宝塚96期生イジメ事件の鈴木郁子の現在は?イジメの詳細や主犯など徹底調査!

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華やかなイメージが強い宝塚歌劇団ですが、その裏では壮絶なイジメがあった事が報告されています。

特に96期生の鈴木郁子さんが巻き込まれた事件は、裁判沙汰になる程の内容でした。

今回は宝塚96期生イジメ事件について、その内容や鈴木郁子さんの現在などを解説します。

宝塚96期生イジメ事件・鈴木郁子の現在は?

宝塚96期生イジメ事件は、2008年から2009年にかけて行われていました。

当時の鈴木郁子さんは宝塚音楽学校の生徒でしたが、同級生や教師から濡れ衣を着せられて退学処分となり、この処遇を巡って裁判所に訴える事態になりました。

鈴木郁子さんはその後どうなったのか、現在の状況についても見てみましょう。

宝塚での騒動後はAV出演!

宝塚音楽学校を退学後、鈴木郁子さんはAV女優になったという噂があります。

2013年12月2日、大手AVメーカーのソフトオンデマンドが「高塚れな」という新人AV女優のデビューを発表しました。

業界関係者によると、高塚れなは宝塚音楽学校の出身であり、イジメ事件の被害者だというので、鈴木郁子さんの芸名ではないかと噂になりました。

ただし確証がなく、ソフトオンデマンド側もノーコメントなので、2人は別人である可能性が考えられます。

鈴木郁子は結婚した?

鈴木郁子さんが現在、結婚しているかどうかは定かではありません

引退後は一般人に戻った事もあり、結婚に関する報道はされていないようです。

まだ結婚していない可能性もありますが、結婚を機に引退した事も充分に考えられるので、何とも言えない状況です。

現在の鈴木郁子は芸能活動をしていない?

2016年に鈴木郁子さんは「秋葉あかね」という芸名でデビューし、セクシー女優として活動します。

そのためAV女優・高塚れなとしての話は、デマである事が明らかになりました。

鈴木郁子さんのデビューを最初に報じた『女性セブン』では、出演を決めたのは何か表舞台に立つきっかけが欲しかったからだと言われています。

しかし、2023年現在も何か表立った活動をしている訳ではないようです。

引退後は何をしているのかについても情報がなく、芸能活動についても形跡がありません。

宝塚96期生イジメ事件・鈴木郁子が受けた被害とは?

続いては宝塚96期生イジメ事件の内容について解説します。

この事件は、「清く正しく美しく」をモットーとする宝塚の劇団員やそのファンにも大きな衝撃を与えました。

鈴木郁子さんがどれだけひどい目に遭ってきたのか、詳しく見ていきましょう。

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ①:事の発端

事の発端は、鈴木郁子さんの宝塚音楽学校入学にまでさかのぼります。

2008年4月に96期生として入学し、寮生活がスタートしますが、それからすぐに生徒の私物や現金がなくなる事件が続出します。

この時になくなったのは、ドライヤーやデジカメなどの生活用品に加え、学食の食券や夏物の制服など学校の備品も含まれていました。

学校側は被害届を生徒に提出させ、調査を続けるうちにある事がきっかけで鈴木郁子さんに容疑がかけられます。

2008年6月15日、鈴木郁子さんの使っているドライヤーを見た生徒が「これは自分のものだ」と主張したため、鈴木郁子さんの自室が捜索されます。

そして部屋の中から紛失物がいくつか見つかり、鈴木郁子さんが犯人扱いされるようになりました。

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ②:窃盗犯扱い

鈴木郁子さんへの容疑が決定的になったのは、一部の96期生による目撃情報です。

入学当初から鈴木郁子さんはコンビニで万引きを繰り返したり、教養の備品を盗んだりしているという悪い噂が流れていました。

そして6月15日、鈴木郁子さんの自室が捜索され、なくなっていた備品のいくつかが見つかった事で容疑は決定的になってしまいます。

取り調べは深夜まで続き、鈴木郁子さんは疲労困憊のあまり、つい容疑を認めてしまったそうです。

そのまま窃盗犯扱いされ、1人部屋に隔離されて照明や鍵をかける事も許されないなど、独房行きのような立場となりました。

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ③:イジメはエスカレート

これで沈静化するはずもなく、イジメは更にエスカレートしていきます。

8月21日、原爆で亡くなった宝塚の先輩の法要に参加しますが、夏休み明けにその事で他の生徒から難癖をつけられ、「死ねばいいのに」「私の視界に入るな」と罵声を浴びせられました。

その後も部屋割りで同室になるのを嫌がられたり、洗濯機の使用を禁止されたりと、明らかなイジメを受けます。

そして9月に入ると、鈴木郁子さんを最悪の事態が襲いました。

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ④:退学処分

9月17日、生徒達が「コンビニで鈴木郁子さんが万引きしているのを見た」と学校側に告発し、すぐさま本人は聴取を受けます。

しかし、「防犯カメラを見てください」という鈴木郁子さんの訴えに耳を貸さず、「見ててイライラする」「本当にやってないならそう言えるんじゃないの」と一方的に責め立てます。

10月に入ると、偶然拾った客の財布や同期生の携帯電話を自室に持ち帰り、後日行われた別の生徒による捜索でバレてしまいます。

財布はまた盗んだと言われるのが怖くて言い出せず、携帯電話は「中身を見たらイジメ計画の内容もわかるかもしれない」との考えから、部屋に持ち帰ったとの事です。

そして11月、これらの行為が原因で鈴木郁子さんは自宅に強制送還させられ、宝塚音楽学校を退学させられてしまいました

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ⑤:学校を提訴

その後も学校側は鈴木郁子さんに執拗な脅しをかけ、11月22日に退学通知を送り付けます。

これを不当だと感じた鈴木郁子さんは、宝塚音楽学校から生徒の地位を確保するための仮処分申請を神戸地裁に申請しました。

2009年1月6日には神戸地裁が鈴木郁子さんの申し立てを認め、学校側に仮処分命令が出されますが、それから間もなく二度目の退学通知が送り付けられます。

それでも鈴木郁子さんは諦めず、2009年11月1日に退学処分の取り消しと慰謝料1000万円を求める訴訟を起こします。

両者による睨み合いは続きますが、2009年末に大きな変化が訪れました。

宝塚96期生・鈴木郁子が受けたイジメ⑥:和解

2009年12月、ある宝塚生徒のブログがネットに流出し、それにより鈴木郁子さんの受けたイジメが事実だと証明されました。

この生徒は鈴木郁子さんの同期生であり、退学処分を受けた後に98期生として復帰しますが、ブログ流出の一件もあって卒業後に入団しなかったようです。

このブログ流出がきっかけで風向きが変わり、鈴木郁子さんに味方する生徒も現れます

2010年3月から4月にかけて行われた、退学処分を巡る裁判では96期生の13人が証人として出廷し、事件当時の証言が行われます。

その結果、鈴木郁子さんを今後宝塚に入団させない代わりに退学処分を取り消すという形で調停(和解)が結ばれ、2010年3月10日付での卒業資格が送られました。

鈴木郁子さんの主張がほぼ認定されたという意味では、事実上の完全勝訴と言える内容でした。

宝塚96期生イジメ事件・主犯は誰?

イジメ事件の主犯についても注目が高まっています。

実名での公表はできませんが、96期生の中からイジメの主犯とされる人物が何人か現れています

彼女達の全員が加害者なのかどうか、詳しく紹介していきましょう。

宝塚96期生イジメ事件主犯①:鈴木郁子の寮室に出入りした生徒

イジメ事件の中心人物と噂されているのは、96期生の一番委員を務めたY.Kさんです。

Y.Kさんは鈴木郁子さんと同室ですが、他の委員や仲のいい生徒をしょっちゅう自室に泊まらせていたそうです。

その際に鈴木郁子さんを追い出した事がイジメ事件の発端になったと言われています。

窃盗疑惑にも一番委員の立場から率先して関わっていたので、Y.Kさんを犯人と決めつける者もいますが、確たる証拠はありません。

宝塚96期生イジメ事件主犯②:万引きや窃盗の証言をした生徒

学校に鈴木郁子さんの万引きや窃盗を告発した生徒もおり、彼女達もイジメの加害者である可能性が高いです。

特に有力なのはH.Mさんであり、流出した宝塚生徒のブログに映っているのが確認されました。

その画像でH.Mさんはビンタされる役を演じており、それが鈴木郁子さんへのイジメを再現したものだと噂になりました。

もし本当にイジメの再現だとするなら、悪質なものだと言わざるを得ず、H.Mさんも加害者として名前を挙げられる事になります。

また加害者とは言い切れませんが、Z.Sさんもイジメを告発する内容のブログを投稿していた事から、現場に居合わせた者の1人ではないかと言われています。

鈴木郁子さんと同じく、96期生として宝塚に入団したY.Aさんもわずか4年で退団しており、その原因もイジメである可能性が高いようです。

もはや96期生イジメ事件は単なる生徒間のトラブルとして片付けられないでしょう。

宝塚96期生全員が加害者?

鈴木郁子さんが孤立無援の状況だった事から、96期生全員がイジメの加害者ではないかという意見もあります。

ただし2010年3月の裁判では数人の96期生が証人として立った事から、途中で改心するきっかけがあったのかもしれません。

そのため全員が加害者とは断言できないでしょう。

宝塚イジメ事件の被害者、96期生鈴木郁子の現在は?

鈴木郁子さんが巻き込まれた宝塚96期生イジメ事件について、事件の詳細や裁判の判決、その後の様子を紹介しました。

裁判は鈴木郁子さんの主張が認定され、学校側との和解も果たすという形で幕を閉じました。

鈴木郁子さんは現在、全ての芸能活動から引退した状態にあります。

事件のトラウマはぬぐい切れないでしょうが、平和に暮らしている事を祈るばかりです。