちにやらせてしまいます。
魔法はうまくいき、ほうきたちが水汲みをしてくれている間にミッキーは眠ってしまい、立派な魔法使いとして魔法を操る夢を見るのですが、、、目が覚めると水があふれて大変なことに!
急いでほうきたちを止めようとするミッキーですが、止めるための魔法を忘れてしまい、どうすることもできません。
慌てるミッキーのもとへ師匠のイェン・シッドが現れ、魔法でほうきたちを止めてくれたことでようやく一件落着。
勝手に魔法を使ったことがイェン・シッドにばれてしまい、バツの悪そうな顔をしながら再び水汲みの仕事に戻っていくミッキーなのでした。
ここに出てくる師匠の「イェン・シッド」、英語で書くと「Yen Sid」、これを逆さ読みすると…
「Disney」になるのです!!
なんと、ミッキーマウスの師匠は、ウォルト・ディズニーだったのですね!
ドナルドの都市伝説
1934年6月9日公開の映画「かしこいメンドリ」で初登場、本名を「ドナルド・フォントルロイ・ダック」のドナルドダックといいます。
同日の6月9日がお誕生日とされています。
性格は、ちょっぴり短期で毒舌な部分も(笑)
甥っ子達のヒューイ・デューイ・ルーイをよく怒っている印象ですが、喜怒哀楽がはっきりしているので一緒にいて楽しい相手かもしれませんね。
料理が得意で、甥っ子達にパンケーキを焼いてあげたりと優しい面もあるんですよ。
そんなドナルドダックの都市伝説を見ていきましょう!!
⑥実はナチス兵だった!
1943年1月1日に公開された短編アニメーション映画「総統の顔」。
ドナルドダックがナチス兵として登場しているのです。
ドナルドダック・シリーズ第43作として第二次世界大戦中に戦意高揚のため制作された7分52秒の短編映画で、枢軸国(ドイツ・日本・イタリア)を風刺したプロパガンダの要素が強いアニメ作品です。
作品の舞台となる町は、「ナチランド」として描かれており、アドルフ・ヒトラーの独裁政権下に置かれたドイツ国がイメージされています。
あらすじ
ドナルドダックは、弾丸の製造工場での勤務に従事させられています。
総統の写真がベルトコンベアで流れてくると、敬礼をしなければなりません。
食べるものも十分になく、ノコギリで切らないと食べられない固いパンを、前歯でかじって少しずつ食べていきます。
過酷な環境と労働に耐えられなくなったドナルドが悪夢から目覚めると、星条旗柄のパジャマを着ていて枕元に自由の女神像が。
「アメリカ国民でよかった」と安堵し、自由の女神にキスをするのです。
第二次世界大戦時、アメリカではこのようなアニメの風刺映画が上映されたんですね。
終戦後、その後は時代の風潮か、アメリカ本国でも長らくメディア収録されることがない幻の映画となっていました。
2004年以降にDVDボックスに収録され発売されたそうですが、日本版には収録されていないそうです。
⑦仏教徒の噂も
しかし、この作品以降、合掌のポーズをすることはないそうなので、実際仏教徒かどうかは都市伝説にとどまっています。
⑧あまり喋らない理由には深い意味があった
ドナルドダックは、「ダック」と名の付く通りアヒルがモチーフにされていて、言葉も「ガーガー」や「グワッ、グワッ」と理解しにくい言葉しか話しません。
実はこれには、ウォルトディズニーの優しい気持ちが詰まっているようなのです。
世界中には、障害や病気などにより言葉が話せない大人や子供がたくさんいます。
言葉が話せなくても、声が出せなくても、友達になれるよ、喋れる人も、そうでない人もみんな友達という意味が込められているのです。
ウォルトの「差別を無くしたい、みんな違っていいんだよ」という優しいメッセージが受け取れませんか?
⑨モデルはカルガモ!
ドナルドダックは、アヒルがモチーフのキャラクターです。
ドナルドの伯父さんスクルージや、甥っ子のヒューイ・デューイ・ルーイも一族みんなアヒルがモチーフです。
アヒルは喜怒哀楽がはっきりしている性格なので、外見だけでなく性格も併せてアヒルをモデルとしているでしょう。
しかし、一部で「実はカルガモがモチーフ」なのではないかと噂されているのです。
その理由は、ドナルドが怒った時の攻撃性からきています。
親子でヨチヨチ列をなして歩くカルガモの姿はとても可愛らしく微笑ましいですが、その生態は「ガァガァ」「グェグェ」と鳴き荒し、田畑の稲など踏み荒らし食べてしまうことから、害鳥であるとも言われているのです。
また、ドナルドがパーク内に入り込んだカルガモの親子の後をお尻を振って歩く姿から、「実はカルガモ説」というものが囁かれているようです。
⑩デイジーはドナルドの義理の妹だった!
デイジーダックは、1937年1月9日公開の短編映画「ドナルドのメキシカン・ドライブ」で初登場し、同日の1月9日がお誕生日の、頭の後ろにピンクの大きなリボンをつけた、大人っぽくてセクシーな女の子です。
デイジーダックは、ドナルドダックの恋人なのですが、ドナルドの妹「ダンベラダック」(ヒューイ・デューイ・ルーイの母)の旦那さんの妹がデイジーなのです。
なので、なんとデイジーは、ドナルドの義理の妹に当たる存在になるのです。
なんとも複雑な家族関係ですが、血のつながりはないので、結婚自体はできるようですが、国によってはNGだということも…。
ちなみに、テイジーには、姪っ子「エイプリル・メイ・ジュン」がいるそうですよ。
にぎやかで楽しそうですね。
⑪チップとデールは兄弟じゃない!?
チップとデールは、1943年4月2日公開の映画「プルートの二等兵」でスクリーンデビューし、その公開日がお誕生日とされています。
さて、いつも一緒で仲の良いチップとデールですが、この2匹は一体どんな関係なのでしょう?
双子?それとも兄弟?いやいや、ただの友達??
実はこの2匹、ディズニーのオフィシャル百科事典「Disney A to Z」によると、「パートナー」なのだそうです。
この「パートナー」とは相方、親友という意味になるようです。
日本で出版されたものには「兄弟」と表記されたものもありますが、これはアメリカで親しい相手を「ブラザー」と呼ぶ(男性同士のみ)慣習をそのまま訳してしまったためで、実際にチップとデールが兄弟ではないのです。
そのため、誤解が起きないようにと新日本語版の「チップとデールの大作戦」では、チップが「むかつく奴だけど親友なんだ」と発言しています。
チップとデールは血のつながりのある兄弟ではないけれど、マインドの部分では本当の兄弟、いいえ、それ以上に仲の良い2匹であると言えるでしょう。
ちなみに、2匹の覚え方は、「チョコチップ、鼻血デール」と覚えてくださいね!
チョコチップのような黒い小さいお鼻の子がチップで、鼻血が出たような真っ赤な大きいお鼻の子がデールです。
違いは他にも、歯の本数や、目の形など様々ありますから、見つけてみてくださいね!!
⑫ミニーは猫と犬を飼っている!
ディズニー好き女子なら、1度はミニーちゃんのカチューシャをしてパークを満喫した経験があるでしょう。
そんな愛されミニーマウスは、ミッキーマウスの恋人で、スクリーンデビューもミッキーと同じため、お誕生日も同じ日の11月18日で、ミッキーと相思相愛なんですよ。
ミニーは、動物好きお世話好きで、ミニーがペットを飼っている作品がいくつか存在します。
1952年5月17日公開の「ピノキオ」に、ゼペットじいさんのペットとして登場した黒猫のフィガロも、実はミニーのペットとして過去に登場していたのです。
それが、1946年に公開された『子ねこのフィガロ』。
この作品では、ミニーにお風呂に入れられて嫌がる場面も。
また、1947年に公開された「フィガロとフランキー」では、カナリアのフランキーもミニーのペットとして登場します。
さらに遡ると、ミニーは犬も飼っていたことがわかります。
ペキニーズという犬種のフィフィは、ミニーのペットであるとともにプルートの最初のガールフレンド。
1932年に発売されたコミック「Mickey’s Sunday strip」に掲載されています。
そしてこのフィフィ、1937年公開の短編映画「プルートの5つ子」で、プルートとの間に5匹の子宝にも恵まれているのです。
現在は、公式的にミニーのペットとして認められている子です。
人間関係が複雑すぎる!ディズニープリンセスの都市伝説や制作秘話31選
「ディズニープリンセス」とは、ディズニーのブランド名の1つで、ディズニー及びピクサー作品に出てくる、お姫様のキャラクターです。
ディズニーの公式プリンセスは13人いると言われています。
- 白雪姫
- シンデレラ
- オーロラ姫(眠れる森の美女)
- アリエル(リトルマーメイド)
- ベル(美女と野獣)
- ジャスミン(アラジン)
- ラプンツェル
- モアナ(モアナと伝説の海)
- ティアナ(プリンセスと魔法のキス)
- ムーラン
- ポカホンタス
- メリダ(メリダとおそろしの森)
- ラーヤ(ラーヤと龍の王国)
わたしはこのプリンセスが好き、このプリンセスと同じドレスが着たい、等々世界中の多くの女の子たちの憧れディズニープリンセス。
そんなディズニープリンセスの都市伝説、見ていきましょう!!
①みんな同じ世界で暮らしている!?
ディズニーのプリンセスの世界が同じ世界で繋がっていると言われているんです。
2017年3月10日に公開されたディズニーのブログ「オー・マイ・ディズニー」の動画でそのことが分かります。
映画「ムーラン」に出てくる犬リトル・ブラザーが「ターザン」にも登場していたことや、そんな「ターザン」には「美女と野獣」のポット夫人そっくりのティーポットが出ていたこと、さらに「美女と野獣」の野獣の姿をしたおもちゃが「アラジン」に登場していたことなどを紹介してくれます。
さらに、「モアナと伝説の海」には、「リトル・マーメイド」のフランダーや「アナと雪の女王」のスヴェンが出演していることも明かしています。
知っていたらより映画をより楽しめる秘密が盛りだくさんですよ。
②ディズニープリンセスに母親がいない理由
美しく華麗なプリンセスたち、でも彼女たちはそれだけではなく、芯が強くたくましい一面も兼ね備えています。
それは、彼女たちには母親がいないからなのです。
事故で命を落としてしまっていたり、最初から母親が存在していないプリンセスもいます。
それはなぜなのでしょうか?
それは、ウォルトが亡くなった母親に責任を感じているからなのだそうです。
富と名声を手にしたウォルトは、ある日両親に家をプレゼントしましたが、しかしそのプレゼントした家の暖炉から煙が漏れ、その煙によってウォルトの母親が亡くなってしまったそうです。
ウォルトはこのことについてだいぶ責任を感じていたとのこと。
つまりウォルトは、ディズニープリンセスに母親を失った自分を重ねていたのではないかと言われているのです。
リトルマーメイドの都市伝説
「リトルマーメイド」は1989年11月17日に全米で、日本では1991年7月21日に公開されたディズニー映画です。
原作は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「人魚姫」で、この「リトルマーメイド」はディズニー映画の第二黄金期の原点とも言われる作品です。
2008年に舞台化されブロードウェイにてミュージカルが上演、日本では、2013年から劇団四季により上演されている大人気作品です。
黄色の体に水色の模様の魚フランダーや、トリトンに仕える宮廷音楽家の蟹のセバスチャンなど、脇を固めるキャラクターの可愛さも人気の秘訣でしょう。
では、そのリトルマーメイドの都市伝説について、ご紹介していきましょう。
③魔女アースラーはアリエルの叔母
リトルマーメイドに登場するヴィランズ、「アースラ」は紫色の肌にタコのような下半身の海の魔女です。
アリエルの父であり海底王国アトランティカの王様トリトンに、その昔王宮を追放されたことから彼を恨んでいます。
なんと、その二人の関係が、兄妹だという説が囁かれているのです。
映画中ではアースラが「私が宮殿にいた時は」というセリフを言っていたり、アメリカのブロードウェイ版「リトルマーメイド」では、アースラがトリトンの妹というストーリーラインが語られているのだそうです。
アースラは、アリエルの叔母さんだったんですね。
それが本当だとしたら、トリトンとアースラの間には一体何が起こってしまったのか、アナザーストーリーとして面白い物語になりそうですね。
④アリエルの母とは?
映画「リトルマーメイド」でアリエルの父親、トリトンは登場していますが、母親の姿は登場していませんでした。
母親は、船との衝突事故で亡くなったということが、2008年8月26日(日本版は1か月後)に発売されたOVA作品「リトルマーメイドⅢはじまりの物語」で語られているのです。
アリエルの母親でありトリトンの妻である「アテナ」は、ギリシャ神話の知恵と勇気を持ち備えた女神アテナがモデルとなっているのだそう。
ギリシャ神話に登場するアテナは結婚をしておらず水中でも暮らしてはいませんが、アリエルの母親のアテナは人魚姫であり、さらにアリエルと同じ赤い髪、緑色の尾びれを持ち、その姿は、アリエルそっくりなのです。
最愛の妻を亡くし、深い悲しみのトリトン王、アトランティカも色が失われてしまいます…。
15歳のアリエルは父トリトンを、アトランティカを救えるのでしょうか?
⑤アリエルがエリック王子に一目惚れした理由
「リトルマーメイド」には、カットされた幻の15分間のシーンがあると言われています。
それは、アリエルが海底の男性たちとデートをしているシーンでした。
デートの食事中に、財テク人魚の貝のトレードについての話やフランダーのソフトボールチームに所属しているタツノオトシゴのスポーツの話など…。
アリエルは誰とデートをしても終始つまらない様子で、上の空です。
このシーンがカットされたのですが、アリエルはその時すでに恋をしていたのです。
それが、エリック王子、ディズニー映画「リトルマーメイド」に登場する王子様、アリエルの憧れの世界に住む人間の男性です。
ディズニープリンスの一人であり、年齢はなんと18才なんです。
黒髪と白い歯が印象的なイケメンで、航海士を目指していることから、船の操縦も得意なんですよ。
好奇心旺盛なアリエルは、父トリトンに人間の世界に近づいてはいけないと言われていましたがパーティーをしている客船に近づいてしまいます。
そこで、愛犬マックスと無邪気に戯れるエリック王子を見かけ一目で恋に落ちるのです。
その後、嵐に遭い、海に投げ出されたところをアリエルに助け出され一命を取り留めます。
エリックに会いたいアリエルは、海の魔女アースラに、人間の足を手に入れることと引き換えに自分の美しい声を差し出す契約を交わしてしまうのです。
3日以内に、エリックにキスされなければアリエルはアースラのものになってしまうという条件付きで…。
果たしてアリエルとエリックは幸せになれるのでしょうか!?
⑥マグダラのマリアが登場?
「マグダラのマリア」は、新約聖書に登場する「イエスキリストが十字架にかけられる時、イエスが埋葬される時、ともに見守った数人の婦人たちの中で最も重要な人物」なのです。
そのマグダラのマリアが描かれた、ティツィアーノ・ヴェチェッリオが1533年頃に描いた絵画「悔俊するマグダラのマリア」が、リトルマーメイドの作品中に登場するのです。
そのシーンが、上記画像の、アリエルが集めた人間の世界のコレクションをフランダーに紹介するように「part of your world」を歌うシーンです。
「教えてほしいことたくさん なぜ火は燃えるの 教えて」という歌詞と共に現れるのが「悔悛するマグダラのマリア」の絵です。
これは、ウォルトディズニーが作品の中に、聖書の言葉を度々織り交ぜていることから、潜在的にクリスチャンを浸透させようとしているのではないかという都市伝説なのです。
ぜひ、注目して見てみてくださいね!
⑦ポカホンタスは悪魔を引き寄せる!?
「ポカホンタス」は、1995年6月23日に公開されたディズニー映画で初めて実在の人物を扱った作品です。
このお話は、17世紀初頭のアメリカを舞台とし、インディアンの一族の娘ポカホンタスと、イギリスから植民地にするためやって来たジョン・スミスが、通じるはずのない言葉を心で理解し、運命の出逢いに一瞬にして恋に落ちます。
しかし、最終的にポカホンタスは、イギリスに戻らなければならないジョン・スミスと別れを決断し、二人は離れ離れになるのでした。
主人公のプリンセス「ポカホンタス」は、ディズニー映画の中で唯一ハッピーエンドにならない悲しいプリンセスです。
広大なアメリカの土地と豊かな自然の中で育ったポカホンタスは、好奇心旺盛で行動力抜群の女の子ですが、「ポカホンタス」の名前には、ポウハタン族の間では「いたずらっ子」や「甘えん坊」という意味があるそうです。
しかし、インディアンの言葉には様々な見解があり、「悪魔を引き寄せる」という意味があるとも言われていのです。
そのことが都市伝説として広まったようです。
アナと雪の女王の都市伝説
「アナと雪の女王」は、2013年に制作された、3Dコンピューターアニメーションミュージカルファンタジー映画です。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「雪の女王」からインスピレーションを得て作成された、53作品目のディズニー長編アニメーション映画です。
2013年11月27日(日本公開は2014年3月14日)の公開と同時に世界中に空前のブームを巻き起こし、主題歌の「Let It Go(レット・イット・ゴー)」は誰もが口ずさめる曲ではないでしょうか。
この作品は、スタジオジブリの宮崎駿監督作品「風立ちぬ」を退け、アカデミー賞の長編アニメーション映画賞を、レット・イット・ゴーは、歌曲賞を獲得し、オスカーダブル受賞に輝きました。
そんな「アナと雪の女王」には、とても興味深い都市伝説がいくつもありますので、ご紹介していきますね。
⑧ラプンツェルとエルサ・アナは従姉妹?
2010年に公開された(日本公開は2011年)「塔の上のラプンツェル」は、ディズニーアニメ映画史上初の3D映画で、主人公のラプンツェルとその恋人となるユージーンの2人がボートに乗って歌を奏で、ランタンが舞い上がるシーンはロマンチックで見る人すべてを魅了します。
このラプンツェルが実は、アナとエルサの従姉妹ではないかとの噂があるのです。
それは、エルサの戴冠式のシーンで、ラプンツェルとユージーンが出演しているから!!
また、両家のお母さんが同士がそっくりであるため、二人は姉妹であり、よってアナ、エルサとラプンツェルは従姉妹であるという説が流れたのです。
⑨元々エルサは悪役だった
映画「アナと雪の女王」といえばこの歌「レット・イット・ゴー」と切り離せない、この歌こそが、「アナ雪」という映画を頂点へ引き上げたと言っても過言ではないほどの社会旋風を巻き起こしました。
この楽曲を作詞・作曲したのがクリステン・アンダーソン=ロペス(妻)とロバート・ロペス(夫)です。
夫妻は、インタビューを受け、このように答えていました。
僕らが関わったときは、エルサは悪役の設定だったんだ。
でも(クリス・バックとジェニファー・リー共同監督は)構成していくうちに、それでは映画が成り立たないことに気づいたんだ。
そこで、キャラクター設定を変え始めた。
当初のエルサは、野性的で、どこに行っても問題を起こすような設定だったものを、内気で、オールAを取るように頭が良く、さらに秘密を隠している設定にしたんだ。
映画内では、そんな内気で頭の良いエルサが、(自分の殻を破って)変化していく過程の楽曲が必要になったんだ。
そのような経緯で、パワーに目覚めた女性というテーマを基に、「レット・イット・ゴー」が生まれていったのですね。
と、このように、かの有名な「レット・イット・ゴー」を手掛けた方々からのお話で、元々エルサは悪役で構成されていたことが判明したのです。
⑩オラフの名前の由来はダジャレ!?
「やぁ、みんな!僕はオラフ。ぎゅーって抱きしめて」
なんともかわいいセリフで見る人の心を掴む、愛がいっぱい詰まった子供たちにも大人気の生きている雪だるま。
女王エルサを探しに雪山にやって来たアナが旅の途中で出会う子です。
オラフの出現により、劇中は一気に明るく楽しいムードになりますが、このオラフ、名前の由来が「Oh! Laugh!!」(あぁ、可笑しい!!)と、英語で言ったそのままを名付けられたそうです。
名前の通り、面白く楽しい雰囲気を作ってくれてますよね。
⑪キャラクターの名前は原作者から!
「アナと雪の女王」の原作は、デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「雪の女王」であることは、先ほどもご紹介しましたが、なんと、「アナと雪の女王」に出てくる主要キャラクター、アナ・ハンス・クリストフ・スヴェンの名前が、ハンス・クリスチャン・アンデルセンから名付けられていたのです。
アンデルセンの残した有名な物語は、「親指姫」「裸の王様」「赤い靴」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」等、他にも数多くの作品があり、「アナと雪の女王」だけではなく、ディズニーが誇る「リトルマーメイド」もアンデルセンの「人魚姫」から完成したものです。
ディズニー制作側が、同じ物語を作る者として、ハンス・クリスチャン・アンデルセンという人物に敬意を払っているのが感じられますよね。
⑫テーマは同性愛
「アナと雪の女王」には、同性愛を示唆している点がいくつかあるとされています。
それが、こちら。
・登場人物クリストフの声優Jonathan Groffが同性愛者であることをカミングアウトしています。
・山小屋の主人オーケン(男)には、夫がいます。(マッチョな男性と4人の子供が家族であるという内容のシーンが出てきます。)
・エルサが男性に対して無関心に見えます。
・テーマソング「レット・イット・ゴー」の歌詞が同性愛を連想させます。
・原作者のアンデルセンがバイセクシャルであること。
愛には色々な形があっていいでしょう。
ディズニー映画では、これまでプリンセスが野獣に恋をしたり、カエルにキスをしたり…
人間と人間以外の純粋な恋愛が成就する物語がいくつかありますが、男性同士、女性同士の恋愛については描かれてきませんでした。
ダイバシティが叫ばれる今の世の中、同性愛をオープンにしやすい環境作りができるといいですよね。
⑬アナとエルサの両親はラプンツェルの結婚式に向かっていた
映画「アナと雪の女王」では、アナとエルサの両親は、他国に向かう途中に海難事故で亡くなったとされていますが、これ、実は、両親は姪っ子のラプンツェルの結婚のお祝いに行くための出航だったと噂されているのです。
アナとエルサの両親が亡くなったのは、エルサの戴冠式の三年前です。
「アナと雪の女王」が公開されたのは2014年、この3年前とは、「塔の上のラプンツェル」が公開された2011年であり、両親は、ラプンツェルとユージーンの結婚式に出席するために向かっていたのではないか、とされています。