2010年に韓国で放送されたドラマ「トンイ」。
日本では2013年に地上波で放送され、現在でも動画配信サービスで上位をキープするなど人気の高いドラマです。
そんな人気ドラマ「トンイ」ですが、出演した女優が亡くなったという噂があるようです。
今回はトンイ女優死亡の真相と死因について調査しました!
トンイ出演の韓国女優が死亡した?
トンイ出演の女優が「死亡している」とは本当なのでしょうか?
結論から言うと「トンイ」出演女優が亡くなった事実はありません。
なぜこのような噂が出回ったのでしょうか?
どうやら、出演キャストと”あること”が似た女優が亡くなっていたようです。
亡くなったのはソン・ユジョン
実は亡くなったのは1994年生まれの「ソン・ユジョン」という女優。
ソン・ユジョンは173cmで抜群のスタイルを活かしてモデルとして芸能界デビューしました。
19歳のときに子役として2013年放送のドラマ「黄金の虹」に出演、女優としての活動がスタートしています。
ボーイズグループiKONのMVにも出演しており、今後の活躍が期待された女優のひとりです。
しかし、「トンイ」には出演していません。
ソン・ユジョンの死因は自殺?
2021年1月23日にソン・ユジョンが死去したと所属事務所から発表されています。
26歳という若さでした。
2019年には当時の所属事務所に移籍し、これからの活躍が期待されていたため、世間に大きな衝撃を与えました。
ソン・ユジョンの知人が「極端な選択をしてしまった」「活躍できなくて悩んでいた」などコメントしています。
死因などの詳細は発表されていませんが自殺ではないかと推測されているようです。
ユン・ソジュンの出演ドラマは?一覧で調査
ソン・ユジョンが出演したドラマは「黄金の虹」「願いを言ってみて」「恋するレモネード(学校2017)」「私の名前へ」の4本です。
出演本数は少ないながらも話題になった作品に出演しており、ソン・ユジョンの知名度アップへも繋がりました。
モデルとしてデビューしたソン・ユジョンですが、演技力にも定評がありました。
2013年の「黄金の虹」は家族や7人の孤児の絆を軸に、愛と親世代から続く因縁とその復讐劇が繰り広げられるドラマです。
ソン・ユジョンは7人目の養子として迎えられる孤児、キム・チョノン役(子役)で出演しました。
このキャラクターはかなり複雑な事情があり、のちのちの展開の鍵を握る人物いう難しい役どころでした。
2019年「私の名前へ」は運命の人の名前が体に刻まれるというファンタジー恋愛ドラマ。
ソン・ユジョンは主人公のチョン・ジウ役で、名前が体に刻まれてから、その運命の相手を探し続ける等身大の女の子を演じています。
ボーイッシュな雰囲気がかわいいと好評でした!
トンイに出演していたのはキム・ユジョン
それでは、なぜ「トンイ女優が死亡?」という噂があるのでしょうか。
実はトンイには1999年生まれのキム・ユジョンという人気子役(当時11歳)が出演していました。
デビュー当時から高い演技力で注目を集めていたキム・ユジョン。
ドラマ「トンイ」では主人公トンイの幼少期を演じ、鬼気迫る表情やコミカルな演技など才能を十分に発揮し、さらに人気が出ました!
成長してさらに演技に磨きがかかったキム・ユジョンは、現在も人気が高い女優であり、数多くのドラマや映画、舞台に出演しています。
ここまで読んでいただいた方はお気づきかもしれません。
ソン・ユジョンとキム・ユジョンは名前が似ていたことで、ソン・ユジョン逝去時に「キム・ユジョンが亡くなった!?」「トンイ女優が死亡?」という勘違いが起こってしまったようです!
左からソン・ユジョン、キム・ユジョン、オ・ジェム
さらに、この2人は2013年放送のドラマ「黄金の虹」で子役として共演していました。
そんな事情から「トンイ 女優 死亡」で検索されてしまい、現在でも噂が消えないようです!
トンイに出演者の中で亡くなった女優・俳優は?
ちまたで多く語られている「トンイ女優の死亡説」は名前が似ているための勘違いでした!
ほかにトンイに出演していた女優・俳優が死亡していた事実はあるのでしょうか?
キャストの現在を調査しました。
シン・グク(俳優)
イ・ビョンフン監督が手掛けた宮廷ドラマシリーズ「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」、そして「トンイ」のすべてに出演していたベテラン俳優のシン・グク。
2020年8月29日に逝去しています。
たくさんのドラマやに出演していましたが、時代劇に出ている印象が特に強いのではないでしょうか?
韓国の時代劇ドラマは、日本でも地上波で放送されていたこともありファンも多く「この俳優さんは安定感ある」とネット上で多数コメントされています。
人気があった俳優だけに、シン・グクの逝去の報道後には惜しむ声がSNS上で多数上がりました。
死因は持病
シン・グクは亡くなる4、5年前から「ルー・ゲーリック病(ALS)」のため闘病していたようです。
筋萎縮性側索硬化症とも言われる難病で、全身の筋肉の萎縮が進行していく病気です。
100年以上前に発見された病気でありながら、薬剤が効かず治療法が確立されていません。
この病気は肺炎などの感染症も起こしやすく、シン・グクは肺炎が再発してしまい亡くなったとのことです。
パク・ハソン演じるイニョン王妃は死ぬ?
パク・ハソンが演じたイニョン王妃は、王の側室となる主人公のトンイを気遣う優しい王妃。
演じたパク・ハソンの美貌も相まって好印象なキャラクターのひとりといわれています。
そんな人気の高かったキャラクターであるイニョン王妃は物語の後半、持病の心臓病のため死去しています。
これに対し、たくさんのファンや視聴者から「亡くならないで!」「残念」とする声が多数上がりました。
パク・ハソンは1987年生まれの35歳(2024年現在)、トンイ出演後もドラマや映画に出演しています!
トンイ主演のハン・ヒョジュの弟のせいで大炎上?
トンイで主演を務めた1987年生まれの女優ハン・ヒョジュ。
優しい性格と透明感が魅力的で「嫁として連れてきてほしい女優」と言われています。
2005年の18歳のときにドラマデビューを果たして以来、人気女優まっしぐらの彼女ですが、実は弟の起こした事件で一時期大炎上してしまったようです!
何が起こったのでしょうか。
弟が一等兵をいじめて自殺に追い込んだ?
軍隊といえば規律や上下関係が厳しいとされますが、韓国の軍隊は兵役に行った若者が「帰りたい」「二度と行きたくない」と口を揃えて言うほどの場所だそうです。
2013年、空軍に所属していたハン・ヒョジュの弟が部下である一等兵をいじめ、自殺に追い込んだと報道されました。
ハン・ヒョジュの弟はその一等兵に対し、不当な扱いや体罰のようなことをしていたとされます。
この問題は「キム一等兵事件」と呼ばれ、韓国内でも大きな問題となったようです。
事務所が隠ぺいしイメージダウンに
この事件が報道された次の日、ハン・ヒョジュの印象を上げるのための記事を事務所が出し、ハン・ヒョジュの弟が加害者であるという報道を埋もれさせようと画策しました。
所属事務所はBHエンターテイナーです。
それがかえって悪い結果となり、ネット上では辛辣なコメントが集まり、ハン・ヒョジュのイメージダウンに繋がりました。
女優活動自体に影響が出たことで、それ以降、テレビドラマ出演を控え、活動の場を「映画」へ移したようです。
しかし、映画でも実力を発揮し数々の賞を受賞、日本のドラマや映画にも出演するなど活躍していたハン・ヒョジュは、現在もスター女優として人気を保っています。
今後の活躍にも目が離せません!
トンイの女優死去の噂はデマ!死亡したキャストはいる
トンイの女優が死去していたという事実はありませんでした。
2021年に26歳で逝去した女優のソン・ユジョンは、トンイの幼少期を演じたキム・ユジョンと過去に共演していることや、名前が似ていることにより「トンイ女優死亡」と噂されたようです。
今回解説した女優・俳優が出演しているドラマはどれも人気の作品で、動画配信サービスなどでも手軽に見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!