「デブ」を借りれるサービスとして話題の「DEBUcari（デブカリ）」をご存知でしょうか？
従来のレンタルサービスとは一風変わった、とても興味の湧くサービスですよね。
当編集部では今回、話題のサービスである「DEBUcari（デブカリ）」を提供している株式会社Mr.Bliss代表取締役のマイコー様に取材の依頼をしたところ、快諾していただきました。
マイコー社長のお考えやサービスに対する想いが語られていますので、ぜひご覧ください！
デブを貸し出すサービス「DEBUcari（デブカリ）」とは？
「DEBUcari（デブカリ）」とは？
「DEBUcari（デブカリ）」は100kg以上の太った人をレンタルできるという、とてもユニークなサービスです。
美味しいお店を教えて欲しい、パーティーに参加して欲しい、犬の面倒を見て欲しいなど、様々な理由でレンタルを依頼することができます。
また個人だけでなく、エキストラやモデルとしての撮影など、法人向けのレンタルもおこなっています。
運営会社
「DEBUcari（デブカリ）」は株式会社Mr.Blissが運営しています。
株式会社Mr.Blissは「QZILLA by Mr.Bliss」というサイトで大きいサイズのメンズ服の販売
2018年にTVで放映されたことがきっかけで、「試着はできますか？」と多くのご要望を頂いたことから、現在は大阪に完全予約制の試着室・ショールームが用意されています。
QZILLA by Mr.Bliss 公式サイト：https://qzilla.jp/
DEBUcari（デブカリ）公式サイト：https://www.debucari.com/
マイコー社長特別インタビュー！
今回は株式会社Mr.Bliss代表取締役のマイコー様にご協力をいただき、会社設立の経緯やサービスに対する想いをお聞きしました！
マイコー社長について
ご経歴
マイコー社長は、２０代の頃WEBデザイナーとして務めていました。
その後、この技術を使って大きなお金を動かしたいという思いから、レディースファッションのECサイト運営に携わります。
しかし、ファッション業界は個性が失われているのではないかと感じるとように。
ファッション業界で出会った「デブ会合」に参加した際、デブ達の服がダサいことに気づきます。
デブたちに「マイコー、服ないねん！作ってくれ！」と言われマイコー社長は「今までのノウハウを使って改革をしよう！」と決断をし、会社を設立しました。
なぜ「『人とは違う』は褒め言葉」「個性を活かしたい」と思うようになったのか？
元々マイコー社長は、「全てのものに疑いをかけるような性格」で、他の人とは違う考えをお持ちだったそうです。
「僕は体型もそうですけど、考え方も全てにおいて個性と思っていて、それぞれに魅力があるなあと思っています。」とおっしゃっていました。
とても素敵なお考えですよね。
デブカリについて
なぜ登録しているデブから手数料を取らないのか
デブカリは登録しているデブから手数料を一切取っておらず、レンタル料は全てデブの取り分としています。
理由は、「個人間同士において企業が入るのは面白くないから」とのこと。
マイコー社長ご自身、個人が盛り上げて作り上げたフィールドに企業が入りメチャメチャになってしまったケースを多く見てきたそうです。
では肝心の利益は？というと、モデルや映画の出演など、法人利用の際にお金をいただいているとのこと。
もちろん出演したデブからではなく、法人様からのお金です。
デブがのびのびと働ける環境を目指しているそうです。
マイコー社長が求める「デブ」とは？
マイコー社長は
・デブをマイナスイメージとして捉えない人
・デブとしてのパフォーマンスが上手な人
・コミュニケーション能力が高い人
・デブって言われてイラッとしない人
を求めています。
実際にデブカリ登録時の審査において、不採用にするケースも多くあるそう。
利益を考えたサービスではないからこそ、こだわりを持って採用をしているのですね。
また、マイコー社長は「デブっていう言葉をポジティブワードに変えれば、デブに対する悪口がなくなる。」とおっしゃっていました。
「デブカリ」とサービス名にしてしまえば、法人でもテレビでもデブという言葉を言わなければいけなくなりますよね。
これは、デブという言葉をポジティブにするための、マイコー社長の狙いだったんです！（笑）
会社の雰囲気
会社内では、「眠たくなったら寝てOK」「私語はどんどんしてほしい」とのこと。
マイコー社長は、「大変なことはあるけど楽しいことに時間を使ってほしい。いずれは楽しいことばっかりやっていけるようにしたい。」とおっしゃっていました。
気になる社員さんの体型は？というと
「デブとガリが混在している」のだそうです！
最後に一言！
マイコー社長は会社全体として、デブのみんなのライフスタイルが良くなるような場「デブーズエンターテイメント」（ジャニーズをイメージ）の提供を目指しています。
また、「うちの服は他のデブのブランドとは全然違うよ！」とおっしゃっていました。
QZILLA by Mr.Blissでは、あえてガリが提案するデブの服なので機能性や楽さ重視ではなく、かっこよさを重視しているんです！
「DEBUcari（デブカリ）」特別インタビューについて
今回は株式会社Mr.Bliss代表取締役のマイコー様へのインタビュー記事をお届けしました。
マイコー社長のお考えやサービスへの想いがよく理解できましたね。
いきなりのインタビュー依頼に対しても快諾し、丁寧に対応してくださったマイコー社長、大変ありがとうございました。
みなさんも「DEBUcari（デブカリ）」、QZILLA by Mr.Blissを一度利用してみてはいかがでしょうか！
