韓国の俳優チェジョンヒョプは日本でも高い人気を誇りますが、ある病気を患っていたのはご存知でしょうか?
その病気とは「てんかん」であり、一時的に意識がなくなる危険性のある恐ろしい病気です。
韓国では成人後の男性に兵役が義務付けられていますが、チェジョンヒョプはてんかんにかかった事で兵役を免除されたという噂があります。
いつ発病したのか、現在の病状は落ち着いているのかなど、チェジョンヒョプの容態を心配する声は多いです。
そこでチェジョンヒョプのてんかんについて、感染した時期や現在の病状などを詳しく紹介します。
チェジョンヒョプの兵役免除の理由は病気?持病を告白した理由は?
チェジョンヒョプは2014年にモデルとして芸能界デビューしますが、それ以前からてんかんの闘病生活を送っていました。
現在も闘病生活を続けており、治療のために抗てんかん薬をよく飲んでいるそうです。
また過去に兵役を免除された事があり、その原因はてんかんだと言われています。
てんかんにかかった事は自ら公表しており、それには入隊時期に関する人々の高い関心など、大きな理由が絡んでいました。
ここではチェヒョンジョプが兵役免除された理由や、てんかんを公表した理由について紹介します。
チェジョンヒョプの兵役免除の理由はてんかん?
2023年1月17日、チェジョンヒョプはドラマ『社長をスマホから救い出せ!』の放送終了記念インタビューを行いました。
その時に記者から入隊時期に関する質問を受け、「てんかんの闘病中に5級戦時勤労役(現在は免除)の判定を受けた」と答えました。
戦時勤労役とは現役や補充役の服務はできない代わりに、戦時労働招集による軍事支援勤務はカバーできると判断された者の事です。
つまり前線には立たなかったものの、てんかんに苦しみながらもチェジョンヒョプは兵役を全うした事になります。
ファンとしては兵役期間中の姿がなかなか見られない事もあり、気になっていたという声も多かったでしょう。
チェジョンの持病・てんかんとは?
チェジョンヒョプも発症したてんかんとは、年齢や性別に関係なく感染する脳の病気です。
脳の神経細胞(ニューロン)に突然発生する電気的な興奮により発作が繰り返され、様々な臨床症状や検査での異常も伴う事から「脳の慢性疾患」とも呼ばれています。
原因は様々ですが、大きく分けて「突発性てんかん」と「症候性てんかん」の2つに分けられます。
チェジョンヒョプが感染したと考えられるのは突発性てんかんの方で、検査しても異常が見つからない事が多いげんい
生涯を通じて1回でも発作を経験するのは人口の約10%、そのうちてんかんと診断されるのは約1%とされています。
てんかんの発祥は乳幼児期から老年期まで幅広く見られ、小児てんかんだと成人前に完治するケースもありますが、成人後も治療を継続する場合がほとんどです。
チェジョンヒョプがてんかんになったのはいつ?症状は?
チェジョンヒョプはインタビューにて、「高校生の時に初めて倒れててんかん発作が起きた」と答えています。
当時のチェジョンヒョプは南アフリカ共和国に留学していましたが、そこで初めて倒れた後も泡を吹いて倒れる症状が続いたそうです。
2018年にてんかんの診断を受け、現在まで抗てんかん薬の投与を続けています。
最初に兵役検査を受けた時はまだてんかんの診断を受ける前で、4級判定だったので兵役の義務が課せられました。
その後体調が良くなったら入隊する予定でしたが、2018年のてんかん診断で兵役5級と判定され、兵役免除になりました。
現在の症状は落ち着いていますが、苦しい様子を顔に全く出さずにいられる辺りはさすがプロフェッショナルと言えるでしょう!
チェジョンヒョプがてんかんを告白した理由は?
チェジョンヒョプはてんかんの公表について、2つの理由を根拠として挙げています。
1つは韓国の入隊時期に関する人々の高い関心、もう1つは虚偽のてんかん診断を理由に兵役逃れの疑いをかけられた歌手がいた件です。
韓国では原則28歳までに入隊する事が定められているので、当時30歳のチェヒョンジョプがてんかん診断を詐称していたら、てんかん患者として不利になります。
これを「てんかん詐欺」と言い、ブローカーによる加担から組織的な犯罪として横行しているため、自分から詳しく説明する必要があったと考えられます。
既に韓国てんかん協会から請願書が発表されるなど、社会問題として扱いが大きくなっています。
正直に打ち明けた事に加え、持病を抱えながらも入隊を希望した事には、ネットでも称賛の声が相次ぎました。
チェジョンヒョプの現在の病状は?
チェジョンヒョプは現在もてんかんの治療を受け続けています。
てんかんは完治させるのが難しい病気なので、症状を抑えて日常生活を問題なく送れる状態を維持する必要があります。
この状態を「寛解」と言い、おそらくチェジョンヒョプの治療は一生続くでしょう。
ただし、寛解を維持できても無理をすれば症状が悪化するので、油断は禁物です。
疲労や睡眠不足も発作を招きやすいので、チェジョンヒョプは体調面を考慮したスケジュールで撮影に臨んでいると考えられます。
日本と韓国の往復でもストレスが溜まりやすいので、「無理せずに活動を続けて欲しい」と望む声も多いです。
チェジョンヒョプの病状は?薬を服用中?
チェジョンヒョプは現在、抗てんかん薬を服用しながら治療を続けています。
てんかんになったのは睡眠不足、ストレスや疲労の蓄積など様々な原因が重なり、引き起こされたためだと考えられます。
高校時代からモデルとして活動し、海外留学もしていたのでストレスが溜まるのも無理ないでしょう。
とはいえ日本で俳優業を継続できている事から、現在の体調はかなり安定しているようです。
チェジョンヒョプの持病は今後の活動に影響する?
チェジョンヒョプはてんかんの公表後も俳優業を続けており、近年では日本のドラマにも出演しています。
『Eye love you』という2024年1月から放送されているドラマで、役柄は二階堂ふみさん演じるヒロインの相手役です。
抗てんかん薬による治療は現在も欠かしていないので、病状が悪化しない限りは俳優活動を続けていくでしょう。
『Eye love you』への出演がきっかけで日本での知名度も上がったので、今後は日本のドラマにも積極的に出演するかもしれません!
チェジョンヒョプが兵役免除になった理由はてんかん?抗てんかん薬を投与しながら俳優業も継続中!
チェジョンヒョプがてんかんに感染した時期や現在の病状について詳しく紹介しました。
てんかんにかかったのは高校生の時で、一時期は泡を吹いて倒れる事態が頻発するなど、かなり深刻な状態だったようです。
これが原因で兵役を免除された事もあり、抗てんかん薬の投与による治療を続けていると、2023年1月のインタビューで明らかにしています。
現在は俳優として日本のドラマにも出演しており、日本での知名度も着実に伸ばしつつあります。
チェジョンヒョプの更なる活躍に期待しながら、今後も応援していきましょう!