ディズニー映画は、ハッピーエンドで終わりますが、原作では、身の毛もよだつ怖ろしいお話がいくつかあるのです。
ここから先は注意してご覧下さい。
シンデレラ
継母と義姉たちに酷い仕打ちをされていたシンデレラが、舞踏会で王子と出会い、結婚して幸せに暮らすという物語です。
ディズニー映画と原作のなにが違うのかというと、継母と義姉たちの結末です。
義姉たちは、自分たちの足が大きくて靴が履けないと分かると、自分たちのつま先やかかとを斧で切り落として無理やり履こうとしました。
しかし靴が血まみれになっていたことから、王子に「足が血まみれだ。花嫁は他にいる。」と言われてしまいます。
しかし、それだけではなく、後日、シンデレラになついていた鳥が継母の目をえぐり出しました。
つまり、義姉たちは足の一部を失い、継母は目が見えなくなったのでした。
白雪姫
世界で1番美しいのが自分でなければ気が済まない妃は、魔法の鏡に白雪姫が1番美しいと聞かされ怒り狂います。
妃は、醜い魔女の姿に化けて、白雪姫に毒リンゴを食べさせ殺してしまいます。
ディズニー映画では、七人の小人たちが果敢に立ち向かい魔女に化けた妃を谷底に突き落としやっつけます。
そして、王子様のキスで目を覚ました白雪姫は、お城で王子様と幸せに過ごすのです。
しかし、原作は、もっと残酷なものでした…
死なずに生きていた妃、白雪姫と王子の結婚式に訪れ、白雪姫は彼女に真っ赤に焼けた鉄の靴を履かせ、死ぬまで踊らせたのだとか...。
この復讐方法は、魔女の拷問の一つです。
白雪姫は、魔女として妃に罰を与え、それを見て高笑いをしていたそうです。
リトルマーメイド
地上の世界にあこがれていたアリエルは、王子エリックに恋をします。
エリックの乗った船が嵐に巻き込まれ、おぼれた彼をアリエルが救い出します。
もっとエリックのことを知りたいと思ったアリエルはアースラと契約を交わし、声と引き換えに足を得たことで地上へと降り立ちます。
アースラの魔の手が襲いかかりますが、エリックがアースラを倒し、二人は無事結ばれ、みんなに祝福され、結婚式を挙げたのでした。
と、ここまでがリトルマーメイドのあらすじです。
しかし原作の「人魚姫」の結末は、切なく悲しいストーリーです。
原作では、王子様は自分を助けたのが人魚姫だと気づきません。
それどころか、通りがかった隣の国のお姫様だと勘違いし、命を助けてくれた姫と結婚してしまうのです。
行き場を失った人魚姫、魔女から王子を殺せば人魚に戻れると言われたのですが、彼女はそれを選ばず、海に身を投げ出してしまいます。
そして体は泡となって消えてしまったのでした。
ラプンツェル
不思議な力が込められた髪を持つ少女・ラプンツェルは、母親によって塔に閉じ込められ、外の世界を知りません。
そんな彼女はある国の王子と出会います。
王子は、母親の目を盗み、ラプンツェルの髪をつたって塔の上に会いに来ます。
ここからがこの物語の残酷なことろなのですが…
母親がやって来た時にラプンツェルが、「着ていた服がとても窮屈になってしまったの、どうしたのかしら。」と尋ねます。
母親は、大きくなったラプンツェルのお腹を見て激怒します。
塔に閉じ込めて大切に育てたはずのラプンツェルが知らないうちに妊娠していたなんて、母親にとってそんな怖い話はほかにないでしょう。
また、妊娠が何たるかもわからない状態で荒野に放り出され、つらい暮らしの中で双子を出産するとになるラプンツェルの境遇も悲惨です。
そして、それを知らずにいつものように塔にやってきた王子は、ラプンツェルがもうここにはいないことを知ってショックを受け、絶望のあまり塔から身を投げ出し、失明してしまうのです。
どれも、残酷で怖ろしい内容が含まれていますが、しかし、美しいものに執着する醜さ、他者を蹴落として手に入れる栄光の脆さ、自らの命より愛する人の幸せを願うことの美しさ、、、読者に教訓や人としての清い心のあり方を教えてくれているような気がしませんか?
全て繋がっている!?ピクサー映画の都市伝説や制作秘話14選
「ピクサー・アニメーション・スタジオ」(一般略称はピクサー)は、1986年に設立されたアメリカ合衆国のアニメーション会社です。
2006年より、ウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社となっています。
トイ・ストーリーやカーズ、モンスターズインク等、長編アニメーション映画は30本近く、短編映画は100本もの作品が世に輩出されているのです。
そのピクサー映画の世界は、全て繋がっていると言われていますが、一体どういうことなのでしょう?
真相を一緒に探っていきましょう!
そして、制作秘話についても漏らさずお伝えしていきますよ。
①PIXARのロゴの電気スタンドには名前があった!
ピクサー映画が始まるとき、最初にロゴが出てきますよね。
PIXARの「I」の部分に、電気スタンドがやってきて、上からピョンピョン飛んで潰して、その電気スタンドが「I」になり代わります。
この子に名前があるって皆さんご存じでしたか?
この電気スタンドの名前は、「ルクソーJr」という名前なんです。
ピクサーが独立しピクサー・アニメーション・スタジオとなったのは、1985年です。
その1年後の1986年に公開された「ルクソーJr」という短編映画に、電気スタンドのルクソーJrは初登場しました。
この短編映画「ルクソーJr」の監督を務めたのは、後に「トイ・ストーリー」や「バグズ・ライフ」、「カーズ」を生み出すこととなるジョン・ラセター氏でした。
ピクサーは当初、アニメ制作ではなく、医療機関や政府を対象にグラフィックコンピューターの開発を行っており、「ルクソーJr」という作品は公開するための映画ではなく、映像処理技術のデモンストレーション用の映像として作られました。
1986年8月17日に開催されたコンピューターグラフィックス技術展示会「SIGGRAPH」で、電気スタンドの物理的な特徴は生かしつつ、まるで子供の様に柔らかい動きで飛んだり跳ねたりするといった革新的な技術を発表し、注目を集めました。
その後、映画として公開、第59回アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされ、CGアニメ映画を作るピクサーの存在と可能性を世に知らしめることとなり、ここからピクサーの快進撃が始まるのです。
あらすじ
電気スタンドの子供”ルクソーJr”がボールを見つけて楽しく遊んでいました。
ボール遊びにハマったのか、どんどんボールを転がして大はしゃぎ。はしゃぎすぎてしまい、やがてボールがパンクしてしまします。
しょんぼりして帰っていくルクソーJrを見て、しばらくおとなしくなるかと思う父親の電気スタンド”ルクソー”。
そう思った矢先、ルクソーJrはさっきよりも大きなボールを持ってきてまたまた大はしゃぎ。
トイ・ストーリーの都市伝説
「トイ・ストーリー」はピクサー・アニメーション・スタジオ制作による、ディズニー配給の、1995年11月22日に公開されたコンピューターアニメーション映画です。
世界初のフルCGアニメーションの作品であり、全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げました。
おもちゃをこよなく愛する少年アンディ、そのアンディが大切にしているカウボーイのウッディやスペースレンジャーのバズ・ライトイヤーたちのおもちゃの世界が描かれ、世界中で大ヒット。
「トイ・ストーリー」はシリーズ化しており、1999年11月24日には「トイ・ストーリー2」が、2010年6月18日には「トイ・ストーリー3」が、2019年6月21日は「トイ・ストーリー4」が公開されています。
トイ・ストーリーにも都市伝説が存在します。
それでは、ご覧いただきましょう。
②アンディのお父さんはなぜいない?
ウッディやバズ・ライトイヤーなどおもちゃたちの持ち主のアンディ、アンディのお母さんと妹はトイ・ストーリーシリーズに出演していますが、お父さんが登場することはありませんでした。
そのため、ファンの間では、離婚節や死亡説が広まっていました。
実際のところ、アンディのお父さんは??
ディズニー関連の作品の疑問に答えるYouTubeチャンネル「SuperCarlinBrothers」のインタビュー企画でその全貌が明らかとなったそうです。
アンディのお父さんは、幼少期に急性灰白髄炎というポリオウイルスに罹りますが病気を克服。
大人になり結婚し、長男アンディが生まれます。
しかし、2人目の子、長女モリーがお母さんのお腹にいる頃、お父さんはポストポリオ症候群(ポリオ後遺)で亡くなってしまうのです。
アンディは、「トイ・ストーリー」では10歳、「トイ・ストーリー3」では17歳で、妹のモリーは「トイ・ストーリー3」では10歳なので「トイ・ストーリー」の頃は3歳ということになりますね。
お父さんが亡くなったのはモリーが生まれる前なので、アンディが6~7歳の頃だと推測出来るでしょう。
おもちゃたちの楽しくにぎやかなストーリーの裏に、胸にちょっぴりしみるスパイスがあり、大人の心にも刺さるのかもしれませんね。
③トイ・ストーリー3にブーが登場していた?
「トイストーリー3」に「モンスターズインク」のブーが出演しているのではないかと、ファンの間で噂が広まっているそうです。
それは、アンディのおもちゃたちがサニーサイド保育園に寄付され、段ボール箱の隙間からちょうちょ組の様子を覗いていたシーンに登場するのです。
お顔がブーにそっくりで、成長したブーなのではないかと言われています。
皆さんはどう思いますか?似ているでしょうか??
④トイ・ストーリー4では様々なキャラクターが登場!
前作「トイ・ストーリー3」では、人間不信になっていたイチゴの香りのピンクの熊のぬいぐるみロッツォによって、サニーサイド保育園のおもちゃたちは支配されていました。
おもちゃの牢獄と化したサニーサイド保育園を舞台に、ウッディやバズ、仲間たちの冒険と友情、彼らの持ち主である大学生になったアンディとの別れに全世界が衝撃と感動に包まれました。
それから9年、待望の「トイ・ストーリー4」が2019年に公開されたのです。
おもちゃ達の新たな持ち主、ボニーの手作りおもちゃフォーキーとウッディや仲間たちが、今まで見た事の無い外の世界を大冒険!
そして、「トイ・ストーリー2」で別の持ち主の元へ渡ったボー・ピープが、強くたくましくなった姿で再登場し、ウッディと感動の再会を果たします。
冒険の舞台は、雨の雫、陽の光など、まるで実写のような美しく深みのある映像で表現された、子供部屋から遠く離れた外の世界。
何万点もの家具などが並ぶ、美しくもダークなアンティークショップや、カラフルで夜には照明がきらめくノスタルジックな移動遊園地が、たくさんの人々を魅了します。
引用:Disney公式作品情報
「トイ・ストーリー4」は登場キャラクターも様々です。
- ウッディ…おもちゃのリーダー的存在
- バズ・ライトイヤー…ウッディとの深い絆の相棒
- フォーキー…持ち主の女の子ボニーが作った手作りおもちゃ
- ボー・ピープ…かつての仲間、この物語のキーマン
- ダッキー&バニー…移動遊園地の射的の景品、フワフワの可愛い見た目に反して毒舌
- ギャビー・ギャビー…ボイスボックス内蔵の人形だが、製造不良のため喋れない
- ギグル・マクディンプルズ…ボーの親友、シリーズ史上最小
- デューク・カブーン…バイクスタントマンのおもちゃ
- ジェシー…おてんばなカウガール
- ミスター&ミセスポテトヘッド…とっても仲良しジャガイモ夫婦
- スリンキー・ドッグ…胴体がバネの犬のおもちゃ
- レックス…とっても臆病で心優しいティラノサウルス
- エイリアン(リトル・グリーンメン)…クレーンゲームの景品だった3人組
- ハム…よく喋るブタの貯金箱
- ブルズアイ…人懐っこいウッディのマブダチ
⑤バービー人形は出演拒否していた!?
ピクサーは、「トイ・ストーリー」の制作の際、バービー人形を製造しているマテル社にバービーの出演依頼をしていたそうなんです。
しかし、マテル社は、バービーの出演依頼を断ったそう。
その理由は、バービーというキャラクターが固定されることを恐れたからです。
どういうことか詳しく説明すると、マテル社は、子供たちに想像力を使って自由にバービーのキャラ付けをして遊んでもらうことを望んでいました。
しかし、映画に出てしまっては、映画の中の性格のバービーを知ってしまったら、子供たちの想像力で遊ぶことが無くなってしまうと懸念したのです。
ところが、ピクサーも簡単には諦めません。
粘り強い交渉と、「トイ・ストーリー」の大ヒットによって、「トイ・ストーリー2」から出演してくれることになったのです。
今となっては、欠かせない仲間となっていますよね。
モンスターズ・インクの都市伝説
「モンスターズ・インク」は、2001年に公開されたディズニーとピクサー制作の長編フルCGアニメーション映画です。
見た目も性格も様々なモンスターたちが暮らす世界モンスターワルドで、笑いあり、涙ありの物語が繰り広げられます。
青くて大きいフサフサのサリーと緑色で丸っこくツルっとしたマイクは絆の強い名コンビ、二人は人間の子供を驚かせてその悲鳴からエネルギーを作っている会社「モンスターズ・インク」で働いています。
2人が出会った、迷子の人間の女の子にブーと名付け、人間世界に戻そうと大奮闘するのです。
ドキドキ・ワクワク・ハラハラしながら、笑いと感動が止まらない「モンスターズ・インク」の都市伝説、見てみましょう。
⑥フリーメイソンとの関係
「モンスターズ・インク」には、秘密結社フリーメイソンが深く関わっているという都市伝説があります。
フリーメイソンとは、16~17世紀に自由・平等・友愛・寛容・人道の5つの理念を掲げて発起した、全世界に600万人の会員がいると言われている秘密結社です。
モンスターズ・インク社の一つ目のロゴが、フリーメイソンのロゴと似ているのです。
また、続編の「モンスターズ・ユニバーシティ」についても、一つ目のロゴが登場するのです。
繋がりがあるのかと思うと、なんだか恐ろしく感じてしまいますね。
⑦SARSを暗示していた?
「モンスターズ・インク」に登場する人間の女の子ブー。
ブーは、黒髪に黒い瞳、アジア人の特徴をしていると言っわれているのです。
モンスターの世界では、人間の子供は「ウイルス」を持っていると、モンスターたちは脅威に感じています。
そのため、会社に迷い込んだブーにモンスターたちは怯え右往左往するのですが、恐ろしい形態のお化けたちが、小さな人間の無邪気な女の子を化け物のように怖がる様子がコミカルに描かれています。
しかしこれは、「アジア地域で新型ウイルスによる脅威が発生する。」というメッセージであるとも読み取れるのです。
現実に、映画公開の翌年2002~2003年、アジアを恐怖に陥れたSARSという重症呼吸器症候群ウイルスが流行しました。
これは、予言だったのでしょうか…。
⑧バーコードに表示された悪魔の数字
ネット上を検索していると、下記のような情報の記事をいくつか目にしました。
新約聖書のヨハネ黙示録という予言書の中に「獣」という存在が登場し、その「獣」を表す数字が666であると。
獣は、史上最強最悪の暴君、全世界を地獄へ導く悪魔的存在の人間を表しているのだとされて、「モンスターズ・インク」の終盤で本が出版されるシーンがあるが、その本のバーコードになんと、「666」が読み取れるのだと。
悪魔崇拝をしているフリーメイソンへメッセージを送っているのかも。
という怖ろしい都市伝説について書かれていたのですが…。
実際、本編を見てみると、出版されたのは本ではなく、「Business Shriek」という雑誌でした。
そして、バーコードに「666」は無く、「C7D116L」となっていました。
他に書籍が出版されたシーンもバーコードが出てくる場面もないので、マイクとサリーが表紙を飾った雑誌のことで間違いないと思われますが、「666」の悪魔的数字は見当たりませんでした。
怖い思いしていた方はご安心くださいね。
⑨1枚だけ違うエンディングカード
「モンスターズ・インク」公開の12年後、2013年に「モンスターズ・ユニバーシティ」が公開されました。
物語は、サリーとマイクがモンスターズインク社に入社する前、大学時代を舞台にストーリーが描かれています。
その「モンスターズ・ユニバーシティ」のエンドロールで、登場したモンスターたちがカードで紹介されていきます。
その中の、ハードスクラブル学長のカードが、他のカードと比べて違うのです。
絵のタッチが違う、モンスターズインク社のロゴが違う、、、
ハードスクラブル学長が、モンスター史上最も怖ろしいモンスターであることから、フリーメイソンへの何かしらのメッセージを送っているのでしょうか…。
⑩登場した様々なキャラクター
「モンスターズ・インク」には、様々な隠れキャラが登場するんですよ!!
ブーの部屋に散らかっていたおもちゃの中に、「ファインディング・ニモ」のニモが隠れていたり、「トイ・ストーリー」のジェシーや、「ルクソーJr」に出てくるボールが転がっていたり…
隠れキャラを探しながら映画を見るのも楽しいかもしれませんね。
⑪カーズとトイ・ストーリーには多数のトリビアが!
「カーズ」は、ピクサー・アニメーション・スタジオが制作し、2006年6月9日に公開された長編アニメーション映画です。
第64回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞を受賞しています。
この「カーズ」と「トイ・ストーリー」にはいくつものトリビアがあります。
「カーズの」主人公ライトニング・マックィーンに関する有名なトリビアを2つご紹介します。
ライトニング・マックィーンのボディにある「95」の番号は、「トイ・ストーリー」が公開した1995年から取られているそうです。
また、マックィーンが履いているタイヤ「ライトイヤー」は、バス・ライトイヤーから名付けられたのだとか。
「カーズ」の監督ジョン・ラセター氏が、自身の大ヒット成功を納めた「トイ・ストーリー」にあやかってネーミングしたかもしれませんね。
ファインディング・ニモの都市伝説
「ファインディング・ニモ」は、2003年に公開された、ピクサー・アニメーション・スタジオ制作のアニメーション映画です。
第76回アカデミー賞長編アニメ賞を受賞しています。
物語の舞台は、オーストラリアのグレートバリアリーフ。
主人公の「ニモ」の名前は、「海底2万マイル」のネモ船長の名前から名付けられたそうです。
それでは、「ファインディング・ニモ」の都市伝説、調査していきましょう。
⑫登場したキャラクター
「ファインディング・ニモ」の作中、後半に差し掛かったところで、男の子がお母さんと歯医者さんの待合室で雑誌を読んでいます。
その表紙に描かれているのは、なんとニモの世界ではまだ公開されていない、「ミスターインクレディブル」だったのです。
「ファインディング・ニモ」の公開が2003年、その翌年の2004年に「ミスターインクレディブル」が公開されています。
何気にこっそりと宣伝していたんですね(笑)!
この男の子は、翌年に公開される「ミスターインクレディブル」の記事を、熱心に読んでいたんでしょうか。
⑬ニモは公開前から様々な作品に登場していた!
ニモは、「ファインディング・ニモ」の公開前にも色々な作品に出演していたんです!!
先ほど、映画「モンスターズ・インク」内の隠れキャラでニモをご紹介した通り、ブーが所有しているおもちゃの中に、ニモが隠れているんです。
それだけではなく、「トイストーリー3」にも、ニモは登場しています。
リバーサイド保育園に寄付されたおもちゃ箱に貼られたステッカーもニモでした。
「ファインディング・ニモ」の公開後も、色々なところに出演しているのですよ。
2017年に公開されたピクサー・アニメーション・スタジオ制作の映画「リメンバーミー」の中にも、ニモは登場しています。
ニモは、引っ張りダコで大忙しですね、サカナですが(笑)。
⑭ピクサー映画は全て同じ世界の物語!?
ピクサー映画は、全て同じ世界での物語で、キャラクター同士が繋がっていると言われているんです。
ピクサーが「イースター・エッグ」でピクサー映画の世界が繋がっていることを証明する動画を公開しています。
イースター・エッグは復活祭の日に用意された卵や卵をモチーフにしたお菓子で、子どもたちが隠された卵を探し出す遊びをするのですが、それに転じて隠しメッセージを意味するものです。
この動画では、17本の映画の世界が繋がっていることが分かります。
「ファインディング・ドリー」→「インサイド・ヘッド」→「アーロと少年」→「モンスターズ・ユニバーシティ」→「メリダとおそろしの森」→「カーズ2」→「トイストーリー3」→「カールじいさんと空飛ぶ家」→「レミーのおいしいレストラン」→「ウォーリー」→もう一度「レミーのおいしいレストラン」→
「カーズ」→「Mr.インクレディブル」→「ファインディング・ニモ」→「モンスターズ・インク」→「トイストーリー2」→「バグズ・ライフ」→「トイストーリー」と、17本の作品が繋がっていることが分かります。
さすが!!粋なことしてくれますよね。
【徹底解説】ディズニーにまつわる都市伝説137選!パークの裏側や映画の制作秘話も!についてのまとめ
ディズニーにまつわる都市伝説137選、いかがでしたか??ここまで、読んでいただきありがとうございました。
ディズニーは長い長い歴史があり、パークの裏側や映画の制作秘話など、それはそれは奥が深いものばかりでしたね。
いくつもの時代を超えてきたディズニーには、その時代その時代の流れで、人種差別や性差別など、色濃く出てしまう作品もあり批判を受けたりもしました。
しかし、ウォルト・ディズニーの根本にあるものは、人を幸せにしたいということ。
夢の国を作り、子供も大人も関係なく楽しんでもらうという意志が、ウォルトが亡くなった数十年後の今もなお、パークで働くキャスト、映画を制作するスタッフ、ディズニーに関わる全ての働き人がこの思いを引き継いでいるのでしょう。
これを読んでくださったあなたが、ディズニーリゾートやディズニー映画を、今までより一層楽しんでいただけたら幸せです。